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[脱原発訴訟] 将来を担う高校生の切なる願い その意見陳述すら退ける裁判長(公平な裁きは期待できない)

2013-07-31 | Weblog

高校生の陳述認めず 泊原発の廃炉訴訟で札幌地裁

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道内外の1232人が北海道電力を相手取り、泊原発(後志管内泊村)1~3号機を廃炉にするよう求めた訴訟の第6回口頭弁論が29日、札幌地裁(千葉和則裁判長)であった。

原告2人が意見陳述を予定していたが、このうち両親と共に原告となり、高校生の立場から脱原発を訴えている帯広柏葉高2年の戸苅春香さん(17)=十勝管内新得町=については認められなかった。

弁護団によると、裁判所は認めなかった理由を明らかにしていないが、事前の協議では「成年なら認める」との意向を示したといい、未成年というのが理由とみられる。

未成年でも意見陳述はできるが、認められるかどうかは裁判所の裁量に委ねられている。

戸苅さんは口頭弁論終了後の報告会で「大人が残した原発は私たち子供にとって大変な重荷。大人の一時的な都合で私たちの未来をこれ以上汚さないでください」と、陳述するはずだったメッセージを朗読。「将来を担う子供の意見にも耳を傾けてほしかった」と悔しさを語った。