ちょっと高松

うどん県&マグマシティの探訪記と日々の暮らし。

最終日

2014-10-06 | 東北の旅

昨日からが降り続け、今日は台風がやって来ました

夜半に流れた防災無線のお知らせ、雨、風、雷…昨晩は何度も目が覚めました。

風雨ともに一番激しかったのは、今日の午前中。家でじっと台風が通り過ぎるのを待ちました

お昼過ぎには太陽も顔を出し、今も時折かなり強い風が吹いていますが、青空が広がっています

 

さて、秋田~弘前の旅のお話も、いよいよ最後です

田んぼアートを見終えた後、一旦ホテルの部屋に戻りました。

小腹がすいたので、イギリストースト&りんごジュースでおやつタイム

 

イギリストースト、もっと甘いかな?と思っていたのですが、ちょうどいい甘さでした東京にもあればいいのに。

そして、りんごジュース濃縮還元ではなくストレートなので、りんごそのものを味わっている感じで、とても美味しかったです

お部屋からの岩木山にも別れを告げ、チェックアウト。

ホテルで荷物を預かってもらい、空港行きリムジンバスの時間まで、周辺をお散歩しました

この日は14日(日)だったので、あおもり10市大祭典のお祭ステージ周辺は朝からにぎわっていました

屋台村のエリアも、ご覧のとおり大行列

こちらでは、巨大アップルパイの実演販売も 

こちらも大行列 このアップルパイ、直径2mあるみたいです(レシピはこちら)。

ちょうど焼き上がったところで、いい香りが立ち込めていました 

 

それにしても、ものすごい人出だったので、私はお祭を離れて本屋さんへ。

そこで、こんな本を見つけました

 「“鉄”旅あおもり」青森県内の全10路線の全駅を紹介している本なんです

企画・取材が青森県企画政策部交通政策課とあって、駅周辺のグルメ情報や観光情報が充実しています

今回は五能線弘南鉄道弘南線に乗りましたが、通過した駅にはこんなものがあったんだと色々発見がありました。

青森県内でローカル線の旅をしたいと思っている方には、特におすすめしたい本です

私も次回はこの本を持って、旅してみようと思います 

 

こちらは弘前市の四角いマンホール中央には市章がデザインされていました。

駅前のお祭ステージは、五所川原立佞武多囃子の時間でした

ステージ向かって右側には、ゆるキャラ「ごしょりん」の姿もありました

 

いよいよ弘前ともお別れの時間。

空港行きリムジンバスの車窓からも、美しい岩木山の姿を見ることができました 

青森空港を出発する頃には、雲が広がり始めていました。

思えばこの3日間、本当にお天気に恵まれました天気予報()が外れて、ラッキーな旅でした

最後に空港の売店で、りんごパイを買い、機内でのおやつにしました 

そして、ひと眠りしたら、あっという間に羽田空港に到着 

空港には「おんせん県って何県?」の看板がありました(答えは、こちら

羽田からはリムジンバスで吉祥寺へ。駅前には、お神輿の列

吉祥寺も秋祭りだったんですよね~。いつもよりもさらに人が多くてにぎわっておりました

 

最初にもお話しましたが、今回の旅の柱は、

五能線(リゾートしらかみ)に乗ること津軽三味線の体験講座に行くこと田んぼアートを見ること美味しいものを味わうこと

2泊3日、盛りだくさんの旅を楽しんできましたまたいつか、東北に出かけたいと思います


田んぼアート~その2

2014-10-04 | 東北の旅

前回のつづきです。

下から見ると、違う色の稲があるな~という感じです。

近づくとこんな感じ。 

しかし、展望所に昇ってみると…。 

サザエさん一家旬の時期は過ぎているので稲の色は秋色ですが、それでも見事なものです

展望所からだと、スマホやケータイのカメラでは、パノラマにしないと全部写すことができませんのでご注意を

 

この後、第2田んぼアートと第1田んぼアートを結ぶシャトルバス「たさあべ号」に乗りました。

「たさあべ」=「田んぼに行こう!」という意味のようです

「たさあべ号」の下に、“Ta Survey Go!”とも書かれていました

こちらは第1田んぼアートの会場。田舎館村役場の展望台です 

既に観光バスが到着していて、エレベーターに乗るまで15分程待ちました

こちらの絵は、羽衣伝説 

そして、富士山

この展望台は、エレベーターの後に階段を昇ります。やや急な階段でした。 

なので、こんな場所も用意されていました 

そこから見た景色はこちら 

上の展望台から見た方が絵がハッキリしますが、こちらでも十分絵の感じはわかります

今年度の田んぼアートの移り変わりは田舎館村のHPで見ることができます。是非こちらをご覧ください

 

下に降りて、ご当地マンホールを発見しました

垂柳(たれやなぎ)遺跡の田舎館式土器と稲穂がデザインされていました(垂柳遺跡は弥生時代のものらしいです)

こちらは田んぼアートで使われている稲の数々です。

 

 

 

 

稲を使って絵を描こうなんて、本当にすごいアイディアですね

 

さて、再び「たさあべ号」に乗って、第2田んぼアートに戻りました。

こちらは駅のホームから見た展望所。

田んぼアート駅~第2田んぼアートは、ご覧のとおり歩いてすぐです 

こちらは駅名標。

無人駅で券売機もないので、整理券を取って乗りました。

なんと、吊革に"109 SHIBUYA"とありました

間違いなく元は東急電鉄の車両ですね。天井の扇風機も、懐かい感じでした 


田んぼアート

2014-10-03 | 東北の旅

いよいよ2泊3日の旅も最終日。

朝食はホテルのバイキングにて秋田同様、弘前でも地のものが色々とありました

貝焼き味噌、いがめんち、いかずし、といった郷土料理

津軽塗のお椀には、ホタテの炊き込みごはん、りんごカレー&白飯

地元の野菜のグリル 

バイキングだと、少しずつ色々食べられるのがいいですね 

 

食後は弘南鉄道の弘前駅へ向かいました

弘前駅のバスターミナルでは、山車を運んでいる姿を見かけました

前日に見た見事な山車の数々さすがに、出しっぱなしというわけにはいきませんもんね。 

こんな風に運んでくるんですね~。 

重さは4~5tのものから、大きいものだと20t近くもあるんだとか。 

朝から重労働なんですね…本当にお疲れ様です

さて、駅に到着しました。

券売機の横に、乗降のルールが書いてありました(←これは大事です)。 

この電車の形、どこかで見たことあるな~と思ったら、昔は東急電鉄で使われていたものらしいです。なるほど 

車内はこんな感じ。

そういえば、土讃線の黒川駅から乗った列車にも、こんな運賃箱がありましたね。 

驚いたのは、改札を入る時に、改札鋏を使っていたんですよ 

まだ使っているところがあったんですね

 

さて、弘前駅から20分程で、田んぼアート駅に到着しました

電車を見送って…周囲を見渡してみると…何もない

何もない感じは黒川駅と同じですが、こちらは駅のホームに自動販売機がありました 

駅から歩いてすぐのところにあるのが、第2田んぼアート。

この建物(弥生の里展望所、というらしい)にエレベーターで昇って、上から田んぼを見ます。 

展望所の入口に到着したのは9時ちょっと前。

開館は9時なので、入口で並んで待ちました。 (つづく)


弘前にて~その3

2014-10-02 | 東北の旅

この日は五能線に乗り、津軽三味線の体験演奏をし、弘前公園をお散歩し…楽しかったけど、さすがにちょっと疲れました

本当は夜は津軽三味線のライブを聴きにと思っていたんですけどね。

列車内でも、ねぷた村でも素晴らしい演奏を聴かせていただいたこともあり、お部屋でごはんを食べることにしました

というわけで、ひとまずホテル近くのスーパーへ 

秋田と同じく、ここにも食用菊がありました

秋田で見たアベックトーストと同じようなものがありました。イギリストーストというらしいです

スーパーではお惣菜、お酒を買って、ホテルに戻りました

こちらは、ホタテの共和え

ホタテの貝柱、卵、ひもを味噌で和えたもので、これが絶品

お酒にも、そしてごはんにも間違いなく合う一品でした

こちらは、いがめんち 

いがめんちの「いが」は、津軽弁で「いか」のこと

いかのげそを包丁で叩き、にんじんや玉ねぎ、長芋などと一緒に小麦粉で混ぜ、油で揚げたものです。

これはおつまみにちょうどいい今度家でも作ってみましょう

お酒は「りんご酒」を買ってきました

「じょっぱり」は辛口の地酒(日本酒)ですが、りんごの果汁が加わったことで甘口になり、飲みやすかったです

日本酒はちょっと…という方にも、 おすすめです

こちらは、駅前の自然食品のお店で買ったおにぎり

このお店におにぎりが登場するのは、イベントの時など年に数回だけなんだそうです

塩加減もちょうどよく、美味しいおにぎりでした

デザートは、ホテルで買ったアップルパイ

りんごの街・弘前には、50種類のアップルパイが掲載されたアップルパイのガイドマップもありましたよ(PDFはこちらから)。

今回はお腹に余裕がありませんでしたが次回は食べ比べもしてみたいですね~


弘前にて~その2

2014-10-01 | 東北の旅

津軽三味線体験演奏の後は、まだ明るかったので弘前公園の史跡・弘前城を見に行きました

この公園は、総面積約49万2000平方メートル(約14万9000坪。東京ドーム10個分以上)。とても広いんです

この広大な敷地は、藩政時代に弘前藩10万石を治めた津軽家代々の居城・弘前城が基になっているそうです。

弘前公園は、春は桜の名所としても知られ、「さくらの名所100選」にも選ばれているんですよ

本丸、北の郭エリアへの入園は午後5時まで。時間を過ぎていたので、行けないんだなと思っていたのですが…。 

案内板をよく読んでみると、「時間外の入園は自由」とありますとりあえず、行ってみることにしました

本丸が見えてきました 

これを背にしてみたら…。 

見事な岩木山やはり行ってみてよかったです

こちらは下乗橋から見た本丸

手前右側の木は桜この構図はポスターなどで見たことがあります。

(桜の季節の写真は、弘前公園カメラ部のページをご覧ください。)

 

この後、ホテルに戻ってお部屋から岩木山を見ました

雲がかかっていたものの、今度はてっぺんがきれいに見えました(昼間の写真はこちら

 

一休みして、今度は弘前駅前へ。あおもり10市大祭典の前夜祭に行ってきました。

こちらは、黒石市のこけし灯ろう

素朴さの中にも愛らしさのある表情が、とてもかわいらしかったです

昼間見た五所川原の立佞武多は、展示場所から移動中でした

山車の点灯式の後は、一層立派な姿に

他の山車も、ご覧のとおり 

ねぷた村でも見た「見送り絵」は、幻想的な雰囲気で、美しさがより際立っていました 

これだけの山車が一堂に会することは、おそらく青森でもなかなかないことでしょう。

本当にいい時に弘前にいたんだなと、改めて思いました