タヴィストック研究所の謎

世界を牛耳る洗脳機関
タヴィストック研究所の謎
ＴＯブックス
ダニエル・エスチューリン　著
富永和子　訳



　イギリスのサセックス州に本拠地を置くタヴィストック研究所は、集団洗脳と社会工学研究中心である。第二次大戦中にウェリントンハウスで緊急始動したこの研究所は、やがて地球という惑星全体の運命を形作り、その過程で現代社会のパラダイムを変える最先端の組織へと成長した。
　５００キロトン級核爆弾の爆発と同じ威力を持つ革命的な本書は、タヴィストック・ネットワークとその洗脳方法、世界の名だたる機関がそれを応用し、大規模な社会工学的プロジェクトに適用している事実を明らかにしている――「序」より

タヴィストック研究所は、表向きは精神病理学、臨床心理学の世界的拠点として知られています。ところがその本当の姿は、英国王室とロスチャイルド家の資金により設立されたといわれます。
洗脳・プロパガンダ研究に関する世界屈指の秘密機関かつ国際諜報機関。これまで闇に包まれてきたタヴィストック研究所の実態と、恐るべきその洗脳テクニックを、綿密な調査をもとに明らかにする……。

著者は、７１ページから７２ページにこう書いています。

「マインドコントロールとひと口に言っても、それが使われている範囲が非常に広く、そのために使われる方法もきわめて巧妙である。司祭たちが宗教的儀式で組織的に用いたことに端を発する、西欧文化が発展させたマインドコントロールのテクニックは、イエズス会、一部のヴァチカン・グループ、様々な神秘主義の宗教、秘密結社、フリーメイソンで使われ、その効果が確認されてきた。そして中世ヨーロッパの宗教裁判で試された方法を、第三帝国の支配下にあったヨセフ・メレンゲ博士が磨きをかけた。…」

著者は、現代における強力な洗脳手段はテレビだといいます。アメリカ人は一日に６時間から８時間テレビを見て過ごすといい、１８５ページにはこう書いています。

「実際に操られ、指図どおりに動いているのに、当人はまったく気づかず、自由だと思っている、これが最も優れたコントロールの形だ。刑務所の独房にぶちこまれ、鉄格子を見るのも独裁の方法のひとつだが、それよりはるかに洗練されたコントロールと独裁の方法は、目の前にある鉄格子が本人には見えず、自分は自由だと思わせることだ。その意味で、世界一の催眠術師は、部屋の隅にある四角い箱、つまりテレビだろう。テレビは何を信じればいいか教えてくれる。どこの家にもあり、市民を集団洗脳する下地をせっせと作る。あなたはまだ気づいていないかもしれないが、この片目の子守りをつけるたびに、あなたの考えは形づくられるのだ。」

今の日本のような若年層のテレビ離れが進むと、次なる２１世紀の洗脳コンテンツは、テレビからインターネットを前提としたソーシャルメディアに移行していくと思われます。

以上

	世界を牛耳る洗脳機関 タヴィストック研究所の謎
	富永和子
	ティー・オーエンタテインメント

「ＹＯＵは」宇宙人に遭っています

「ＹＯＵは」宇宙人に遭っています
スターマンとコンタクティの体験実録
明窓出版
アーティ・Ｓ・クラーク　著
益子祐司　翻訳



本書は史上最もリアルな接近遭遇のリポートです。

「我々の祖先は宇宙から来た」　―　太古からの伝承を受け継いできた北米インディアンたちは実は現在も地球外生命との接触を続けていた。

それはチャネリングや退行催眠などを介さない現実的な体験であり、これまで外部に洩らされることは一切なかった。しかし同じ血をひく大学教授の女性と歳月を重ねて親交を深めていく中で彼らは徐々に堅い口を開き始めた。そこには彼らの想像すら遥かに超えた多種多様の天空人（スターピープル）たちの驚くべき実態が生々しく語られていた。虚栄心も誇張も何一つ無いインディアンたちの素朴な言葉に触れた後で、読者はＵＦＯ現象や宇宙人について以前までとは全く異なった見方をせざるをえなくなるだろう。宇宙からやってきているのは我々の祖先たちだけではなかったのだ。……

日本人と深く関わるインディアンがついに明かしたスターマンとの人間交流とは？

本書の目次です。

はじめに
第１章　　失われた時間
第２章　　すべてはロズウェル以前に始まっていた
第３章　　ときに彼らは地球の家族のもとへやってくる
第４章　　異星人を撃った男
第５章　　吹雪の夜に取り遺された異星人
第６章　　彼らは我々の中にいる
第７章　　スタートラベラー
第８章　　退役軍人たちの第一種接近遭遇
第９章　　宇宙船内で出会ったもうひとりの自分
第１０章　第五種接近遭遇
第１１章　消えたスターピープル
第１２章　ＵＦＯはミサイル基地に舞う
第１３章　スターピープルから教わったマインドコントロール
第１４章　スターピープルのハート
第１５章　宇宙からやってきたアラスカ先住民
第１６章　アブダクション――特異なケース
第１７章　私たちはこの星の者ではない
第１８章　バッファローの舞う空
第１９章　彼らは自在に姿を変える
第２０章　宇宙から来た自由の使い
第２１章　二人の女性の告白
第２２章　私は２５歳になれば解放される
第２３章　相棒が危ない
第２４章　小人のスターピープル
第２５章　宇宙を旅するビー玉
第２６章　四人の警官の勇気ある告白
第２７章　エイリアン・ヒッチハイカー
第２８章　北米インディアンと宇宙のつながり

本書に登場した体験者たちについて
訳者あとがき
著者：アーディ・シックスキラー・クラーク博士について
訳者紹介　益子祐司

以上

	「YOUは」宇宙人に遭っています スターマンとコンタクティの体験実録
	益子祐司
	明窓出版

天皇の財宝

天皇の財宝
学研パブリッシング
高橋五郎　著


本書の「はじめに」には、こう書かれています。

――（略）さて、この本は、読者の父や祖父の時代の組織人、つまり旧軍人らの強力な隠し業を剥がす。秘密の地下壕とゼロ戦の所在を捜すうちに、昭和天皇の財宝に出くわしたのだが、その秘密をこの本は゛隠して゛いる。

読者はおそらく信じまいが、土中に秘匿された天皇財宝が、世界金融を支えているのだ。そしてその秘密もまた巧妙に隠匿されている。二重の隠しごとに読者は仰天することだろう。――

天皇財宝の大半を占めるのは金塊。そして、世界不況経済を支えているのがこの昭和天皇財宝（金塊）だと高橋氏はいう。

――天皇財宝は、カネづまりの世界経済の救世主だ。天皇財宝による支援が、世界の表経済の資金不足を補っている事例がある。
　２０１１年３月１１日の東日本大震災の救済を建前に来日した、米国務長官とフランス大統領のご両人は、天皇財宝のこの秘密口座から百数十兆円相当の裏金を入手する密約を交わして帰国。８月２日満期の米国務省の債権の支払不能が予想されたオバマ大統領も窮地に立たされたかに見えたが、天皇財宝による救済資金でデフォルトから免れた。
　新聞もテレビも天皇財宝の゛救世主ぶり゛を知らない。隠しごとだからだ。――

それでは、だれが、どうやって天皇の財宝を入手しているのか。先述の米仏の両氏（ヒラリーさんとサルコジさん）の金融消費契約の相手方は、日本政府財務省でも日銀でもない。政府関係者や政治家には手が出せない資金だ。首相も役人も単なる仲介屋か事務屋に過ぎないという。そして高橋氏は次のように述べる。

――昭和天皇の財宝は、スイス・バーゼルの世界銀行監督機関筋と、世界の富の大半を握る欧米資本家が管理運用を一任されている。天皇の口座からだれがどうやって引き出しているのか、宮内庁も天皇御一家すらもしらない。これもまた、隠しごとだからだ。

　口座残高や金額や実態は預金主、つまり名義人のひとりの日本人と、欧米情報機関の担当部署の責任者、それに世界的有力金融家一族のみが知る。表世界の活性化のための潤滑油として役立たせる゛世界のヘソクリ゛というわけだが、しょせんは裏金利用、つまり隠し財産資金の流用だ。
　だから、資金運用と会計のやりくりは非公開で、一般会計の対象として扱われない。ここにも摩訶不思議な世界の仕組みがある。゛信用創造゛という名の金融カラクリがそれだ。簡単にいえば、゛無から有を生ませる手品゛を駆使するのだ。

　資金がなくても、相手に゛ある゛と思わせる。相手もそれが゛ある゛と同意すれば、それで一丁上がりのシステムだ。通貨は西欧ユダヤ金融商人による創造の産物だ。兌換制度を廃止して以降、合意活用されているこの゛金融システム゛が、地下に置いたままの天皇財宝の換金化を机上で具現化させるのだ。
　日本は天皇財宝を抱えているから、マネー・プレゼンスを供えている、という暗黙の合意が、神話（信用創造）をスムーズにさせる。この手法は手元不如意の金融商らが編みだした、世界金融の゛いかがわしい゛仕組みだ。必要悪の信用創造の手段として、現金を産みだすハッタリのカラクリだ。

　財宝が地下壕で眠りつづけていても、そこに金塊が実在するという合意があれば、カネは生れる。金塊を現物で売買する必要はない。カネになる金塊が゛ある゛ことにすれば、それが担保になる。紙幣はいくらでも刷り増せる。その金融システムが、世界金融の゛カラクリ゛だ。（以下省略）――

日本には天文学的な金融の隠し資金（天皇財宝）があるという前提を、世界中が゛認識゛している。高橋氏は、その限りでは、日本は安泰だという。

戦後日本の高度経済成長に活用されたのも、この資金だといわれている。ちなみに、昨年日本でこの隠し資金（天皇財宝）の一部を放出したという情報もある。

高橋五郎氏の『天皇の金塊』（学研）とスターリング・シーグレーヴ＋ペギー・シーグレーヴ著『ヤマト王朝』（展望社）の併読をお薦めします。

以下、「天皇の財宝　目次」です。

序　章　ゼロ戦に導かれた因縁の旅
第１章　封印された美幌基地秘話
第２章　巨大地下壕の謎
第３章　敗戦の狂騒で見えたもの
第４章　驚愕の北海道決戦計画
第５章　終戦前後の軍人たちの思惑
第６章　開かれる幻の地下壕
第７章　ガダルカナルの記憶
第８章　すべては美幌に行き着く
第９章　英霊たちの導き
終　章　英霊たちとの因縁の旅

以上

	天皇の財宝: 北海道に秘匿された略奪金塊と戦勝品
	高橋 五郎
	学研パブリッシング

ユダヤと天皇家の極秘情報

公安情報で読み解く　ユダヤと天皇家の極秘情報
文芸社
飛鳥昭雄・北芝健　著



日本には外国の諜報機関が不正に日本の国家や企業の機密情報を盗み出すことやマスコミ等を使って情報工作を行うことを禁じる法律がない。だから日本はスパイ天国だといわれます。

しかし、本書を読むと実態はどうもそうではないらしい。

日本に諜報機関がないと考えている読者がいたら、それはあまりにも実情から離れすぎている。世界屈指の諜報能力を持つスパイ集団、それが公安警察だ。公安警察に所属していた北芝氏が、知られざる日本の諜報の世界を明らかにする。

現在の日本にある諜報機関は、①法務省公安調査庁、②自衛隊情報保全隊、③公安外事警察の三つから成ります。北芝氏によれば、これら日本の諜報機関は陸軍中野学校の末裔だという。そして次のように言います。

―陸軍中野学校の諜報技術は一つは自衛隊の調査隊、一つは警察の公安へ受け継がれたんですね。
ＣＩＡと警視庁公安部はパイプが太いんですよ。警視庁公安部は工作をやらないけれども、捜査・調査は全部やります。ＦＢＩに近いですね。―

日本の公安は、ＣＩＡの能力プラスＦＢＩの体質を持っている。

ＣＩＡやＭＩ６など海外の諜報機関と公安警察は同じポジションの組織で、アメリカでは国内はＦＢＩ、国外はＣＩＡと分けていますが、日本はどちらも公安警察の中にあり、一緒になっている。

さらに、北芝氏によれば、ＣＩＡは日本国内のことはほとんどのことは知っている。海外情報も公安警察（公安外事）は共有している。

情報保護法のようなスパイ法を作らないほうが、世界の動きが全部東京でわかる。

等々　　　　


北芝　日本の古代史や皇室に連なる歴史に関して、衝撃的な情報が
　　　あります。
　　　表に出したら、今までのすべての常識や学説が吹っ飛んでしま
　　　う。
　　　その情報の証拠は伊勢神宮に隠してある。
　　　あそこを不可触領域にしたのは
　　　非常に為政者が賢かったと思いますね。

飛鳥　三種の神器がそのカギなんです。
　　　伊勢神宮とその周辺の神社に三種の神器は祀られています。
　　　三種の神器は皇居にあると思っている人が多いと思うけど、
　　　伊勢にあります。

詳しくは本書をお読み下さい。

本書の目次です。

第１章　　日本人や神道と、環太平洋やユダヤとのつながりを探る
第２章　　超能力番組の裏側と犯罪の闇を炙り出す
第３章　　超能力番組とサイキック捜査の裏側
第４章　　公安情報でわかった天皇家とユダヤの秘密
第５章　　ＴＰＰの真の狙いと第三次世界大戦へのシナリオ
第６章　　沖縄独立の衝撃シナリオと米国が一夫多妻を検討し始めた理由

以上

	公安情報から読み解くユダヤと天皇家の極秘情報
	飛鳥 昭雄 北芝 健
	文芸社