宇宙に羽ばたく日まで

その日は、きっと来るだろう。
その日まで、地に足をつけて歩こう。
その日まで、皆んな仲良く手をつなごう。

皇太子殿下のご講演

2018-01-12 15:26:35 | 学んだこと
皇太子殿下は、
平成27年の第2回国連の水と災害に関する会合基調講演の中で、
1872年にイラクの地で出土した、
紀元前7世紀の「洪水の粘土板」の紹介をしておられます。

その解読された一節には、

 「家を壊して船を作れ。富を捨てて生き延びよ。
  財産は捨てて,命を助けよ。
  あらゆる生き物の種をもって船に乗り込め。
  これから作る舟は,すべての辺が均等になるようにせよ。
  長さも幅も同じにするのだ。
  下に海が広がるように,船の上を屋根で覆え。
  そのあと,大量の雨がもたらされるであろう。」

と記されているそうです。

  この「洪水の粘土板」は,
  聖書にある「ノアの大洪水」と極めて類似した物語が,
  聖書のはるか昔、紀元前7世紀のメソポタミアで
  既に記録されていたことを示しています。

  現在ではこうした大洪水の物語が,
  さらに1,000年前の版にも
  記されていることが分かっております。

  洪水とは人知を超えた 超自然 の営みであり,
  世界の姿を塗り替える影響力を持った
  「大いなる出来事」であったわけです。

とも仰っています。

さらに、昨年の第3回同会合の基調講演では、
四国徳島県美波町にある
600年以上前の石碑を紹介されています。

この石碑には、
1361年に四国全土におよぶ大地震と大津波が発生し、
それにより亡くなった人々の供養が行なわれたこと
が示されているそうです。

私たちは、こういった歴史から学び、
将来発生する災害の規模や範囲を推定する必要性
・・・「南海トラフ地震」
に対して注意を喚起されています。

・・・・・・・・

宇宙の叡智者のご講義では、

  地球の過去一千万年の歴史の中で数千回に及ぶ
  文明が興亡を繰り返してきたけれども、
  いずれの文明も我欲に基づく文明であったため、
  わずか数千年で滅んできた。

と仰っています。

私たちの文明やいかに!?
コメント (2)
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