著者は、グレッグ・ハレット。
ハレットは、歴史の記録はいつも2つあるという。
一つは、世間一般向け。
もう一つは、30年から100年以上にわたって秘密裏に保管された真の記録。
そしてハレットは、歴史の95パーセント、情報の3分の2は誤っているという。
世間一般が受け入れている歴史はナンセンスだと断言する。
これを信ずるかどうかは読者次第。
一つだけ例をあげる。
ヒトラーの父はアロイス。アロイスの母はマリア。
マリアはヒトラーの祖母ということになる。
アロイスの母マリアはロスチャイルド男爵邸で使用人として雇われていた。
そこで生まれたのがアロイスである。
ということは?
ちなみに、アロイスとその妻アンナ・グラスルは叔父と姪の関係である。
もう一つ。
ヒトラー21歳から24歳、すなわち1911年1月から1913年5月まで
のヒトラーに関する情報や写真がない空白期間があるとされる。
ハレットは空白の9カ月(1912年2~11月)、若きヒトラーは英スパイ
養成機関にいたという。
以上