『四国剣山に封印されたソロモンの秘宝』
学研パブリッシング
栗嶋勇雄 著
本書の「まえがき」から引用します。
「世の中の移り変わりというか、激動の時代なのか、それとも天の仕組みなのか……。
高根正教・三教(たかねまさのり・かずのり)親子という、ふたりの先生がおられました。
通常のスケールでは計りきれず、また考えられないような学説や文書などを次の世代へとメッセージとして残され、自分を奢らず、この世を去った大人物です。そのため、アカデミックな世界では、未だ無名の学者のように思われています。
私は今から40年前に、恩師である高根三教先生と文化の会という会合で初めて出会いました。そのときの講演者が高根三教先生だったのです。
先生はいきなり、「四国の剣山に、ソロモンの秘宝である契約の櫃が埋めてある」という学説を話され、私はたいへん驚かされたものです。しかしそのまなざしは真剣で、私の心に深く突き刺さりました。(以下、略)」
この「まえがき」にもふれられているように本書は、著者の栗嶋勇雄氏が、「聖書の高根」といわれた言霊学者である高根正教・三教(たかねまさのり・かずのり)先生から薫陶を受けられ、自身も高根学説を40年にわたって研究されているといいます。その集大成ともいえるのが本書です。
言霊学者としての高根正教・三教親子について、栗嶋氏は次のように書いています。
「(略)かれらが『古事記』や『聖書』を読むにあたって、言霊で解読するという世界に類のない方法をとった意義は大きいと思います。
昭和の初め、高根三教先生は『聖書』の研究で世界的に知られるようになりました。その業績が認められ、イギリスのカンタベリー寺院より最高位の学位をもって迎えたいという知らせがありましたが、高根三教先生は日本の言霊が外国で理論的に理解できるのか悩み、難解な説明を求められるに決まっていると考え、招待を断りました。
そのときの新聞記事をアルパも見せていただきましたが、つまり『聖書』というのは日本のみならず、世界にとっても重大な関心事なのです」
そんな重大なことに、どうして日本の学者さん』たちは気づいてこなかったのか、という問いに次のように言います。
「それは言霊学が、日本でも一部の神道学者や少数の研究者のみに限られたもので、社会的に普及していなかったことも要因のひとつと考えられます。
言霊学は世界でも日本でも類のない学問であり、『聖書』で『始めに言葉あり、言葉は神とともにあり、言葉は神なりき……』といわれるように、モーセも神の声(言霊)を聞いていました。しかも彼がシナイ山で神から与えられた十戒そのものが、わが国の五十音文字であると思われます。十戒とは『アカサタナハマヤラワ』を意味しているのです。
言霊の原点である十戒石版は契約の聖櫃の中には納められていると、『聖書』には書かれています」
本書の目次です。
まえがき
序章
われはアルパなりオメガなり
琉球と久高島イザイホー
空海
伊勢神宮とは
ユダヤ民族の謎
大国主命さまと恵比須(恵比寿)さま
666の秘密と浦島太郎と山幸彦・海幸彦の謎
大嘗祭考
『古事記』(根くだり)
国東半島比賣語曽社縁起由来
浦島太郎伝説の謎
童話、お伽噺、童唄に隠された秘密
四国八十八か所札所の謎
京都
四国・剣山
栗枝渡八幡神社と神事
高根三教先生(研究レポートより)
祖谷地方に伝わる歌
終章
以上
学研パブリッシング
栗嶋勇雄 著
本書の「まえがき」から引用します。
「世の中の移り変わりというか、激動の時代なのか、それとも天の仕組みなのか……。
高根正教・三教(たかねまさのり・かずのり)親子という、ふたりの先生がおられました。
通常のスケールでは計りきれず、また考えられないような学説や文書などを次の世代へとメッセージとして残され、自分を奢らず、この世を去った大人物です。そのため、アカデミックな世界では、未だ無名の学者のように思われています。
私は今から40年前に、恩師である高根三教先生と文化の会という会合で初めて出会いました。そのときの講演者が高根三教先生だったのです。
先生はいきなり、「四国の剣山に、ソロモンの秘宝である契約の櫃が埋めてある」という学説を話され、私はたいへん驚かされたものです。しかしそのまなざしは真剣で、私の心に深く突き刺さりました。(以下、略)」
この「まえがき」にもふれられているように本書は、著者の栗嶋勇雄氏が、「聖書の高根」といわれた言霊学者である高根正教・三教(たかねまさのり・かずのり)先生から薫陶を受けられ、自身も高根学説を40年にわたって研究されているといいます。その集大成ともいえるのが本書です。
言霊学者としての高根正教・三教親子について、栗嶋氏は次のように書いています。
「(略)かれらが『古事記』や『聖書』を読むにあたって、言霊で解読するという世界に類のない方法をとった意義は大きいと思います。
昭和の初め、高根三教先生は『聖書』の研究で世界的に知られるようになりました。その業績が認められ、イギリスのカンタベリー寺院より最高位の学位をもって迎えたいという知らせがありましたが、高根三教先生は日本の言霊が外国で理論的に理解できるのか悩み、難解な説明を求められるに決まっていると考え、招待を断りました。
そのときの新聞記事をアルパも見せていただきましたが、つまり『聖書』というのは日本のみならず、世界にとっても重大な関心事なのです」
そんな重大なことに、どうして日本の学者さん』たちは気づいてこなかったのか、という問いに次のように言います。
「それは言霊学が、日本でも一部の神道学者や少数の研究者のみに限られたもので、社会的に普及していなかったことも要因のひとつと考えられます。
言霊学は世界でも日本でも類のない学問であり、『聖書』で『始めに言葉あり、言葉は神とともにあり、言葉は神なりき……』といわれるように、モーセも神の声(言霊)を聞いていました。しかも彼がシナイ山で神から与えられた十戒そのものが、わが国の五十音文字であると思われます。十戒とは『アカサタナハマヤラワ』を意味しているのです。
言霊の原点である十戒石版は契約の聖櫃の中には納められていると、『聖書』には書かれています」
本書の目次です。
まえがき
序章
われはアルパなりオメガなり
琉球と久高島イザイホー
空海
伊勢神宮とは
ユダヤ民族の謎
大国主命さまと恵比須(恵比寿)さま
666の秘密と浦島太郎と山幸彦・海幸彦の謎
大嘗祭考
『古事記』(根くだり)
国東半島比賣語曽社縁起由来
浦島太郎伝説の謎
童話、お伽噺、童唄に隠された秘密
四国八十八か所札所の謎
京都
四国・剣山
栗枝渡八幡神社と神事
高根三教先生(研究レポートより)
祖谷地方に伝わる歌
終章
以上
四国剣山に封印されたソロモンの秘宝 (ムー・スーパーミステリー・ブックス) | |
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