生涯学習課（吉良町）主催「父と子の音楽の集い」

写真上のコンサートタイトルの看板がいい！

この写真ではわからないが、

「父」の字の左右に大きな手形、
「子」の両側小さな手形が押してあった。

緑色の手形！

会場に入りステージを見上げ、ボクは思わず言った。

「この手形、いいね～！
　手形を押しているときの、お父さんと子どもさんの笑顔が見えるよ～！」

主催の吉良町生涯学習課のI氏の制作だという。

I氏をはじめ、吉良町のスタッフの方々は、
みなさん、とても一生懸命にコンサートを作ってくださった。

町民を思い、子どもたちの将来を思う気持ちが溢れていた。

だから、開場にはとてもあたたかい空気があった。

幸せなコンサートだった。

　　　　　　＊　　　　　　　　＊

もう一つ、嬉しかったこと・・・・・・・。

2月3日のブログで紹介させていただいた、
ご夫婦がきてくださった。

開演前に、楽屋前の廊下で奥様と「アメージング・グレース」を
いっしょに演奏した。

旦那様は、寝てピアニカを吹かれる奥様の体から、
ずり落ちそうになっている楽器を、
ずっと支えていらっしゃった。

「いっしょに吹きましょうよ！ボクは伴奏します。
　いつも何調で弾いているのですか？」

「何調かはわからないのですが、最初にソから始め、2回目はレから始めます」

「わかりました～！では、いつも吹いていらっしゃるように・・・・・
　いきましょう！」


奥様の吹かれる音のひとつひとつが、
心にしみ入ってくる。

その場にいる人の心と心を、音がつなぐ・・・・。

音楽って素晴らしい！