曇、8度、72%
朝の気温も少しずつ上がって来ました。この冬も雨が降っていない限りはほぼ毎朝走ることが出来ました。日本の気候にも慣れて来たのか、風邪に罹ることもありませんでした。暖かな土地、10度を下回る日など年に数日しかない土地に長く住んだ身体には、寒さが一番きついだろうと思っていたのに毎朝元気良く飛び出します。もちろん服装は先端のランニングウェアです。走り始めて20分もすれば新繊維のおかげで身体はほのかに暖かです。
昨年は雪のちらつく中も走りました。そんな時は首回りにフリースのスヌードを被りました。今年は気温的には昨年ほど低くはありませんが、北風の強い日などは襟元がぞくっと来ます。スヌードではあまり暖かとは思えない時、手元にあった普段に身に付けているスカーフを襟元に巻いて出かけました。これが暖かい。薄いスカーフ一枚の暖かさはよく知っていたつもりですが、モカモカのスヌードより肌に沿うスカーフの暖かさは思いがけませんでした。12月も半ばから一見普通のランニング姿ですが、襟元にはスカーフをしていました。シルクですから汗をかかないこの時期にしか使えません。汗染みだけはごめんです。そろそろこの暖かさともお別れです。この2、3日。家に帰りつく頃には背中がムッと汗ばむような感じがします。今朝の外気温度は8度、スカーフをするかしないか悩める気温です。
一枚のスカーフの暖かさを改めて感じた冬でした。このスカーフに支えられて走る事が出来たのかもしれません。