ちょっと前に子供の学校でノロウィルスっぽい胃腸炎が流行りだした。ちょっと暖かくなってきていろんなところに出かける時期(*)、うちの子にうつらなければよいなと思っていた矢先、夜中に子供の嘔吐・下痢が始まった。
鑑別診断、#1ノロウィルス、#2ノロウィルス、#3ノロウィルスっといった感じであるが、結局のところ対処法は水分を取らせるしかない。
アメリカには日本でいうOS-1のような経口補液の製品としてPedialyteというのがあり、基本的には医者に行っても点滴はしてくれないので、結構有名で重宝されているようだ(**)。
しかしながら、これがまずくて(***)、子供が飲んでくれない。味付きのものもあるのだが、これもまずい。前に便秘でChildren's Hopspitalにお世話になっていた時に、これをCanada Dryのジンジャーエールでわったものを飲ませていた(炭酸大丈夫なのかと突っ込みたいが)のを思い出し、
PedeiaLyte:Canada Dry=1:1
でわったところ、これが意外とアクエリアスみたいな味になって美味である。子供に飲ませてみると、意外とすぱすぱ飲んでくれた。さすがChildren's Hopspital。いろいろと研究しているのかもしれない。
ちなみにChildren's Hopspitalでは
1)PedeiaLyte:Canada Dry=1:1
2)Popsicle(アイスキャンデー)
3)アップルジュース
4)クラッカー(もし水分摂取して、吐かなければ)
を与えていた。
この辺りは鉄板メニューの様です。
この時期いつ何時ノロに襲われるかもしれないので、PedeiaLyte+Canada Dryは常備品かもしれない(笑)。
後日談として、情けないことに私ももらってしまった。個人的には1)よりも3)でMinute Maidのアップルジュースが口に合いました。
(*)日本でもちょっと暖かくなってきた2月末に家族で、葛○臨海公園に行ってもらってきたことがあります。こんな時期の人ごみは注意!!
(**)アボットから出しているんですね。Wikipediaによると、It was invented by Dr. Gary Cohen of Swampscott, Massachusettsとか。ちなみに、Swampscottってうちのラボの前のテクニシャンが、都市設計の専門家に転身して赴任したところではないか。セーラムの近くのこじんまりとしたいい街だとか。意外と身近なところで見つけられというか親近感がありますね。
(***)ちょうど大腸ファイバーの前処置のニフレックみたいな味です。。というと誰も飲みたくなくなる気が。。