興味津々丸

日々の暮らしをそのまんま日記を書くように綴ります。

「イムジン河」

2007-12-08 11:14:44 | 音楽
2007年12月8日(土)  歯ブラシの交換日  
               ビートルズのジョン・レノンが熱狂的なファンに
               ピストルで撃たれて死亡した日

久し振りでギターを引っ張り出して、弾いてみた。
弦を張りっぱなしにしていたが、意外に音がくるっていなかった。
チューニングは簡単に終わった。

なぜか、「イムジン河」が歌いたくて、ギターを弾いて、歌ってみた。
本当に、いい歌だな~。
メロディーはきれいだし、歌詞もいい。情景が浮かぶようです。
コード進行やアルペジョーも簡単です。

道を歩きながらも時々無意識に口ずさんでいることがあります。
初めて聴いたとき、強烈な印象だったので、頭に突き刺さっているんでしょうね。

私が、この曲をはじめて聴いたのは、
1968年にザ・フォーク・クルセダーズが歌った、
日本語詩のついた『イムジン河』でした。

臨津江(リムジン江)で分断された朝鮮半島についての曲であり、
主人公は臨津江を渡って南に飛んでゆく鳥を見ながら、
なぜ南の故郷へ帰れないのか、
誰が祖国を分断したのかを鳥に問いかけ、
故郷への想いを募らせる内容です。

この曲は、レコード会社の政治的配慮から、発売後、間もなく
発売中止、放送も自粛を迫られました。

発売自粛の理由
この曲はもともと朝鮮民主主義人民共和国では有名な曲で、
松山やメンバーらの考えていたような民謡ではなく、
高宗漢の作曲、朴世泳の作詞によるものであった。
オリジナルの曲では、主人公は臨津江を渡って南に飛んでゆく鳥を見ながら、
一番では臨津江の流れに対し、なぜ南の故郷へ帰れないのかを嘆き、
二番では臨津江の流れに対し、荒れ果てた「南」の地へ花の咲く「北」の様子を
伝えてほしいと思いを託す内容である。
松山の歌詞では、北の幸せさに対し南を哀れむもともとの二番の歌詞は、
分断に対する疑問を訴える歌詞に変わっており、まったく違う物となっている。
松山の歌詞には、オリジナルにはない三番がある。

東芝音楽工業に対し朝鮮総連は、これが朝鮮民主主義人民共和国の歌であることと
作詞作曲者名を明記すること、原詩に忠実に訳すことを求めていた。
後者に関しては、洋楽の日本語訳詞でも原詩と完全に一致する訳で無い物も
多かったためあまり問題ではなかったものの、
レコード会社は国交のない朝鮮民主主義人民共和国の名を出すことを躊躇し、
大韓民国も朝鮮民主主義人民共和国の曲が日本国内でヒットすることを
望まなかったためレコード会社に圧力をかけ、結果発売自粛となったようである。
また、東芝音楽工業の親会社の東芝が大韓民国内での家電製品のシェア拡大に
悪影響を及ぼすことを恐れたため圧力をかけたという説もある。(Wikipedia)

レコードを買っていなかったので、その後しばらくは、聴く事はありませんでした。
幸いなことに、歌詞と楽譜が載っている、歌の本を持っていたので、
ギターを弾きながら、歌うことは出来ました。
聴くことが出来ないので、歌うしかありませんでした。
そう言う訳で、この曲が、私の愛唱歌の一曲になりました。

2002年以降、解禁になり、今ではいろんな人がリリースして、
いろんな所で歌われているようです。

国境と時代を超えた、素晴らしい歌です。
ブログを書きながら、熱くなってきました。

今は、ネットで、ザ・フォーク・クルセダーズが
この曲を歌っている当時の動画も見ることが出来ます。

加藤和彦・はしだのりひこ・北山修の3人も当時大学生、若かったですね~。

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