ニッパツ三沢球技場(Bグラウンド)

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2006-09-14 | きょうのマリノス
ット上でしか話題になっていなかった〝例の一件〟が、ようやく一般紙にも掲載されましたね。

経緯サポーターから指摘されて気づき、一般スタッフでは判断もつかず、上役に確認したうえでの遅い対応だったこと、とか)はさておき、かたちのうえでは『後援者への目印にするため、事前申合せに反してのぼりの掲出をひとりの市議がうっかり行ってしまい、マリノスの注意を受けて撤去した。後日クラブからの抗議を受け、謝罪と弁明を行った』ことになったワケですな。

・・・あのぉ。

今回は、もうこれでオシマイにしていいのではないだろうか。
これが〝スポーツを政治利用させてはいけない、とマリノスが痛感した事例〟になってくれるのであれば、もはや過ぎたことを責めるのはやめたいな、とワタクシは思う。

何故ならば。
【その1】今回の一件は、市議とクラブの意識の低さから起きた出来事。再発したら今度こそ許さないが、阿呆に向かって「あほぅ、あほぅ」と言い続けていても時間のムダ。
【その2】サポーターが文句を言い続けることによって、クラブと政界(政党・会派を問わず、だよ)との関係を複雑化・悪化させたくない。

特に、2番目の理由については、煽り続けることでさらなる政争の具とされてしまうことを恐れているのです。
そして、政治家によるクラブ及びサッカーそのものへの悪影響を恐れているのです。もちろん泣き寝入りは良くないが、政治家相手に無用なトラブルの種をまくのは得策ではないのです。

ほら、サポーター側も政党側もクラブ側も、それぞれ筋は通したでしょう?
今がいちばん、バランスがいい(別名:玉虫色)じゃない。

あのね。
おそらくボクらが思っている以上に、政治家って、社会に対する力を持っているんだよ。
ほんとうに・・・強い力を持っているんだよ。ほんとうなんだよ。

(おそらく)クラブと政党側が4日もかけて具合の良い落としどころをようやく見つけたワケだから、それを尊重したい。
そう感じる、〝見えざる手〟に弱い三沢まりのです。


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