曇り、23度、83%
今年に入って雨が多い香港です。一年中湿度は高く、除湿機が無いと壁紙が剥がれて来ることすらあります。家の中のカビ対策は日本の梅雨よりも大変です。油断すると、靴などの革製品はうっすらとカビが付きます。
外に出ると、風がない時はムッと湿度が地面から上がって来ます。まあ仕方ありません、ここは亜熱帯気候です。雨が降ったり止んだりの天気が続くと、こんなものが顔を出して来ます。 目を凝らさないと見えません。 こんな群生も見られます。キノコです。香港の野生のキノコは大型ではありません。大きくてもシイタケ程です。以前は、真っ赤なキノコやきつね色のキノコもよく見られました。ここ数年お目にかかっていません。キノコは空気のきれいなところに生えると何かで読んだことがあります。年々、空気汚染が進む香港、きっとキノコ達にとって住み辛い環境になって来たのだと思います。
キノコの名前を調べようと、「香港 キノコ」で検索しました。出て来るのはキノコ料理ばかりです。細いヒョロッとしたおそらく「ヒトヨダケ」の仲間でしょうか。
日本には自生していない白キクラゲが市場で木に付いたまま売られていました。 この生の白キクラゲ、私の手のひらに納まる程の大きさですが、お値段を聞いてびっくり、日本円で6000円ぐらいです。サルノコシカケ、普通のキクラゲは街路樹にも付いていることがあります。
木陰の小さなキノコ、昼間雨が降らないと夕方には萎んでしまっています。翌朝、キノコのあった当たりを見回しても陰も形もありません。今朝は日差しが強くなり始めました。モモさんの散歩でキノコに会えるのもしばらくお休みです。