宇宙人の独り言

「宇宙人の世界」へようこそ!!
本ブログのテーマは、「UFO」と「宇宙人」と「人類の歴史」をみなさんと考えることです!

臨死体験が教えてくれたこと

2013年07月28日 | 日記
『喜びから人生を生きる! 臨死体験が教えてくれたこと』
ナチュラルスピリット
アニータ・ムアジャー二 著
奥野節子 訳


本書は、著者のムアジャー二さんが末期癌から生還した物語でありメッセージです。著者は、4年以上にわたる癌との闘いで、死に直面します。そして2006年2月に臨死体験をします。臨死体験をして、癌が治癒したのです。

著者は「はじめに」の冒頭で、次のように語っています。

「私の体験をお話することにしたのは、他のひとたちに自分と同じ体験をしてほしくないと思ったからです。
 表だって他人に何かを教えたり、生き方について話したりするのは、あまり好きではありません。たとえ向こうから頼まれても、どのように変えればよいのかをアドバイスするのは苦手です。むしろ私は、自分の例を示すことで、他の人たちが自らの真実とつながれるように手助けしたいと思っています。
 2006年2月に臨死体験をし、過去4年間苦しんだ癌が治癒してから、このことをいつも考えていました。臨死体験の最中、私は自分の未来を目にし、この世に戻る決断をした一つの理由は、多くの人が私の体験やメッセージを聞いて心を動かされることになるからだと理解しました。その状態の中で、何千人、おそらく何万人もの人に希望を与えられるだろうとわかったのです。けれど、どのようにすべきなのかははっきりしませんでした。ただ、自分がたくさんの人たちを助けることになると知ったのです。でも、そのために自分は何もする必要はないという気がしました。ありのままの自分でいて、人生を楽しみ、より大きなものが起こる媒体となっていればよいと感じました。
 そうしていたら、世の中や自分に起こっていることについて答えを探している人たちや、医学や科学の専門家からの質問に応えて講演をしたり、書き物をしたりするようになりました。この本が生れた経緯も、同じです(詳しくは、第14章に書いてあります)。私は、癌との闘いと臨死体験の結果として自分が学んだことを率直に述べています。自分の体験や、そこから学んだ人生についての理解をお話できることは私の喜びで、それがみなさんのお役に立つならばとても嬉しいと思っています。……」

本書はパート3から構成されています。
パート1は、著者の育った環境や病気の原因となった恐れをいかに生み出したのか、そして癌にかかるまでの人生について書かれています。最も大切なメッセージを含んでいるのが、パート2とパート3です。

パート2
 身体を離れて
 神の愛を体験する
 この世に戻る決心
 すべての癌が消えた
 コー医師による医学的見解
 大きな意識の変化
 恐れずに生きる
 シンクロ二シティに導かれて

パート3
 私が癌にかかった理由
 私たちは神と一体である
 ありのままの自分を生きる
 臨死体験の質疑応答

末期癌から奇跡的に生還したアニータ・ムアジャー二さんの次の言葉が印象的です。

「私の癌が治ったのは、心の状態や信念が変わったことよりも、自分の真の魂が輝き始めたおかげだとはっきり言いたいと思います。多くの人から、プラス思考のおかげで治ったのかと尋ねられましたが、そうではありません。臨死体験の最中に私がおかれていた状況は、心の持ち様をはるかに超えたものでした。私の癌が治ったのは、自分の有害な思考が完全に消えてなくなったからです。」

以上


喜びから人生を生きる! ―臨死体験が教えてくれたこと
奥野 節子
ナチュラルスピリット

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペンタゴン戦慄の完全支配

2013年07月17日 | 日記
『ペンタゴン戦慄の完全支配』
徳間書店
ウィリアム・イングドール 著
為清勝彦 訳


本書は、過去20年の世界各地で勃発した諸々の事件や紛争を歴史的・地政学的見地から洞察し、その背後に潜むペンタゴンの「完全支配」戦略と行動の暗黒面を浮き彫りにしています。
世界はいまも操られているといいます。独裁政権を倒す民主化運動から、NGO(非政府系組織)、学生運動、ウィキりークスまで、完全支配を目論む巧妙な手法の一つであるといいます。

たとえば、2010年12月18日に始まったチュニジアでの暴動によるジャスミン革命からアラブ全土に波及した「アラブの春」の民衆の抵抗運動は、著者のイングドール氏によれば、さまざまなペンタゴンのシンクタンクが何年も前から計画していたことであり、基本的には、巨大な経済に成長していた中国の将来の支配を狙ったものだったと分析しています。さらには、゛福島の惨事゛さえ利用しようとしている勢力が存在するといいます。新聞やテレビ、ネットに踊らされるのを良しとする大衆はともかく、情報を見極め、真実を直視しようとする人こそ、「完全支配」を理解しておく必要があるのではないでしょうか。訳者の為清勝彦氏は、この辺を上手に説明されていますので、少し長くなりますが「訳者あとがき――ソフト・パワーとハード・パワー」から引用させてもらいます。


「1922年に『世論』という有名な本を書き、第一次世界戦争でアメリカの心理戦に重要な役割を果たしたウォルター・リップマンは、「納得の製造」(manufacture of consent)という概念を示している。真実に興味がなく、理解することもできない一般民衆には任せておけないため、エリート層が作り出した真実をニュースとして報道することで民衆を納得させ、世論を誘導して目的を達成するという意味である。

第二次世界大戦後の新アメリカ帝国のことを「帝国」とは呼ばず、軍事支配よりも効率的な「植民地独立」(経済支配)に切り替えたこともそうであるが、70年近くたった今もなお、大規模に米軍が駐留を続け、実質的にアメリカの占領下(不沈空母)でありながら、天皇制の存続により「独立国」だと思っている日本もまた、こうして製造された納得の産物である。

人間には頭(知能)があるため、家畜のように物理的に力ずくで支配するよりも、自主的に自ら支配させる方が効率的である。それがアメリカの掲げる「民主主義」の本当の意味だった。そのためには、人々が、頭の中を支配されていることに、気付いてはならないことは言うまでもない。あくまで自分で考えていると思わせておく必要がある。これを裏返して言えば、どういうことだろうか?

常に最新の情報を熱心に収集し、幅広くさまざまな意見を聞いては比較検討し、その中から最適な答えを「自分で考えている」と思っている人も、実は操作されているかもしれないということになる。

例えば、新聞・テレビなどマスメディアが、商業的あるいは政治的に偏向していることについては、多くの人が理解しているだろう。だから、マスコミの報道を鵜呑みにせず、批判的に読む姿勢を身につけている人は少なくない。だが、どんな話題に関心を向けるかということ自体、テレビを見ている限りは影響を受けてしまう。例えば、各種廃棄物による直接的な地球の汚染よりも、二酸化炭素の排出量の問題に関心を持つようになる。

また、本書に述べられてる、市民運動のNGOやインターネットのSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)が、今やプロパガンダの手段になっていることの認識は、まだまだ十分には行き渡っていないだろう。そして、ウクライナやグルジアのカラー革命や、最近の「拡大中東プロジェクト」の一環としてのエジプトの「政権交代ドラマ」のことを、本物の民主主義だと真に受けてしまう。あるいは、ウィキリークス(付録を参照)のことを正義の味方だと思ってしまう。

マインド・コントロールの「マインド」とは、日本語では「心」と訳されることが多いが、「ハート」とは異なり、思考(知性)を意味する。つまり、知能の高い人ほどコントロールされる「マインド」が優勢なため、見事にコントロールされるということになる。そして往々にして知能が高いという思い上がりがあるために、コントロールされていることに気付かない。さらに言えば、そのために教育制度を通じて知能の高い人間(コントロールしやすい人間)が選抜され、社会を支配する仕組みになっている。

人間には学習能力がある。頭の中を支配されてることに気付かせないためには、常に新しい手法に切り替えていかねばならない。いまだにマスコミで操作される人間は従来通り新聞とテレビで、そうでない人間はインターネットで騙さなければならない。もちろん、インターネットでも騙すことができない人間が多くなれば、次なる手法を考えなければならない。こうしてマインド・コントロールの手法はどんどん複雑・高度化していく。

こうした詐術を見破るための有効な手法の一つは、耳障りの良い言葉ではなく、資金(マネー)の流れを意識することである。本書でも「NGO(非政府系組織)」であるはずのNEDに米国議会の予算が割り当てられていることが述べてあるが、興味のある市民運動団体があれば、その資金はどこから出ているのかをまずは確認しておくべきだろう。また、インターネットで急速に情報が広がったり、一躍有名になる人がいれば、まとまった資金でインターネット工作がなされている可能性を疑ってみる価値はある。テレビで紹介されたり、大企業がスポンサーになっている場合は言うまでもない。私の経験では、本当の価値ある情報は徐々にしか浸透せず、急激に普及することはない。

ただし、こうした対抗策をとっても、我々が言葉と頭で考える限り、騙される可能性はゼロにはできない。我々は何も知らないことを知ること(無知の知)こそが、究極の防衛策である。……」

以上


ペンタゴン 戦慄の完全支配 核兵器と謀略的民主化で実現する新世界秩序 (超知ライブラリー)
為清勝彦
徳間書店
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年収と読書

2013年07月10日 | 日記
「プレジデント」というビジネス雑誌を見ていたら、高収入ほど読書量が多いことが証明されているという記事がありました。それによるとたとえば、1日30分以上読書している人の割合は、年収500万円台の人は、年収1,500万円以上の人に比べて半分以下だといいます。

その他に、月間の読書量が年収にキレイに比例していたり、年収が高いほど、本を多く購入していることが明らかになっています。

とはいえ、この忙しい社会で、夜遅くまで働き、家に帰れば家族サービスや家事を行うビジネスパーソンに、読書をする余裕なんてないという声も聞かれます。

しかし、常に新しい情報を仕入れなければ、日々のビジネスの潮流から取り残されてしまうだけでなく、会話のネタにも事欠いてしまいます。

今はインターネットで簡単にあらゆる情報が誰でも入手できる時代になりました。でもそれは玉石混交で、本当の情報なのか見極めにくいという難点があります。急がば回れではないですが、読書が一番確実な情報収集方法だと思います。

日本マイクロソフトの元社長であった成毛眞さんは、たいへんな読書家で、『本は10冊同時に読め!』という本を書いています。この本を読むとずいぶん共感する部分があります。

いま二極化が進んでいます。格差が知らないところですでに始まっています。単に「忙しい」という理由で、本を読まない人が多くいます。忙しいのは誰でも同じです。年収が高い人は、自分の価値を下げないために、どんなに忙しくても本を読み、勉強をしているものです。そして、成功する人としない人の大きな違いは、読書するかしないかの違いだとも言います。ちなみに、俗に「成功本」は捨てることです。

以上
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ソウルメイト 奇跡を支えた魂の絆

2013年07月06日 | 日記
『ソウルメイト 奇跡を支えた魂の絆』
扶桑社 刊
木村秋則 著



本書の著者は、青森県弘前市のリンゴ農家の木村秋則さん。このプログでも木村さんのことを取り上げたことがあります。著者の木村秋則さんは、農薬で奥さんが体をこわしたことをきっかけに、1978年頃から無農薬・無肥料のリンゴ栽培にチャレンジを始めます。10年近くにわたって無収穫が続き、苦難の日々が続いたようです。
木村さんは本書の「はじめに」に、次のように書いています。


「私の生れた故郷、青森県の津軽地方には、「じょっぱり」という言葉があります。
津軽人の気質をあらわす言葉で、「頑固者」とか「強情っ張り」といった意味です。
一度決めたことは、あきらめずにやり遂げる。
自分の信念を、とことん貫き通す。
長い冬に耐え、雪と戦いながら暮らしを紡いできた津軽平野の人々の心には、そんな「じょっぱり魂」が根づいています。
いや、筋金入りのじょっぱりと言えるかもしれません。
絶対に不可能だと言われ続けた無肥料、無農薬のリンゴ栽培に取り組み、約10年間もの間、悪戦苦闘を続けたのですから。
農薬をまくたびに寝込んでいた女房をなんとか楽にしてやりたい。その一心で始めた挑戦です。けれども、農業の常識からすれば、それは無謀以外の何ものでもありませんでした。
人からは嘲笑され、家族は貧乏のどん底を味わいました。私はとことん追い詰められ、死を選ぼうとした日もありました。
しかし、冬がつらく長ければ長いほど、春の喜びがひとしお身にしみるように、苦労が多ければ多いほど、その苦労が実ったときの嬉しさはこの上ないものです。
枯れかけた木が回復し、真っ白いリンゴの花が再び咲いてくれた日のことを、私は今も忘れることができません。女房は泣いていました。私の目にも熱いものがこみ上げてきました。……」


10年の苦難の日々を経て、ついに木村さんは完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培を成功させます。現在は、リンゴ栽培のかたわら、国内外で農業指導の活躍をされているといいます。そして著者自身の苦難の日々と成功への奇跡が描かれた映画『奇跡のリンゴ』がいま全国東邦系映画館で上映されています。

木村さんのユニークなところは、完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培を成功させたことも去ることながら、色々と不思議な体験をしていることです。宇宙人と遭遇したり、UFOに乗せられて宇宙へ行ったり……。そして木村さんはこのような体験を自分が特別だから、とは思っていないのです。本当に大切なものは、目には見えない。見えないものを見る努力をし、夢に向かって゛バカ゛になろうよ、と木村さんは言います。


以上


ソウルメイト
木村 秋則
扶桑社


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする