チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ピカピカのイワシ

2021年11月21日 03時52分49秒 | 昨日のお昼ご飯

晴、11度、62%

 「サンマ」が食べたいなと、魚屋さんに行きました。「サンマ」は数匹だけ、北海道から来た「サンマ」です。1匹、452円。「!!!」びっくりの値段です。しかも痩せっぽっちの「サンマ」です。私は2匹は食べます。こんな高い「サンマ」は買えません。横にある堂々と太った「サバ」は小ぶりな方が1580円、大きな方は2700円。なんでこんなに魚の値段が高くなったのかしら?到底手が出ません。隅っこのザル盛りにピカピカの「イワシ」がありました。10センチほどです。一山190円。ピカピカの光りとお値段で「イワシ」に決まりました。

 家に帰ってすぐに頭とお腹を外します。「イワシ」ですから、包丁を使わず簡単に手で取りました。 地元で上がった「イワシ」です。手には匂いが残りません。新鮮な証拠です。数えると9匹ありました。やや強めの火で両面焼きました。海の魚を焼くときには塩をしません。火が入るとほんのりと塩味がします。内臓と頭をとっただけの「イワシ」は焼いただけですが、尻尾の先まで食べることができます。腹骨も背骨も尻尾もいい味がしました。海からの贈り物です。

 もう少し大きくなると脂が乗り始めます。それもまた美味しいのですが、このほんの短い時期に出る小ぶりの「イワシ」の美味しさは若さの味です。

 光物の魚が普通に食べれた頃を懐かしく思います。大きなポリバケツの氷水をかき回して1匹100円の「サンマ」をたくさん買いました。焼くと台所が煙でモクモクになりました。あの頃は消費税もなかったなあと思い出します。「サンマ」が遠くになりました。「サバ」はもう少しすると値段が下がると期待しています。毎日のお惣菜のお魚はハレのお魚とは違います。あと1週間もすればこの小ぶりな「イワシ」は姿を消します。その前にもう一度食べておこう。

コメント (2)
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