チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

フォッション 緑茶「京都の夜」

2021年11月07日 03時56分40秒 | お茶

晴、13度、74%

 秋の気配を感じると香りがついたお茶を欲しくなります。まだ暑さのある9月、「アールグレー」の缶に手が伸びました。寒さに従い香りの濃いお茶を欲します。

 先日、お茶好きの友人から小包が届きました。出て来たのはフォッションのお茶でした。紅茶かな?と急いで封を切りました。「京都の夜」と名前がついた緑茶です。京都の夜をイメージしたフレーバーティー、さて?華やかな京の街のイメージなのか?それとも静寂をたたえた水辺に建つ古刹のイメージなのか?想像しながら、缶の蓋を取りました。 甘い香りが鼻をくすぐります。バラの花びら、レモングラスが入った華やかな緑茶です。賑わいある京の街をイメージした緑茶のようです。

 早速入れました。緑茶のフレーバーティーも馴染みが出て来ました。日本は昔から「玄米茶」と言うフレーバーティーがあります。海外から入ってくる緑茶の「フレーバティー」には意表を突かれるものもあります。その反面楽しみです。「京都の夜」、お茶色は透き通って葉っぱの時より複雑な香りがします。柑橘の香り、フルーツの甘い香り、お茶色は澄んだ緑です。一口含むと、首を傾げてしまいました。タンニンを含んだ緑茶に慣れた舌に「何だこれ?」とサインが出ました。ふた口目、味を覚えます。香りはありますがお茶のインパクトは薄く感じます。焼いておいたサブレをかじって、もうひとくちお茶を、その時、まるでお茶が花開いたようにはっきりした旨さを伝えてくれました。「京都の夜」は甘みを足すことで香りづけされた一つ一つの要素の形が見えて来ました。フレーバーティーの面白いところです。友人は「京都の夜」と一緒に「キャラメルサブレ」を入れてくれています。キャラメルの甘さ香りも合わさって「京都の夜」を引き立ててくれるはずです。

 秋に入って、マリアージュの「マルコポーロ」、辻利の「壺切茶」、フォッションの「京都の夜」と香り高いお茶をいただく機会に恵まれました。一日のお茶の時間、日の差すデッキでお菓子と共に過ごします。数分のことですが、この時間は心身ともに安らぎます。今日のおやつ、もちろんフォッションの「キャラメルサブレ」と「京都の夜」で。

コメント
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