私たちの新しい仕事場が出来ました。
この機会に、興味のある方に見ていただくよう、見学会を開催します。
また、同時にスタジオを使った小さなイベントとして、
小野寺光子さんのミニ個展と、
東日本大震災の義援金活動"ハートンのブローチ"の販売もいたします。
日時:7月30日(土)10:30~16:00
7月31日(日)10:30~16:00
ご希望の方 は、FAXかメールで
増岡設計室までご連絡下されば、
折り返しご案内いたします。
住所、氏名、連絡先、希望日時などを明記願います。
増岡設計室に設計依頼をお考えの方に限り、
自宅(入間の家Ⅱ)もご案内致します。
駐車場はありますが、数が限られますので、
予め、車で来場の旨、お書き添え下さい。
近くに飲食店はありません。
昼食をお持ちになっていただければ、
庭やテラスで食べていただくことは自由です。
7/14追記
近所の天然酵母パンの『la recette』さんにお願いして、
パンの出張販売をして頂くことになりました。
数に限りがありますので、売り切れの際はご容赦下さい。
昨日は、小野寺さんに作品を持ってきていただいて、
実際に展示する作業をしました。
(小野寺さん、お疲れさまでした!)
壁にはこんな感じで。
本棚には、小さな額を並べ‥
"シノワさん人形"は、階段箪笥に整列。(^_^)
どれも、お買い求めいただけます。
そして和室には、大作の屏風を展示してもらいました。
なんだかこの週末は天気がスッキリしないみたいですが、
ぜひ、実物を見にいらして下さい。
このメキシカンハンモックを買ったのは、
1994年、当時勤めていた宮脇檀建築研究室の所員旅行で、
メキシコに行ったときのこと。
実に17年間もの間、日の目を見なかったわけだ‥。(^_^;)
ようするに、なかなか上手く吊れるところがないわけですが、
庭を整理しているうちに、スタジオの外壁と、この木の間が、
上手く行きそうな間隔だと発見。
吊ってみました。
木陰じゃないので、炎天下ではきついですが、
空を見上げて揺られる気分は最高。
Yalinが奮闘していた事務所の看板。
完成しました!
庭の片隅に忘れられていた”ドブの蓋”(笑)に
異形鉄筋を溶接しただけとは思えない、
なかなかカッコイイ看板になったと思います。
大きな看板ではありませんが、
週末はこの看板のある路地を奥に入ってきて下さい。
そこがスタジオです。
la recetteさんに来ていただいて最終打ち合わせ。
焼いてもらうパンの種類や数を決めました。
la recetteさんのブログにも紹介していただきました。
パンの内容もこちらに書いていただいてあります。
楽しみだぁ‥。
青山のLIGHT BOX STUDIO AOYAMAで行われていた、
村上富朗の「木の椅子たち」展に行ってきました。
村上さんは、展覧会を前に、7月3日、ご逝去されました。
村上さんには、"LEMM HUT"に行く度にお会いし、
一昨年の秋に行ったときには、
自宅&工房にお邪魔して、コーヒーをご馳走になりました。
僕は、木工の世界のことをよく知りませんから、
村上さんの偉大さもよく知りませんでした。
でも、このとき、
ご自宅にあるいくつもの椅子に座らせていただいて、
その座り心地の好さに驚きました。
体調のことはお聞きしていましたが、
まだ62歳だったということで、残念でなりません。
ご冥福をお祈り申し上げます。
猛暑の中での配筋工事はとにかく大変です。
地面からの照り返しはあるし、
鉄筋は熱くなるし‥。
今日は、瑕疵担保保険の配筋検査。
無事に終わりました。
改修した物置に放り込んであったものの中に、
古い箪笥がありました。
”階段下収納”とでも呼ぶべきか、
いわゆる”箱階段”のようにそれ自体が階段になっているのではなく、
階段の下にすっぽりと納まる形をしています。
この家具、僕の祖父がこの地に建てた家(=僕が生まれた家)の、
階段下に置いてあったものです。
家を建てたときに誂えたものではなく、
貰い物のこの家具に合わせて階段を作ったとのこと。
そう考えると、100年位の月日が経っているものと思われます。
決して上等な、価値のある家具ではありませんし、
かなり傷みもあって、キレイなものではありませんが、
愛着のようなものがありました。
このスタジオには小屋裏がありますから、
なんらかの昇降手段も考えなくてはなりません。
この家具をなんとか再生して使ってみようと思い、
いつも建具工事でお世話になっている
「倉島木工所」さんに相談したところ、
面白がって協力してくれました。
手持ちの古材を使ってくれたりして、
とても自然な感じに修復してくれるとともに、
とても登りやすい階段に仕上がりました。
これでまた、何十年か使える家具になりました。
毎日暑いですね~。
暑いから、家で昼寝してから映画観よう、
なんて誘っても、子供はまったく聞かないわけで、
散歩に行こうだの、公園に連れてってだのとうるさいこと‥。
静かな何もしない日曜日が欲しい。
と言うことで、
一山越えた阿須運動公園の、ちびっこ広場でひと遊びしたあと、
川(入間川)へ下りてみました。
そこそこ水量もあって、きれいな流れでした。
子供でなくても、暑い日に脚を水に浸すのは気持ち好いものです。
今回の敷地は、北下がりの雛壇状造成地。
地盤調査してみると、やはり北半分が盛土で、
十分な地盤強度がありません。
地盤改良工事が必要となりました。
ここは擁壁自体もかなり古いものですから、
負担を掛けるわけにはいかないと言うことで、
小径鋼管杭による補強を選択しました。
114.3mmΦ×3.5mの鋼管を、24本。
打ち込みの様子を見ていても、
最初の2m程は、簡単に入っていってしまします。
これで、建物は頑強な地盤に支持されることになります。
また、建物の基礎の応力が擁壁に影響を及ばさなくなるので、
擁壁の安全性についても有利になります。
来週から基礎工事に入ります。