モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたい。馬も好き。

ユート

2005年07月11日 | 書籍業界にて想う
今月のコミック新刊ラインナップは、売行きが気になる「第一巻」が多いのですが、ジャンプコミック新刊のうち、「ネウロ」は予想以上の売行き、「ユート」は意外に伸び悩んでますが、知り合いの店(けっこう大型店)ではもう在庫僅少で、ジャンプの人気作品第一巻にありがちな品薄パターンに陥っているようで、それを聞いたワタクシは、よっしゃ!返品せずに、売り切ることができるかも!と内心ほくそ笑んでいたのですよ。
なのに。
今日、久々に週刊少年ジャンプを買ってみました。
やっぱコミック担当としては、たまにはチェックしないとな、と思い。
そしたら、なんとまぁ、「ユート」最終話。
あれ??え???終わっちゃうの??
これまでの雰囲気が分からないのでびっくりです。突然です。
しかもなんだか打ち切りっぽい無理やりな終わり方~。ぶーぶー。
もーちょっと思いやりのある方法は無かったんですかねぇ。
打ち切られるってことは人気が無かったんでしょうけど、それでも楽しみに読んでる人がゼロってことはないでしょう。その少数派の読者に対する思いやりに欠けてますよ、あんな終わり方。
つーか、あの1巻の在庫、どーしてくれるんだい。
あんなふうに打ち切られた作品の単行本なんて、買おうと思ってた人も買うのやめちゃいますよ。
3巻までの単行本化予定が告知されてましたけど、なんかなぁ~。