昨日下高井戸シネマで「かもめ食堂」を観てきました。
ずっと観たいと思っていた映画のひとつでしたが、なかなか機会に恵まれず、昨日この映画館がレディス・デーだったのと予定より所用が早く切り上げられたことで、開演ギリギリに飛び込んで観ることができました。
ストーリーをすごく簡単に言うと、ヘルシンキで食堂を開く日本人女性サチエ(小林聡美)のところに訪れる人々フィンランドの青年や日本人女性ミドリ(片桐はいり)マサコ(もたいまさこ)などが繰り広げるささいな出来事なのですが、中にちりばめられている台詞や小物、服装そして映し出される料理がすごく魅力的なのです。
激しい言葉や大げさな言葉は出てこないのに、台詞のひとつひとつにはすごく共感するものや目からウロコなものなどがあって深く染み入ってきます。
北欧家具や雑貨と和食の組み合わせも、もの凄くセンスの良さを感じるのですが「どう?おしゃれでしょ?」みたいな押しつけがなく、むしろ和と北欧の融合が、お互いを尊重した上で成り立っているというやさしさや丁寧さを感じました。
出演者が着ている服の柄もすごくいいんです。北欧の柄なのに、なぜか昭和の日本を思い出す懐かしさを感じたりして…。小林聡美さん、片桐はいり、もたいまさこさんの存在感も笑いも(場内に溢れる笑いが可笑しい)言うまでもなくたまらないほど魅力的で、出てくるお料理はどれも人の手の温もりを感じる美味しそうなものでした。
作品のどこにもエキセントリックなものはなく、全体に淡々として、だけどちょっと不思議…。
それが作品と自分の間に一定の距離感があるのだけれど、でも温もりを感じる。
とても不思議な心地よさに包まれる映画でした。
ガッチャマンの歌の続きは思い出せずイライラしましたが、サチエさんより早く思い出しましたよ(笑)。
それはどういうことか? ぜひ劇場に足を運んでください(笑)。
ずっと観たいと思っていた映画のひとつでしたが、なかなか機会に恵まれず、昨日この映画館がレディス・デーだったのと予定より所用が早く切り上げられたことで、開演ギリギリに飛び込んで観ることができました。
ストーリーをすごく簡単に言うと、ヘルシンキで食堂を開く日本人女性サチエ(小林聡美)のところに訪れる人々フィンランドの青年や日本人女性ミドリ(片桐はいり)マサコ(もたいまさこ)などが繰り広げるささいな出来事なのですが、中にちりばめられている台詞や小物、服装そして映し出される料理がすごく魅力的なのです。
激しい言葉や大げさな言葉は出てこないのに、台詞のひとつひとつにはすごく共感するものや目からウロコなものなどがあって深く染み入ってきます。
北欧家具や雑貨と和食の組み合わせも、もの凄くセンスの良さを感じるのですが「どう?おしゃれでしょ?」みたいな押しつけがなく、むしろ和と北欧の融合が、お互いを尊重した上で成り立っているというやさしさや丁寧さを感じました。
出演者が着ている服の柄もすごくいいんです。北欧の柄なのに、なぜか昭和の日本を思い出す懐かしさを感じたりして…。小林聡美さん、片桐はいり、もたいまさこさんの存在感も笑いも(場内に溢れる笑いが可笑しい)言うまでもなくたまらないほど魅力的で、出てくるお料理はどれも人の手の温もりを感じる美味しそうなものでした。
作品のどこにもエキセントリックなものはなく、全体に淡々として、だけどちょっと不思議…。
それが作品と自分の間に一定の距離感があるのだけれど、でも温もりを感じる。
とても不思議な心地よさに包まれる映画でした。
ガッチャマンの歌の続きは思い出せずイライラしましたが、サチエさんより早く思い出しましたよ(笑)。
それはどういうことか? ぜひ劇場に足を運んでください(笑)。