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モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたい。馬も好き。

つまらーん

2007年01月16日 | 書籍業界にて想う
第136回直木賞は「受賞作なし」に決まりました。
・・・って、そーゆータイトルの作品かと思ったじゃないですか!
なんだよ、ナシかよ!!
ちぇ。
直木賞コーナーを予定して、現在平積みしてる商品の追加注文はしないでおいたのにな。
つまんないの。

ジャックさんの移籍

2007年01月11日 | 書籍業界にて想う
毎週、『少年サンデー』を読んでから続けて『少年マガジン』を読んでいます。
『サンデー』は読み終え次第、母に回さねばならないので、必ず『サンデー』が先なのです。

今週の『サンデー』では、『ハヤテのごとく!』のキャラクター人気投票結果発表に、かつて『サンデー』にて人気作品を連載していた久米田康治氏が登場してました。見事、ベストテン入り。ランクインを受けて、コメントを載せていました。面白げで楽しそうな雰囲気で良いです。
その久米田氏。今は『マガジン』にて、これまた人気作品『さよなら絶望先生』を連載中であります。
そして今週の『マガジン』には、かつてこれまた『サンデー』で人気作品を連載していた村枝賢一氏の作品が掲載されておりました。
あぁ・・・サンデー(小学館)の作者さんが次々とマガジン(講談社)へ行ってしまっている・・・と思っていた矢先に、今日の朝、このニュースを知りました。(こちらでどうぞ)

「出版社の垣根が無くなりつつあるのでしょうか!?」・・・・・・とか言っとくだけにして、深く考えずにおこうか・・・。
・・・・・・。

何があってそんな事態になってるのか、ちょっとどろどろしてそうなウワサもあって、すっごく事情が気になるけれど知らずに済ませていたいような。でもやっぱり気になるような。
とりあえずコミックスは、新しいほうの版元から出し直されるのでしょうねぇ。
旧版元のほう、抱えておいたほうが良いかしら。もう後ろのほうの巻しか棚に置いてないのですが、せっかく話題になってるので、また全巻並べておいてみようかしら。

あぁ、でもやっぱり事情が気になります!

「銀英伝」文庫化

2007年01月11日 | 書籍業界にて想う
2月の文庫新刊ラインナップの中に、「銀河英雄伝説」の文字を見つけて小躍りしてしまいました(心の中で)。
東京創元文庫で出るようです。
徳間書店のデュアル文庫での発売がまだ記憶に新しいのですが・・・。うーん、まぁ、ファンとしてはゼッタイ品切れさせちゃいかんな、と、今から気合いを入れてるトコロなのですが、どんな装丁で出るのかが気になります。
口絵・挿絵は入るのか、表紙にイラストは入るのか。
道原かつみ氏のイラストだったりしたらデュアル文庫と変わらず新鮮味が無くてがっかりですが、かと言って別の人のイラストだったら今さら満足できないような。だってもう道原かつみ氏の絵柄でイメージできちゃってますもん。あ。書き下ろしのイラストならまぁ大歓迎か。

徳間書店のコミック誌『リュウ』にてマンガも再開してそちらの単行本化も待ち遠しい昨今、文庫の再刊行の報せを受けて、またアニメビデオを第一部から見なくちゃ!と、ワタクシ、盛り上がっております。

寄り道

2006年12月18日 | 書籍業界にて想う
四条大橋を渡って八坂神社へ・・・行く途中で花見小路へ曲がると、そこは京都らしさが残る、素敵な通りでした。で、行き着いた先は京都ウインズ。
私は旅先で何をしてるのでしょ。
阪神カップ、シンボリグランは5着でした・・・残念。

キムタクコーナー

2006年12月06日 | 書籍業界にて想う
『華麗なる一族 上・中・下』の重版が上がって、入荷してきました。
キムタクの写真入りオビ付き。ソク電話注文したら、次は「12日の重版」で「保留・調整」でした。ドラマが始る前に溜め込んでやるっ!!気分は冬眠前のクマ。

文庫平台のイチバン目立つ場所に並べてきました。
『隠し剣 秋風抄』の横に置くことに。
気付けばキムタクコーナー出現。すごいな、キムタク。

マンガミュージアム

2006年11月25日 | 書籍業界にて想う
テレビのニュースで見かけて知りました。
「マンガミュージアム」なるものが、できたそうです。場所は、京都。
(正式名称:京都国際マンガミュージアム)

マンガ専門店に就職したことがあったりコミック担当だったりなので、「マンガ文化」と聞くと、反応せずにはいられません。
が、イマイチ、マンガを「文化」や「文学」として扱うことに、100%の納得ができずにいる私です。―そもそも「文学」ってヤツが、よく分からないのですけれど(作品の良し悪しなんて、それぞれの感性のモンダイだろう!と、思ってしまうのです)―

『IKKI』や『ビーム』の掲載作品や諸星大二郎作品あたりが、「マンガ文化」としてよく取り上げられているようですが、ぶっちゃけ、売れてよく読まれているマンガは、それらじゃありません。『ワンピース』だったり『のだめカンタービレ』だったりするじゃないですか。なので、「マンガ文化の代表」として挙げるなら、それらの「売れてるマンガ」を挙げるべきじゃないか、と思うのですが、でも例えば、『ドラゴンボール』が「文化」だ、と言われたとしても、「え?あ、う、ふぅ~ん、そうなの、すごいね」と思うばかりで、どうもピンと来ない。
そりゃ、未だに売れてるし、海外での人気も凄いのは知ってますが、それらの「売れてるマンガ」を指して「日本の誇る、マンガ文化です」ってのは、こそばゆいカンジとともに、なんか違うような気がしてしまうのです。
「マンガがよく読まれてるのが、日本の特徴です」ってんなら、すんなり納得できるのですが。

つまりは「文学作品」と「大衆向け作品」の差なのかと、思ったりもするのですが、そのヘンのことを納得するためにも、この「京都国際マンガミュージアム」には是非とも行かねば!と思っております。
凄い凄いと言われている日本のマンガが、「どう」凄いのかが分かっていないことも、納得できずにいる要因な気もしますし。

一馬ぼっちゃまに会いたい・・・

2006年11月21日 | 書籍業界にて想う
実は、ずっと平積みしてます。
神尾一馬シリーズ
最初は、私の好みってだけで置いてたのですが、しっかりと売れていってます。
ふと気がつくと、補充が必要な在庫数にまで減っているのです。
取次に発注すると、ちゃんと入ってくるので、他店でも売れてるんだなぁとゆー気配を感じていたら、版元の一覧注文書でされているランク付けも、売れ筋ランクになってました。

続きが読みたいです。
毎月、「新刊ラインナップ」が手元に届くと、4社の欄で、まず探します。
順序的に双葉社か幻冬舎からかなぁ、と、もいちどその2社の欄を見てみたりもして。

12月にも、載ってませんでした。来年には、一馬ぼっちゃまに会えるのでしょうか・・・。
楽しみに、待ってます。


手紙がすごい

2006年11月09日 | 書籍業界にて想う
発売直後から並でない動きをしてはいましたが、まだまだ売れてる『手紙』(文春文庫)。一ヶ月経つのにまだまだ。凄いです。
売れ行きもさることながら、黙ってても山のように送りつけられてくる重版っぷりも凄いです。品切れをおこさないで常に店にあるからこその販売数、とも言えるのではないでしょうか。イチバン話題になってるときに、近所の本屋さんにある。気になってる時にすぐ買える。大事なコトです。今までのアレとかアレとか、「今あれば売れるのに!!」と、何度思ったことか・・・。
今日もまた、どかん!!と入って来ました。今月の文春文庫新刊の、どのタイトルの配本数より多い冊数です。ホント、凄いです『手紙』。まだまだイケます。どこまでイクのか、楽しみです。