マリの水彩画とグルメ

MARINE blog 水彩画家・家庭料理研究家のMariがつづるルポと日記
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美術展内覧会と韓国青年

2006-09-09 07:08:14 | 展覧会
 今日でブログ開始1年です。昨年の今日から書き始めたわけです。
この一年で何か変わったか? かなり微妙です。少しは成長しているのかな〜?と思ったり昨年と同じ失敗を繰り返したり、繰り返してるって分かるってことは少し成長したか?など、いずれにしても微々たる変化ですね。
ま、今後も続けていきますので、読んでくださっている方々、どうぞ引き続きよろしくお願いします。

 さて昨日は、今日から始まる「NHK日曜美術館30年展」という展覧会の内覧会に行って来ました。
「日曜美術館」は、1976年の放送開始から1500回を超える長寿番組だそうです。 国内外の48作家の名品が80点、一堂に会します。
中にはこの番組で知った私が好きな田中一村の作品や、実際に見たかった上村松園の「花がたみ」も観られました。
また、この展覧会は、各作品の解説を文化人や交流のあった作家達がされているのが魅力です。手塚治虫の「鳥獣戯画」解説を読んだり、好きな作家司馬遼太郎が陶芸家の八木一夫の作品を絶賛している様子など伺え、とても興味深く拝見しました。。
内覧会ですから、たくさんのお客様がいるとはいえ一般公開よりゆっくり楽しめるのが魅力です。
主催者などのお話を伺い、写真にあるテープカットの後観覧できました。
 
 で、芸術を堪能した後、次はお買い物を堪能しようとアメ横に向かおうとしたところ、一青年に声をかけられました。片言の日本語と英語で「上野駅はどこですか?」と訪ねられました。
道ともいえない公園内を抜けて駅まで行く道順を懸命に英語で考えてみましたが、言える実力がない私は「一緒に行きましょう!」と力強く応え、彼と公園を歩き出しました。
 
 なんとか普段「タイニーカフェ英会話クラス」で培った英語力を駆使し、駅まで会話?(笑)
彼はどうやら韓国からきた大学生で、日本に留学に来ている彼女に会いに来たそうな。「日本語と韓国語は似ている言葉や同じ言葉があるね」「拍手とか握手とか労働ね」「へー労働も?」「うん」などたわいもない話しをし、駅までやっとたどりたところ「最後にもうひとつ」と彼。「なんでしょう?」と聞くと、「ぼくは御徒町に行きたい」と…。
「はぁ?はなっからそう言ってくれよ兄ちゃん。あたしはそこへ行くのだったのだよ、それなら始めっから近道を行ったのにさ!」と英語で言えなかったので、「では御徒町へ行きましょうと」同行…。
「御徒町にあるロンドンという店には安いアディダス商品があるのよ。私は息子達のためにそれを買いに行くの。」とか「私の友人は韓国の歌手が好きでこの夏も韓国に行ったのよ」「誰が好きなの?「SE7EN(セブン)」。など話をしながら店まで行き、山になった服と、「Tシャツ500円」の値札にたまげる青年と「後はここをまっすぐ行けば左手に御徒町駅が見えるから」とそこで別れました。

 帰国子女の友人か、韓流かぶれの友人が居たなら、もっと真っ当なコミュニケーションがとれたろうに…。とつくづく思いましたが、貧弱な英語力でも喜んでくれたようで「アリガトゴザイマス。シンセツデス、ヤサシイデス!」と感激してくれました。が「キレイデス」は無かった(あたりまえだっ:笑)兄ちゃんはまだまだ修行が足らんな…。
 
 それでもなんとか通じた英語は嬉しかったし、もっと英会話に励もう!と思った次第でした。
何せよ、私にとっていつも楽しい街、上野です(笑)。