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フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

幻の 筍 07・05(初)

2007年12月10日 | てくてく・里・山その他
  幻の味と云われる 雌 筍 を見つけた。

何故今「筍」(竹の子)の投稿かと云うと、別に特別な意味は無い。チョトしたミスだ。
前回投稿の「ワラビ」を編集中、画像を探していたらこれが見つかり、投稿モレに気が
付いたので、忘れないよう 時期外れの投稿となった訳である。

5月初に、幻の味として、筍の中でも特に美味しいと言われる「雌筍」(地方によっては
姫筍とも白筍とも言う、雌木又は雄木等で言う雌木の事ではない)を見つけた。

孟宗竹の筍だ。

沢山「筍」が出る中で何故か 稀に少数これが混じる年があると教えられた。
外観的特徴は先端に出る芽葉が黄色い・皮の色が通常より淡くやや赤みがかった とても
綺麗な色をしている。 日当たりの違いでもなさそうだ。 
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                4枚画像です。
    マウスオン後の2枚目画像を左クリックで3枚目画像、更にその
    3枚目画像をWクリックすることで、4枚目画像が現れます。


筍堀は、子供の頃からなので、もう50数年以上毎年の行事のようにやっている。
ワラビと一緒に煮て食べる習慣なので、筍を採ったらその後はワラビも採って帰る。
食べるよりは、見つけたり・採ったりする方が楽しい。

筍は近年、採っても良いような山奥に入ると、イノブタやお猿に人間の?千倍と云う嗅覚
により先に取られてしまうので、探しても殆ど見当たらない。
イノブタやお猿にマークされてない場所を見つけたり、これらの見落としを探す事に
なるので、筍を見つけたときは感動する。 見つける方がより楽しい。

永い筍採りの経験の中で、今回のように雌筍に出会ったのは初めてのことで、かなり
興奮と感動したのを覚えている。 少し表現が違うところがあるが。

今年初めて、「雌筍が特に美味しい」と教えてもらった、今まで永い間知らなかった訳だ。
今年はこの雌筍のみを目指し探し廻ったがなかなか見つからなかった。
今年はもう時期的に遅いと、諦めていた頃見つかった。

この雌筍はやや小ぶりだ、筍を採る場合フックラと太ったのを狙い、やや小ぶりだと
有っても無視してきたと思われる。 目安の黄色い芽は 単なる日当たりの関係で土の
中に潜っていて出てきたタイミングだと思い込んでいた節もあるからだ。
ここは竹林の境界辺りにて日当たりも特に良く、日陰で葉色が黄色くなった
のとは違う事が解る。

ちなみに、この筍の大きさ比較では、雌筍はやや小ぶりと云っても真竹やハチクと比べ
ると3倍くらい太い。 真竹とハチクと云う種類は同じくらいの太さにて画像上で感覚的
等倍比較すると 孟宗竹との太さの差が解る。
 
肝心の味の方は、やはり一味違う美味しさがあった。


追加
雌筍はやや小ぶり(径12センチ程度)と思っていた。
皮の色は淡竹に似てやや淡い色だとも教えられていた。

ところが、極太タイプ(15~18センチ)もあることが解った。
外観の色は黒ポイ模様の有るのと模様の薄いのとがあり、芽だけが黄色い
事も解った。
土質の関係だと教えられた。