今月は、2冊。
ようやく読んだゲゲゲ本と、乗馬エッセイ。追加でもう1冊。
ゲゲゲの女房 | |
武良布枝 | |
実業之日本社 |
「ネタバレしたらつまらない!」と思って。
それを、ようやく。
けっこうテレビのまんま、な印象でした。
読みやすいですし。
夫の半歩後ろを歩くような昔ながらの妻の姿を、「いまどき古いかもしれないですよね」と自ら言いながらも嫌味無く語っている著者の姿勢は、ステキだと思いました。
マンボウの素人乗馬読本 (新潮文庫) | |
北 杜夫 | |
新潮社 |
昭和58年に集英社から刊行されたものを、平成2年に新潮文庫から再発行されたもの。
時代もあるのでしょうが、軽井沢の「貸馬屋」で馬を借りてそのへんの道路(コンクリではない)を、自己流の乗馬術で、しかもギャロップしちゃう様子が書かれていました。
いいなぁ、と。
乗ってる馬はどうやらサラブレッドではないので、だからこそソンナコトができたのかもしれませんが、その「手軽」っぷりは、すごく私の理想。
まだ乗馬クラブの「授業」しか知らない身なので、外乗にとても興味が湧いてきました。
外で乗せてもらえるよう、基本のレッスン、がんばります。
翔ぶが如く〈8〉 (文春文庫) | |
司馬 遼太郎 | |
文藝春秋 |
31日に、駆け込みで読了。
何年も前に読みかけたまま・・・あ、正確にいつ以来だろう・・・と思って記録(小学生の頃から、読んだ本のタイトルと日付を記録してあるのです)を辿ってびっくり。
なんと7巻目を読了したのは2000年3月4日でした。
大学卒業直前の頃です・・・あらまぁ、びっくり。
そんなに放置したままだったのですね。
ずっと積読本の中に置いてあって、「読まなくちゃなぁ」といつも気がかりだった本ではあるのですが。
勢いで行かないとまた頓挫しそうなので、これから早速、9巻・10巻(最終巻)を続けて読もうと思います。
でもって『坂の上の雲』も6巻を読み終えたところで止まってるので、再開しなくちゃ。
2010年は合計42冊、読みました。
動物モノや、馬に関するものが多かった印象。
来年は小説をもっと読もうかな。
電子書籍も加わったりしてくるのかと予感しつつ。
それでは皆さま、よいお年を。
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