宇宙に羽ばたく日まで

その日は、きっと来るだろう。
その日まで、地に足をつけて歩こう。
その日まで、皆んな仲良く手をつなごう。

宇宙流

2015-05-09 18:42:55 | 思ったこと
私は以前は囲碁を趣味にしていましたので、
数日前、久々にYouTubeで過去のNHK囲碁対局を見てみました。
そしたら、宇宙流という棋風を創り出した武宮正樹さんの解説のものでした。

昔から宇宙に興味がありましたので、(それで宇宙学に出会えたわけでもあるのですが・・)
囲碁でも武宮さんの宇宙流のファンでした。^^

囲碁のことを少し説明しますと、

 碁盤は19本の線が縦横に交差しており、その交点は19×19=361となります。
 (ちなみに、地球の一年は超古代は360日だったそうです。円は一周360°昔は1$=360円)

 白石を持つ者と黒石を持つ者が交互にその交点に石を置いてゆき、
 自分の石で領域を囲うように石を配置してゆき、最終的にはその囲った領域(地)の大きい方が
 勝ちとなるゲームです。

 四角に囲うとしますと、盤の隅ですと2辺だけを囲えばよく、盤の辺あたりですと3辺を囲う必要があり、
 盤の中央付近ですと、4辺全てを囲うことが必要となります。

 ですので、たいていは隅を囲って地にしようとするのが一般的な戦略となります。

 それに対して、宇宙流では盤の中央領域を将来地にするべくロマンを求めるのです!
 これは一般的にはたいへんむつかしいことに思えます。。。
 何しろ、4辺のうち1辺でも破れるとそこは地でなくなるのですから。
 
 すなわち宇宙流は、
 手数が比較的少なくても囲える目の前の実利を捨てて、石の勢力(目に見えない)により将来的な中央の地を目指します。

 これは宇宙学の、
 我欲(小我)を捨てて、心を洗うこと(目に見えない)により大我を目指すことに似ているような気がします。

さてそれで、その囲碁解説で、武宮さんが宇宙学にも通じるようなとても興味深いことを仰ってました。

  「頭で考えて打つというのは、言ってみれば音速の読みなんですよ。
   それに対してプロが感覚で打つというのは光速の読みなんですよ。」

これについては、色々と連想することがありましたので、また後日書かせてもらいたいと思います。

それとまた、

  「打つべきところに打っていけば、形勢が悪くなることはないのです。
   打つべきところに打たないから、形勢を悪くするのですよ!」

  「その打つべきところが、分からないのですが・・^^;」

  「・・・^^」

宇宙学で、与えられたことを感謝して受けよ。与えられぬことを感謝して受けよ。といわれている
ことと通じるように思います。

ちょっと用事ができましたので、また。。



 
コメント
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