チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

香港のブタまん 菜肉包

2014年10月24日 | 香港

曇り、24度、80%

 昨日、ブタまんの話をこのブログに書いたら、またしてもブタまんが食べたくなりました。でも、香港ではポピュラーでないブタまんです。ブタまんは中国の北の地方では、万民の朝ご飯。朝早く仕事に向かう人が、湯気が上がる店の前に行列をして買って行きます。いつ見てもこの光景は、元気をくれます。香港は中国でも南、ここの主食はお米です。餃子だって北の食べ物、ましてや日本人の大好きな焼き餃子は、なかなかお目にかかれません。飲茶に行くと、蒸し器で運ばれて来るチャーシュー包、これは香港の飲茶の代表選手です。地元の方も、チャーシュー包の美味しい店がいい飲茶屋だという程です。チャーシュー包はブタまんではありません。

 香港で、日本風のブタまんは「菜肉包」と書いて、「チョンヨッパオ」と言います。これを売っている店は、香港島に限って言えば、ワンチャイの市場と北角の市場とシャウケイワンの市場です。香港は中国各地から移住して来た人で出来た街です。土地土地で食べ物も違います。このブタまんを扱っている店がある辺は、上海からの移住が多いと聞きます。昨日は、ワンチャイまで足を伸ばしました。以前は3軒あったブタまん屋さん、今は1軒のみ。しかも種類も少なくなっています。

 菜肉包、字の如く、野菜ほとんどキャベツと豚肉が少々、 キャベツのざく切りがなんともいえません。ザックリと二つ割りにすると、フワッと中国のスパイス「五香粉」が香ります。

 この菜肉包とカスタードの入った饅頭と小豆のあんこが入った饅頭は定番ですが、この店、カスタードの饅頭は置いていませんでした。

 そこで、  小豆のあんこ入りを買いました。「豆沙包」と書いて、「ドンサパオ』と読みます。黄色い点がついているのは一般にはカスタード入り、あんこ入りには赤の点が打たれています。ところが、  切り分けてその理由がわかりました。あんこの中に塩卵の黄身が入っていました。甘いあんこと塩味の卵の黄身、不思議な組み合わせですが、食べ慣れるとその妙味が分かるようになります。黄色い点は、卵の黄身の色でした。

 ひとつ70円程のお腹抑えのスナックです。家に帰って、もう一度蒸し直してポーレイ茶(プアール茶)と一緒に、パクパク。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする