「ガラパゴスが発売になった」という話を昨日会社で聞いてたからか、今朝起きた瞬間にふと、SONYの「リーダー」ってどうなったんだっけ??と思い、枕元にあったiPhoneで検索したところ、なんと公式サイトに「新発売」となってて布団の中でびっくりしました。
どうやら、ガラパゴスと同時の12月10日発売だったようで。
(注:「ガラパゴス」=SHARPが出したiPadみたいなやつのことです。電子書籍が読める!ってのをウリにしてる、真っ平型のミニパソコン。)
実物が、観たいです。
「リーダー」の。
電子書籍端末。私は、欲しいです。
「読みかけの文庫を行きの電車内で読み終わってしまいそうな時にもう1冊持って行こうかどうしようか悩まなくて済むなんて夢のよう!!」と、思って、登場を待ち望んでいたのです。
紙媒体の本の質感がどうのとか、書店の未来がどうのとか言うのは、気にはなりつつも「それも時代の流れ」と割り切る気持ちになってます。
モノのタカチは変わっていくもの。
便利になるならそっちの方がイイ!
ただ、液晶画面は「なんか違う」と思ってまして、モバイルパソコン(ミニノート型やタブレット型)にはさっぱりそそられなかったのです。
「イーインク」。
これを、観てみたい。
電子画面でありながら、「紙」を見る感覚の再現を追及してくれた物だそうです。
液晶画面で何時間も文字を読み続けるのは疲れるが、イーインクなら目に優しい、と言われているもの。
すごくそそられるのですが、実物を見れるチャンスがなかなか無くて。
ソニーのリーダーは、このイーインクを使ったシロモノなのです。
どこで売ってるんだろうかと思いつつ家電量販店・ビックカメラに行ってみましたら、ありました。
ガラパゴスやiPadと同じコーナーで展示販売してました。
人だかりはサッパリできてなかったので、じっくり触らせてもらいました。
初のイーインク体験にドキドキしながら。
で、結論。
「まだ、待ち。」
なにより、ちゃっちぃカンジがして、約2万円も出してコレ!?とゆー、「気分」の問題がまず一つ。軽くて良いのですがねぇ。
次に、ページを捲る際の白黒反転が、どうにも気になる。
これは、どうしようも無いらしいようです。公式ページのQ&Aを見ると。(→コチラへ)
うーん・・・どうしようも無いのなら、今後待ってても変わらないかなぁ。。。と悩みながらも、すぐに飛びつく気持ちにはなれませんでした。
あ、でも画面は確かに眩しくなくて長時間見ていても目に優しそうでした。・・・と、一応フォローも。
隣にあったガラパゴスは、眩しくて。
でも液晶画面は液晶画面で、雑誌を読むのには良さそう。
手に取って観て見ましたが、キレイでクリアな紙面が出ていて、雑誌をぱらぱらと眺めるのにはアッチの方(液晶画面)が適してるのかなぁと思いました。
コミックとかは、どうなんだろう。液晶よりイーインクが合ってそうなイメージがありますが。
文章系のものは、読める種類は多そう。
”ソニーリーダー 電子文庫パブリ” と検索するとヒットするブログを読むと、どうやら、「電子文庫パブリ」の物も読み込める様子なので。
専用の「Reader Store」だと種類が無くてまだかなり無理目な具合ですが、電子文庫パブリの本がイケるなら(中でも、たぶん「XMDFファイル形式のものに限られるとは思いますが)、読める本の種類の問題は解決するのではないかと。
(「電子文庫パブリ」=電子書籍を販売してるサイト。大手出版社の作品も数多く、私はよく買ってiPhoneで読んでます。)
それともう一つ思ったこと。
買うなら、「文庫本サイズ」と唄っている「350」より、「ひろびろ大画面」の「650」のほうが、良さそう。
実物を見る前は「より軽量なほうがイイ!」と思ってた私ですが、本文を表示したときの文字の大きさ・行数・文字数等の雰囲気が、大きいサイズの方が紙媒体の本に近いような気がしました。
そんなカンジで、ともかくも私は飛びつくのはヤメました。
魅力は、あるにはありますが。
2万円近く出すのは、ちょっと。
8000円くらいなら、買って帰ってきてたかもですが、まだまだ草創期な印象です。
つか、通勤中、最近はサッパリ本読んでないし、iPhoneがあればそれでイイんじゃね?とゆー心の声も聞こえますし。
でもでも諦められないイーインク。
イーインクでのライバル「キンドル」も、発売されたらいじりに行ってみたいと思います。
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