モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたい。馬も好き。

バババジュツ

2012年07月29日 | 引退馬と乗馬のこと

声に出して読むとスゴイです。
馬場馬術(バババジュツ)。
オリンピックを連日、ネット観戦してます。

乗馬を始めてまだ60鞍に満たない私。
(1鞍=1レッスン=約45分間。この鞍数は、乗馬初心者がどれくらいのレベルなのかを示す目安になる。100鞍乗ると、「だいたい基礎はできたかな」という程度になれるらしい。)
まだ「馬術」などと呼べるレベルではない私ですが、それでも上手な人の騎乗を観るのは楽しいです。

ましてやオリンピック!!
海外の上手な人のパフォーマンスも観れるわけで、それをインターネット上とはいえ中継してくれてるNHK様には大感謝です!
しかもiPhoneで観れちゃうんだから・・・!!!

→コチラのサイト
http://www1.nhk.or.jp/olympic/live/

テレビ放送の無い競技を集めてココで観られるようにしてくれていて、「視聴者に映像を届ける」という報道魂を感じます。
しかし、ずらずらと放送予定が時系列で並んでいるだけではよく分からなかったので、解読してみました。
どんな種目があるのか。

・総合馬術(馬場馬術/クロスカントリー/障害馬術で構成)
・馬場馬術
・障害馬術

以上3種目を、団体と個人で競うようです。
総合馬術の団体については、団体戦にもエントリーしてる個人の成績を、そのまま参考にして点数を出していく形式のようです。

・・・たぶん。

実は私、馬術の競技をまともに観たこと、無かったのです。
でも観出すと楽しいですね。
昨日・今日の総合馬術の馬場馬術は、どうやら「決められた規定を順番にこなしていく」というもののようです。
フィギュアスケートで言うと「コンパルソリー」。
(以前は男女のシングルでも行われていた、同じプログラムを競うアレ。今でもアイスダンスにはある。)
若干、地味なカンジです。
詳しい人が見れば「この技は難しい」とか「あぁ!ここでミスったか!」とか分かるのかも知れませんが、素人には馬が時々変わった動きをするだけで、淡々と馬が走っているだけに見える。
そういやフィギュアスケートのコンパルソリーもツウ好みな雰囲気が漂うものでした。

明日7/30のクロスカントリーや明後日7/31の障害馬術をこそ、楽しみにしたいです。
日本馬術連盟のページが分かりやすそう。
http://www.equitation-japan.com/rules_04.html


乗馬人気が高まって乗る人が増えれば、乗用馬の需要も増えて競走馬からの再就職の口も増えるわけなので、乗馬人口、増えて欲しいです。
乗馬人気、高まらないかな。

ちなみに乗馬は高価なレッスンのように思えますが、私の場合、8400円の月謝と、半年で10回分約38000円の騎乗チケット代がかかっています。
月8400円はお稽古事としては平均レベルだと思ってますし(ピアノや英会話は1万円覚悟な印象があります)、半年ごとの4万円弱の出費はボーナスを充ててまして、意外とムリの無いやりくりで続けられています。
月1鞍しか行けなくてもじわじわと上達できていますし。
物足りなくて時々月1鞍をオーバーしてしまうこともありますが、海外旅行やブランドバッグを買いまくる人の出費に比べたらゼンゼン。
追加購入についても、アウトドア用ショートブーツとそれを乗馬に使うための付属品(チャップス)に2万円、乗馬キュロットに15000円という追加出費はありましたが、開始半年くらいでそれらを揃えて以降は指導員さんからしつこく営業されることも無くグッズへの出費はありません。
初期費用は18万円。(=入会金、3ヶ月分の会費、防具・お手入れ用品等代)
この初期費用が若干難儀ではありますが、私は月2万円ずつ貯めて「乗馬」という夢を叶えました。


競技会に出るのは私には夢のまた夢ですが、オリンピックを観て乗馬始めたくなっちゃう人がいたら嬉しいなと思ってます。
なにより、大型の哺乳類とココロを通わせるのは癒されます。
通ったココロでナメられてばかりですが、それでも癒されます。
ストレス社会に乗馬。
オススメですヨ。



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