小説を映画化するのはなかなか難しいと日頃から思っています。というのも、読んでいる間、自分なりのイメージで出演者や状況をを思い描いていますし、それが読書の楽しみですものね。
小説を映画化したものを数多く観ているわけではないのですが、浅田次郎氏の、ファンタジー性が加わる作品の映画化は特に難しいように思います(ってここで頷かれた方は、きっと私の思っている作品と一緒です:笑)。
過去観たものとしては「博士の愛した数式」はよくできた、いい映画だと思いました。そして今回観た「椿山課長の七日間」も本当にいい映画でした。
先に小説を読んでいますから、どうしても常に小説と照らし合わせながら観てしまっていましたが、この映画は途中からそんなことは意味のないこと、というより、映画に集中してしまいます。
この監督さんは、本当にこの小説を愛した方だと思いました。愛したからこそ自分の中で租借され、熟成され、この映画作品が生まれたと思います。
また、出演者の役者さん達がみなさん素晴らしい。主役の方々ははもちろん、主役以外の方々の、どの出演者も、涙する場面も、コミカルな場面も、すごく丁寧に作品を理解し、演じられているのが伝わりました。
子役の2人の演技がものすごく自然、上手いな〜…(涙)。
それにしてもどうしてこう浅田次郎氏は温かい気持ちを描くことができるのでしょうね…。その温かさが演者から、作品から伝わり、思わず観ながらヒックヒック泣いてしまいましたよ。
あの世へ行くのも悪くないな…(笑)。ふとそんな風に思ってしまう1本です。
写真は、家族を朝の5時過ぎにトレッキングに送り出した後に見た、朝焼けの雲。このまま起きてしまい家事を終え、留守番組はのんびりと久々にDVD鑑賞の時間を取ることができました。
小説を映画化したものを数多く観ているわけではないのですが、浅田次郎氏の、ファンタジー性が加わる作品の映画化は特に難しいように思います(ってここで頷かれた方は、きっと私の思っている作品と一緒です:笑)。
過去観たものとしては「博士の愛した数式」はよくできた、いい映画だと思いました。そして今回観た「椿山課長の七日間」も本当にいい映画でした。
先に小説を読んでいますから、どうしても常に小説と照らし合わせながら観てしまっていましたが、この映画は途中からそんなことは意味のないこと、というより、映画に集中してしまいます。
この監督さんは、本当にこの小説を愛した方だと思いました。愛したからこそ自分の中で租借され、熟成され、この映画作品が生まれたと思います。
また、出演者の役者さん達がみなさん素晴らしい。主役の方々ははもちろん、主役以外の方々の、どの出演者も、涙する場面も、コミカルな場面も、すごく丁寧に作品を理解し、演じられているのが伝わりました。
子役の2人の演技がものすごく自然、上手いな〜…(涙)。
それにしてもどうしてこう浅田次郎氏は温かい気持ちを描くことができるのでしょうね…。その温かさが演者から、作品から伝わり、思わず観ながらヒックヒック泣いてしまいましたよ。
あの世へ行くのも悪くないな…(笑)。ふとそんな風に思ってしまう1本です。
写真は、家族を朝の5時過ぎにトレッキングに送り出した後に見た、朝焼けの雲。このまま起きてしまい家事を終え、留守番組はのんびりと久々にDVD鑑賞の時間を取ることができました。