小雨、11度、94%
播州室津の牡蠣をいただきました。殻付きの大きな牡蠣です。牡蠣といえば三陸、広島ばかりと思いますが、播州の静かな入り江で育てられた牡蠣もあることを初めて知りました。
蒸し焼きにして、添えられていたピックで殻を開けていただきます。開けてくれるのは主人です。少し口を開いたら食べごろです。海鮮は火の通し過ぎだけは避けたいものです。 殻を通して火を通していますから、ふっくらと大きさもそのまま。牡蠣の香りがなんともいえません。殻に溜まった美味しい汁も残さずいただきます。 殻の中に入り込んでいたカニさん。1匹ですので私が食べました。磯の香りがします。
牡蠣に合わせたのは、主人の好物「高野豆腐」の炊き合わせです。 柔らかい筍も頂き物です。牡蠣のお味を邪魔しないように薄い味付けです。もう一皿、福岡地元の金目鯛のお刺身と長崎のブリもお刺身にしました。 金目鯛は身の締まりが良く、ブリはこの季節しっとりと甘味を帯びています。
主人の帰国に合わせて私の友人たちは色々な物を送ってくれます。二人して「ありがたいことね。」と箸を進めます。
今時期の牡蠣は体を温めてくれると聞きます。こんなふっくりとした牡蠣をお家でいただけるなんて思ってもいませんでした。主人の旧正月のお休みもあと2日、ゆっくり体を休めて、美味しいものをいただいて、香港に戻っていきます。皆さんのお心遣いに感謝します。