マサさんの「つれづれ日記」

松田昌のエレクトーン、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)よもやま話

常葉学園短期大学

2006年06月30日 21時36分07秒 | 日記
昨日は常葉学園短期大学にお世話になった。
公開クリニックといって、3人の学生さんがみんなの前で演奏し、ボクはレッスンする役目。電子オルガンの学生さんだけでなく、ピアノ・声楽・管弦打楽器の学生さんもとても熱心に聞いてくれていた。

まずはピアニカ両手弾きの「クラリネットポルカ」で登場!楽しい雰囲気作りと自己紹介!

「ラフマニノフの2番」
恥ずかしながら、どこだかの外国のオケを聴きに行ったとき、ボクは熟睡しちまった曲。今回事前に資料を頂いて聴いたのだが、やはり難曲・・・・どう演奏して良いのかとらえるのが難しい。何と言えばいいのだろう?と悩みつつクリニック開始!・・・・・・・・っと、不思議なもので、口を開くとどんどん言葉が出てきた!
「ボク、正直言ってこの曲、難しくて・・・・・どう弾けばいいのかよくわからないの。たとえば、ベートーベンならもっと捉えやすい。ドミナント、トニック!とはっきりしてる・・・・この曲は、解決しないでどんどん和音がつながっているから・・・・・コード進行を分析し、モチーフを分析して、ラフマニノフの意図を理解して・・・ほれこのモチーフはたとえば・・・俺はあんたが好きやねん!と言ってるようなもので・・・・・」
驚くほどスラスラと言葉が出てきた。きっと、正直になれたのがよかったのだろう?

「黒いオルフェ」では、ベースをはじめとするいわゆる「ノリ」について。また、ポピュラー音楽のコードでは、第3音と第7音が大切であることについて。

「ノエル」では、テンポや強弱をひっぱってゆく指揮者を自分でつくろう!と急遽ピアノをだしてもらって、ピアノとのデュオで音楽を掴んでもらって・・・・・。
意外にスムーズに進んでいった。
音楽家を目指す若い方たちに、自分が大切だと思うことを、音・言葉・体で表現してわかってもらおうとする喜びを味わえた幸せな時間が過ぎていった。
最後に「道」そしてピアニカで「楽しいバス旅行」を聴いてもらった。

ケアーしてくださった塚本先生は、とても気さくな方で、昔お世話になり共演したこともあるサックスの塚本さんのご子息とわかり、うまくこちらが自由にふるまえるようにして下さって、感謝です。
そうそう、終わってから連れて行っていただいた、石橋のウナギ、最高でした。
ありがとうございました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿