宇宙人の独り言

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「お金」と「幸せ」

2013年01月26日 | 日記
誰に聞いてみても「幸せになりたくない」という人は、この世にはいないはずです。みんながこころの底では「幸せになりたい」と思っています。

その「幸せ」を阻害する大きな要因の一つに、貧富の格差があります。現在、アメリカではわずか1~2パーセントの金持ちと98~99パーセントのなかの貧困層から構成されているといいます。アメリカの4千万人以上の人が毎日の食事を、教会などが配給する無料の施しに頼って生活している現状にあるといいます。しかも世界各国ともほとんど同じような状況になってきているのです。こうした不公正がなぜ行われているのでしょうか。

その元凶は「お金」というものの本質にあります。

銀行の仕組みを理解すれば、お金の本質が分かります。普通、一般的なイメージからすると、お金や銀行は、社会や人々のために存在するようにみえます。しかし、実情は違います。お金と銀行のおかげで得をする人は、ほんの一握りの銀行家と商売に長けた人だけです。多くの庶民は借金やローンに縛られて働き続けなければなりません。

お金は、中央銀行から生み出されて、市中に出回って流通しています。つまり、中央銀行が紙幣を発行し、それに「利子」をつけて、政府や街中の銀行に貸し出します。街中の銀行は、それをさらに「利子」を付けて企業や人々に貸し出します。

ここで考えてみれば分かるのですが、この実際には存在しない架空の概念である「利子」が、実はまやかしなのです。市中に実際に流通する紙幣には限りがあるのに、「利子」という架空のお金が発生するのです。「利子」があるために、借金を返せない人が絶対に出てくるのです。この「利子」のからくりが、今日の競争社会の土台になっているのです。

次に、銀行によるまやかしを見てみましょう。
あなたが例えば、1000万円をもっているとすれば、1000万円を貸すことができます。当然です。しかし、銀行が1000万円もっている場合には、銀行はその10倍(以上)を貸すことができ、その利子を課すことができます。もしも銀行に「お金」を預金していることになっている人々が、全員でなくともよいのですが、今日、銀行に引き出しに行ったとすれば、銀行は30分もしないうちに入り口を締め切ってしまうでしょう。銀行は実際には保有していないのです。お金が銀行にあるというのは゛神話゛であり、まやかしです。

あなたが銀行に行ってローンを申し込むと、銀行は一枚も紙幣を印刷しないし、一枚の硬貨も鋳造しません。あなたの口座にローンの金額を入力するだけです。その瞬間から、あなたはコンピュータの画面に入力された数字に対する「利子」を銀行に払うことになります。

実在しないローンであっても、返済できなくなると、銀行はあなたの実在する財産を取り上げます(これを「差し押さえ」と呼んでいます)。コンピュータ画面に登録された数字が何であれ、その評価額に達するまで、土地、家屋、貴金属、自動車などの実在の財産を取り上げます。

ここで考えなければならないことは、私たちが「お金」と呼んでいるものは、政府によって流通されているのではなく、民間が所有する銀行がお客にローンを貸し付けることによって、銀行がどれだけお金を流通させるのかをコントロールしているということです。つまり、好況や不況の違いは、たった一つ、マネー流通量(通過供給量)なのです。この仕組みを通じて、個人が所有する銀行が、同じ人たちによって完全にコントロールされている銀行が、マネー流通量を決定し、好況と破綻を思いのままに作り出すのです。

マイヤー・ロスチャイルドが「国のマネーの管理さえ任せてくれれば、誰が法律を作っても構わない」と言った理由がここにあるのです。

ともかくも、資本主義という競争社会の行き着く先は、「1パーセントの大金持ちと99パーセントの貧困者」という構図になる宿命にあるのです。この仕組みを変えなければ、多くの人々はほんとうの「幸せ」を摑むことはできないのでしょうか。

以上




コメント (1)
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