『喜びから人生を生きる! 臨死体験が教えてくれたこと』
ナチュラルスピリット
アニータ・ムアジャー二 著
奥野節子 訳
本書は、著者のムアジャー二さんが末期癌から生還した物語でありメッセージです。著者は、4年以上にわたる癌との闘いで、死に直面します。そして2006年2月に臨死体験をします。臨死体験をして、癌が治癒したのです。
著者は「はじめに」の冒頭で、次のように語っています。
「私の体験をお話することにしたのは、他のひとたちに自分と同じ体験をしてほしくないと思ったからです。
表だって他人に何かを教えたり、生き方について話したりするのは、あまり好きではありません。たとえ向こうから頼まれても、どのように変えればよいのかをアドバイスするのは苦手です。むしろ私は、自分の例を示すことで、他の人たちが自らの真実とつながれるように手助けしたいと思っています。
2006年2月に臨死体験をし、過去4年間苦しんだ癌が治癒してから、このことをいつも考えていました。臨死体験の最中、私は自分の未来を目にし、この世に戻る決断をした一つの理由は、多くの人が私の体験やメッセージを聞いて心を動かされることになるからだと理解しました。その状態の中で、何千人、おそらく何万人もの人に希望を与えられるだろうとわかったのです。けれど、どのようにすべきなのかははっきりしませんでした。ただ、自分がたくさんの人たちを助けることになると知ったのです。でも、そのために自分は何もする必要はないという気がしました。ありのままの自分でいて、人生を楽しみ、より大きなものが起こる媒体となっていればよいと感じました。
そうしていたら、世の中や自分に起こっていることについて答えを探している人たちや、医学や科学の専門家からの質問に応えて講演をしたり、書き物をしたりするようになりました。この本が生れた経緯も、同じです(詳しくは、第14章に書いてあります)。私は、癌との闘いと臨死体験の結果として自分が学んだことを率直に述べています。自分の体験や、そこから学んだ人生についての理解をお話できることは私の喜びで、それがみなさんのお役に立つならばとても嬉しいと思っています。……」
本書はパート3から構成されています。
パート1は、著者の育った環境や病気の原因となった恐れをいかに生み出したのか、そして癌にかかるまでの人生について書かれています。最も大切なメッセージを含んでいるのが、パート2とパート3です。
パート2
身体を離れて
神の愛を体験する
この世に戻る決心
すべての癌が消えた
コー医師による医学的見解
大きな意識の変化
恐れずに生きる
シンクロ二シティに導かれて
パート3
私が癌にかかった理由
私たちは神と一体である
ありのままの自分を生きる
臨死体験の質疑応答
末期癌から奇跡的に生還したアニータ・ムアジャー二さんの次の言葉が印象的です。
「私の癌が治ったのは、心の状態や信念が変わったことよりも、自分の真の魂が輝き始めたおかげだとはっきり言いたいと思います。多くの人から、プラス思考のおかげで治ったのかと尋ねられましたが、そうではありません。臨死体験の最中に私がおかれていた状況は、心の持ち様をはるかに超えたものでした。私の癌が治ったのは、自分の有害な思考が完全に消えてなくなったからです。」
以上
ナチュラルスピリット
アニータ・ムアジャー二 著
奥野節子 訳
本書は、著者のムアジャー二さんが末期癌から生還した物語でありメッセージです。著者は、4年以上にわたる癌との闘いで、死に直面します。そして2006年2月に臨死体験をします。臨死体験をして、癌が治癒したのです。
著者は「はじめに」の冒頭で、次のように語っています。
「私の体験をお話することにしたのは、他のひとたちに自分と同じ体験をしてほしくないと思ったからです。
表だって他人に何かを教えたり、生き方について話したりするのは、あまり好きではありません。たとえ向こうから頼まれても、どのように変えればよいのかをアドバイスするのは苦手です。むしろ私は、自分の例を示すことで、他の人たちが自らの真実とつながれるように手助けしたいと思っています。
2006年2月に臨死体験をし、過去4年間苦しんだ癌が治癒してから、このことをいつも考えていました。臨死体験の最中、私は自分の未来を目にし、この世に戻る決断をした一つの理由は、多くの人が私の体験やメッセージを聞いて心を動かされることになるからだと理解しました。その状態の中で、何千人、おそらく何万人もの人に希望を与えられるだろうとわかったのです。けれど、どのようにすべきなのかははっきりしませんでした。ただ、自分がたくさんの人たちを助けることになると知ったのです。でも、そのために自分は何もする必要はないという気がしました。ありのままの自分でいて、人生を楽しみ、より大きなものが起こる媒体となっていればよいと感じました。
そうしていたら、世の中や自分に起こっていることについて答えを探している人たちや、医学や科学の専門家からの質問に応えて講演をしたり、書き物をしたりするようになりました。この本が生れた経緯も、同じです(詳しくは、第14章に書いてあります)。私は、癌との闘いと臨死体験の結果として自分が学んだことを率直に述べています。自分の体験や、そこから学んだ人生についての理解をお話できることは私の喜びで、それがみなさんのお役に立つならばとても嬉しいと思っています。……」
本書はパート3から構成されています。
パート1は、著者の育った環境や病気の原因となった恐れをいかに生み出したのか、そして癌にかかるまでの人生について書かれています。最も大切なメッセージを含んでいるのが、パート2とパート3です。
パート2
身体を離れて
神の愛を体験する
この世に戻る決心
すべての癌が消えた
コー医師による医学的見解
大きな意識の変化
恐れずに生きる
シンクロ二シティに導かれて
パート3
私が癌にかかった理由
私たちは神と一体である
ありのままの自分を生きる
臨死体験の質疑応答
末期癌から奇跡的に生還したアニータ・ムアジャー二さんの次の言葉が印象的です。
「私の癌が治ったのは、心の状態や信念が変わったことよりも、自分の真の魂が輝き始めたおかげだとはっきり言いたいと思います。多くの人から、プラス思考のおかげで治ったのかと尋ねられましたが、そうではありません。臨死体験の最中に私がおかれていた状況は、心の持ち様をはるかに超えたものでした。私の癌が治ったのは、自分の有害な思考が完全に消えてなくなったからです。」
以上
![]() | 喜びから人生を生きる! ―臨死体験が教えてくれたこと |
奥野 節子 | |
ナチュラルスピリット |