「年齢を重ねるごとに人生の選択肢が狭まっていく」ということは、特に子供をみてると考えさせられることが多いもので。
友人の子供をみて「このコは将来、何になるんだろう?」なんてことを考えるとその可能性はすごく多様で、翻ってわが身の可能性はどうしたって狭まっているわけで。
最近、就職活動とその事柄が切実に身に迫って感じられて切ないです。。。
ま、以下グチですけど。
書類を送って、または転職サイトでエントリーして、「引き」が良いのはやはり出版社。
これだけ書籍業界の経歴があるのだからそりゃそうダヨネとは思います。(その後の面接で芳しくないのですけどね)
一方、その他の業界の反応がすこぶる悪い。
事務職へのアツイ気持ちを書類に載せられていないという反省もありますが、他業界のコトってどうしても説得力が無いのですよね。
自分自身に向けても。
建築資材の会社に「御社に入りたいです!」と突然言ってみたところで、どんな商品があるのかも分からないし。
受付もできて面白そうな医療事務にしても、いくら未経験OKと書いてあったって経験者が優遇されるのは当然で、しかも20代前半の「未経験」と35歳の「未経験」は脳みその柔らかさの問題で差があるのも当然で。医療系の勉強もしたことないし資格も無いし無茶言うな、ってトコでしょう。
となると、もはや同業界にしか居られないのだろうかなどと考える今日この頃です。
居させてもらえるならそれがイチバンなのも正直な気持ちでもあり、しかしそれってラクな方に流されてるだけなんじゃという気持ちも沸き起こり、いやいや同じ業界に居続けることがフツウだろと思いなおしてみたり。(出版不況でさえなければ問題無いのにね。)
そしてより深刻なのは、こうして悶々としてるうちにどんどんブランクが空き、空けば空くほど働くのが面倒になって、ついに「どうぶつの森」を一日中やってる自分を発見しても「ま、いっかー」みたいな気分になってること。
ニート!
ニートっていいね!!
「働いたら負けかな」って思想に同調しそうな己を律するためにも、ちゃんと明日もハローワークに通いますです。
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もっといえば、年齢を重ねるということは、さまざまな選択肢を捨て去ること・・・とも考えられます。
ガキの頃は作家でも画家でもお相撲さんでもなれたのに、いつの間にかその選択肢は捨てていたんですな。
裏を返せば、「年齢を重ねることは、特化した何かを掴むこと」。
何かを得ていても、他人からそれを評価されないのは辛いことなんですがねえ・・・。
そうなんですよね、代わりに得てる「経験」があるはずなんですけど、それをどう魅せるかが難しいっす。