現象は結果（2）

「　意識（心）が原因で、現象が結果である。　」

　　ということは、宇宙普遍の法則の一つです。

ここでひとつ、この法則をよく考えてみることにします。

ある時Ａさんが腹を立てた（原因１）とします。→　その腹を立てた分の種（１）が潜在意識に入る
→　時を経て、種（1）やそれ以前までの種とが融合したりして発芽し、
次のＡさんが腹を立てそうな現象（結果１）が起こる。
この現象が生じた時点でその種は消える。

ここまでが法則で生じることで、分かり易く単純にすると、原因（１）→　結果（１）です。
（　実際は原因が複合したり、善因と相殺されたりして、複雑ですが。。。）

この結果（１）を受けてＡさんがどう反応するかはＡさんの自由意志にゆだねられています。
これは法則ではなくて、自由選択です。

　　●　結果１を受け、やはりご法度の心の、腹を立てる（原因２となる）

　　○　結果１を受け、原因１が解消されたことを歓び、その状況やその人に対して、
　　　　常の心である、感謝の心になる。（原因２となる）

●　か　○　かによって、自分の業（悪因縁）が蓄積されていくか、
軽くなっていくかの分かれ道なわけです！　

○　を積み重ねてゆくと、だんだん　腹を立てさせてくれる現象が起こらなくなってくるのは、
当然の理　ということになります。

また、感謝の心になると、
ありがたい事が起こってくる・・・というのも
同じことですね。

これらのことが最も身近に反映されるのが
自身のからだの健康状態だと思います。
どんな状況にあっても感謝できる人は健康になるのでしょう。

私たちは毎日このようなことを積み重ねて、三歩進んで二歩下がって来たのかも知れません。。。