宇宙人の独り言

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ニコラ・テスラ秘密の告白

2013年06月02日 | 日記
『ニコラ・テスラ秘密の告白』
成甲書房
ニコラ・テスラ 著
宮本寿代 訳


1943年1月7日の深夜、マンハッタンのニューヨーカー・ホテル。身よりもなくこのホテルの一室にひっそりと暮らす86歳の老人が、その波瀾万丈の生涯に終止符を打った。人生の最後を看取る者など誰もいない、あまりにも孤独な死であった。翌朝メイドによって老人の亡骸が発見されると、知人たちの手によって葬儀が催されることになった。葬列は厳冬のマジソン街を葬儀場に向かって粛々と進んでいった。ところがちょうどその頃、老人が息をひきとったホテルの部屋では、その静かな死とは対照的に慌しい事態が巻き起こっていた。葬列がホテルを出るのを待っていたかのように、数名のFBIの捜査官たちがこの部屋に押し入ったのである。捜査官らは部屋を徹底的に捜索し、老人が保管していた小さな金庫を見つけるとそれを無理矢理こじ開けて、数式や図面が詳細に描かれた書類の一切合切を持ち去った。そして捜査官たちは何の痕跡も残さず消え去ったのである.

かたや、葬儀が執り行われた教会でも奇妙な現象が起こっていた。神父によってしめやかに弔辞が述べられると、突如として目もくらむばかりの陽の光が天窓を貫き、老人の亡骸が納められた棺を光の衣で包んだのである。会葬者たちは思わず息をのんだ。棺はまるで神の祝福を受けたかのように清らかな光を発し、教会は荘厳な光で満たされた。そして後日、葬儀中の教会内の写真が仕上がると、そこには信じ難い映像が写し出されていた。それらの写真は皆、教会の内部を隅々まで鮮明に映し出しているにもかかわらず、会葬者らの姿はすべて輪郭がぼやけていたのである。


この謎めいた人物こそが、本書の著者ニコラ・テスラです。フリーエネルギー、スカラー電磁波、人工地震、歴史の闇に葬られた異才です。

本書は、テスラ自らが書いた数少ない著作で、第一部は彼の発明家としての人生を歩むまでの回顧録であり、第二部はエネルギー問題に関する論考となっています。読んで面白いと感じるのは第一部で、テスラ自らの前半生を自伝風に赤裸々に包み隠さず書いています。ニコラ・テスラの超天才といわれる理由が理解できました。

そのニコラ・テスラは、次のように警告を発しています。

「人類は恐るべき問題に直面している。その問題は、物質的にいくら豊かになっても解決しない。原子のエネルギーを解放したとしても恩恵などない。人類にとってはむしろ不幸になりかねない。不和や混乱が必ずやもたらされ、その結果として最後に行きつくのは、権力による憎むべき支配体制なのだ」

以上


ニコラ・テスラ 秘密の告白 世界システム=私の履歴書 フリーエネルギー=真空中の宇宙
宮本 寿代
成甲書房
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2 コメント

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Unknown (ひまわり)
2013-06-27 19:57:44
いつも貴重な記事をありがとうございます。

涙が・・・・止まりません。

転載させて下さい。よろしくお願い致します。
返信する
何回もすみません (ひまわり)
2013-06-30 18:20:32
URLを添付し

テスラの警告を引用させて頂きました。
お返事ないまま申し訳ありません。

尚、私のコメントは公開しないでください。

いつも貴重な記事をありがとうございます感謝です。

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