幼い頃、ファンだった母に刷り込まれたせいだと思うのですが、例えば自分が好きで観ていた『ドラゴンボール』等とは何か違う次元で、「手塚治虫」と聞くとそわそわしてしまうのです、私。
なので、行ってきました。
江戸東京博物館での『手塚治虫展』。
しかも前売り券を事前に買ってるんだから、我ながら「なぜそんなに…」と首をかしげる程のファンっぷり。
刷り込み効果、恐るべし。
最初この展示会を知った時、どうして歴史博物館でマンガ家なのかと違和感を覚えました。
確かに「江戸博」は、柔らかい企画展示をやれる雰囲気ではありますが、しかしアニメとなるとさすがに浮いてしまっているのではないか、と。
会場に行って、入口の看板にでかでかと掲げられてるポスターを見ても、まだその違和感はありました。
しかし。
展示を観て、なるほど、と。
なんと言うか…、
すでにもう、「文化・歴史」なんですね。
そう言うと陳腐ですが、しかし私が今まであれこれ見たきた「ジャパニメーション系展示会」の感想は、妙にこじつけて頑張っちゃってる感じになるか、あるいは一部の文学系漫画の漫画論にしかならず(下北沢あたりではウケるであろう、サブカル的コミックだけを扱うカンジ)、世界で評価されているジャパニメーションとはズレたものになっているのが常というカンジで、がっかりするばかりだったのですよ。
だから今回、とても自然に、手塚治虫という人物の子供時代から始まって数々の業績を年代順にまとめて分かりやすく観客に見せ、加えて原画の綺麗さ・巧さを展示してあったことに、かなり感心してしまいました。
特に原画。
すごくキレイでした。
アレ?手塚治虫の絵って、こんなキレイな絵だったっけ?と思う程。
『リボンの騎士』のカラーイラストなんて、キラキラ感がすごくあって、惚れ直しました。
手塚作品というと、どうしてもなんとなく画面の印象が「古い」カンジを受けていたのですが、もしかするとアレは当時の印刷技術のせいだったのかもしれません。
そう思うと、印刷技術進化の例として観ても、漫画論はおもしろいのかもしれないな、なんてことも思ってみたり。
また、漫画・アニメの第一人者として走り続けた手塚治虫の足跡を辿ると、そのまま「昭和の漫画・アニメ史」になるようで、平成も20年経って「昭和」が遠ざかってきたからこそということもあるでしょうが、まさに「当時の歴史の流れ」が見えるようでした。
展示も面白かったのですが、もう一つ。
音声ガイドもオススメです。
博物館でよく見かけるサービスですが、私はほとんど使ったことはありませんでした。
有料だなんてなると、ゼッタイ「要らなーい」と思うタチ。
でも今回のこの展示の音声ガイドは必聴です。
アトムとブラックジャックと手塚眞氏(手塚治虫の長男で、メディア出演も多い人物)が、展示以上にツッコんだ解説をしてくれています。
手塚氏の語る家族のエピソードとか、病室での手塚治虫の様子など、500円を出して聴く価値は充分にあります。ついでにブラックジャックが耳元で囁いてくれる幸福もあります。
さらに展示終半では、あの『PLUTO』のコトも出てきます。
浦沢直樹の原画も展示されています。
ここにたどり着くまでの手塚作品のエネルギーに圧倒されていたので「なんだ、手塚治虫原画じゃないのか」みたいなことを一瞬思ってしまいましたが、むしろ浦沢原画を観る機会のほうがレアなのでは!?と思って、ちょっと興奮してしまいました。
「浦沢直樹原画展」なんてやったら恐らく連日超満員になってしまってゆっくり観ることなんてできないでしょうし。
レアです。
イイものを観ちゃいました。
と、なんとも盛りだくさんで贅沢な展示会でございました。
ムショウに手塚作品を読みたくなったナ~と思ったら、バッチリ出た場所にある特設ミュージアムショップにはずらりとコミックスが。
父が集めた文庫版『火の鳥』では物足りなく思っていたので、講談社の「手塚治虫全集」の『火の鳥』第一巻を買って帰ってきました。これを期に、集めちゃおうと思います。奥付をみたら、この展示に合わせての重版でしょう。今年4月の18刷でした。
「手塚治虫展」、6月21日までです。
友人が以前、「こんなのやってます」とミクシィで書いていた「絵本に翻訳シールを貼って、貧しい国の子供達に贈るボランティア」というのをやってみようと思い立ち、申し込んでみました。
本にまつわる「何か」がしたくて。
今日、それが届きました。
届いた絵本はコレ。
シールを貼ると言っても、まず翻訳文の部分をハサミで切り出さなければなりません。
ぺりぺりと捲って貼るだけではありませんでした………(ちらりと「めんどくさ~」と思ってしまいしたが)考えてみたら、それぐらいのコトが無いとやりがいがないですな。
ちょいとやってみます。
レポートはまた後日。
本にまつわる「何か」がしたくて。
今日、それが届きました。

シールを貼ると言っても、まず翻訳文の部分をハサミで切り出さなければなりません。
ぺりぺりと捲って貼るだけではありませんでした………(ちらりと「めんどくさ~」と思ってしまいしたが)考えてみたら、それぐらいのコトが無いとやりがいがないですな。
ちょいとやってみます。
レポートはまた後日。
栗本薫さん(小説家。代表作は『グインサーガ』シリーズ等)が、亡くなられたとのこと。
まだ50代だそうで、ショッキングです。自分の親より若い…と。
グインサーガは、気になりつつも実は読んだこと無いです、私。
でも、本屋勤務で文庫担当だった頃には親しみ深いシリーズでした。
だってシリーズの新刊が2~3ヶ月に1回は出るんです。
固定ファンが付いてる作品なので確実に売れる商品で、売場担当としてはとても頼もしい存在で、そういった意味で、お世話になりました。
コミック専門店勤務の頃も、角川スニーカー文庫等と一緒に一部の早川文庫も扱っていて、専門店のプライドと気合いで『グインサーガ』を1巻から売場に並べてみたこともありました。
そしたらお客さんより先にアルバイト君がハマってしまい、1巻からスタートして、毎日バイト帰りに1~2冊ずつ着々と買っていってたなぁ…なんて思い出も蘇ってきたり。
…寂しいです。
『グインサーガ』は、もうどうしたって続かないんですね。
ご病気だったとのこと。
闘病、お疲れさまでした。ゆっくり安らかにお休みください、と、お祈りしたいと思います。
まだ50代だそうで、ショッキングです。自分の親より若い…と。
グインサーガは、気になりつつも実は読んだこと無いです、私。
でも、本屋勤務で文庫担当だった頃には親しみ深いシリーズでした。
だってシリーズの新刊が2~3ヶ月に1回は出るんです。
固定ファンが付いてる作品なので確実に売れる商品で、売場担当としてはとても頼もしい存在で、そういった意味で、お世話になりました。
コミック専門店勤務の頃も、角川スニーカー文庫等と一緒に一部の早川文庫も扱っていて、専門店のプライドと気合いで『グインサーガ』を1巻から売場に並べてみたこともありました。
そしたらお客さんより先にアルバイト君がハマってしまい、1巻からスタートして、毎日バイト帰りに1~2冊ずつ着々と買っていってたなぁ…なんて思い出も蘇ってきたり。
…寂しいです。
『グインサーガ』は、もうどうしたって続かないんですね。
ご病気だったとのこと。
闘病、お疲れさまでした。ゆっくり安らかにお休みください、と、お祈りしたいと思います。
数日前に書店で発見して、給料日まで待って、買っちゃった本があります。
読み始めるのが楽しみです。ドキドキしてます。
『本屋さんに行きたい』 矢部智子 (アスペクト)

ご購入はBK1で♪
セレクトショップのような本屋さんを集めて紹介した本です。
かつて私も、いつかそんな本屋さんを開きたい、と思ったものです。(まだ諦めきってはいないけど!)
古本屋も新品書店もカフェ書店も載ってるようです。
何かヒントがあるかしら。と。
本の雰囲気がオシャレなカンジで、本当なら家で紅茶でも飲みながら読みたいカンジですがそんな時間を待ってられないので、明日の通勤で読もうと思います。
読み始めるのが楽しみです。ドキドキしてます。
『本屋さんに行きたい』 矢部智子 (アスペクト)

ご購入はBK1で♪
セレクトショップのような本屋さんを集めて紹介した本です。
かつて私も、いつかそんな本屋さんを開きたい、と思ったものです。(まだ諦めきってはいないけど!)
古本屋も新品書店もカフェ書店も載ってるようです。
何かヒントがあるかしら。と。
本の雰囲気がオシャレなカンジで、本当なら家で紅茶でも飲みながら読みたいカンジですがそんな時間を待ってられないので、明日の通勤で読もうと思います。
今日の『新文化』にその記事が出てたので。
キンドル。
電子書籍です。アマゾンが広めようとしてます。
受け入れられずに消えていくかと思いきや、2が出ますよ、という記事だったのです。
実は私、かなり興味があります。
本を売る立場から言えば、あれこれ難しいコトがあるとは思います。
著作物をデータ化してしまったら、それが余所に流れて、つまりは海賊版みたいなものが出てしまい、自分らの利益が減るのではないか、とか、リアル本屋さんで本がさらに売れなくなる、とか、等。
でも、イチ読者としては、電子書籍の端末の性能が紙媒体と比べて遜色無いものであれば、例えば読み終わりそうな本と次に読む本の2冊を持って出かけなくてすみますし、電車の中、右手でつり革を掴んだままぷるぷるしながら左手だけで文庫のページを捲ろうとして失敗して2ページ捲ってしまうことも無くなるし、良いコトがあれこれありそうなのです。
ただし、あくまで、紙媒体のように見れなくちゃイヤです。
文字がスクロールなんてのはアリエナイです。動く文字なんて読んでられません。
ページをめくるような感覚が欲しいです。
1ページ分の文字が多くなきゃそれは叶わないでしょうが、電子で細かい文字は難しそうです。小さくてもハッキリクッキリ文字が読めるディスプレイ、できてるんでしょうか。
課題は多そうですが、手の届くトコまでキンドルがやって来たら、たぶん私、買っちゃいます。
今後に期待です。
web拍手始めました。拍手したくなったら是非♪

キンドル。
電子書籍です。アマゾンが広めようとしてます。
受け入れられずに消えていくかと思いきや、2が出ますよ、という記事だったのです。
実は私、かなり興味があります。
本を売る立場から言えば、あれこれ難しいコトがあるとは思います。
著作物をデータ化してしまったら、それが余所に流れて、つまりは海賊版みたいなものが出てしまい、自分らの利益が減るのではないか、とか、リアル本屋さんで本がさらに売れなくなる、とか、等。
でも、イチ読者としては、電子書籍の端末の性能が紙媒体と比べて遜色無いものであれば、例えば読み終わりそうな本と次に読む本の2冊を持って出かけなくてすみますし、電車の中、右手でつり革を掴んだままぷるぷるしながら左手だけで文庫のページを捲ろうとして失敗して2ページ捲ってしまうことも無くなるし、良いコトがあれこれありそうなのです。
ただし、あくまで、紙媒体のように見れなくちゃイヤです。
文字がスクロールなんてのはアリエナイです。動く文字なんて読んでられません。
ページをめくるような感覚が欲しいです。
1ページ分の文字が多くなきゃそれは叶わないでしょうが、電子で細かい文字は難しそうです。小さくてもハッキリクッキリ文字が読めるディスプレイ、できてるんでしょうか。
課題は多そうですが、手の届くトコまでキンドルがやって来たら、たぶん私、買っちゃいます。
今後に期待です。
web拍手始めました。拍手したくなったら是非♪
ブックオフの勝ちである。
と、このニュースを知った時、まず思いました。
実際のところはブックオフの上に大日本印刷&出版社が立つわけなので、ブックオフは経営悪化で買い取られて、つまりは負けてるのですが、しかし、ブックオフの事業内容をとうとう新刊書籍業界が受け入れてしまったことになるワケで。
今までは、新刊が売れなくなる!作者に金が入らない!と、書籍業界はブックオフを目の敵にしていたのに、この展開。
驚きはしましたが、あぁ、とうとうそーゆー流れになるのか、と納得する気持ちも少なからず。
そういえば最近、ブックオフには、「中古じゃないけど安いんです!」みたいなキャッチコピーで作ってるコーナーがあります。
同じ本が平積みされるという、中古じゃあり得ない状態に疑問を感じて見てみると、ゴマブックスなどの本。おそらく、出版社で廃棄処分になる本がココに来たのだろうな、と思わせるラインナップでした。
コレって、新品業界と新古書店の対立ムード真っ盛りの頃には問題になったこともあるのです。「いくら廃棄本でも、あいつらに渡すなんて非常識な!」的なノリで。(版元が廃棄本を古書店に回すのは、例えば神田の古書店等に対しては昔からある行為らしいのですがそこは対立ムードの中なので。)
それなのに、今やこんなにもおおっぴらでオッケーなんだ…とショックを受けたのですが、今回のニュースから考えると、おそらくやがては小・集・講の新品が、安い価格でブックオフに並ぶのでしょう。
その場合、トーハン・日販や、チカラのある大手書店はどんな反応、行動を取るのでしょうか?当然、面白くは思わないでしょうが…。この流れに合流するのか反発するのか。
出版社にとっては、これで堂々と処分在庫をブックオフに売ることができちゃうので旨味のある話でしょうけど、問屋と小売店は、同じ新品商品を他店で安く売られたら商売アガったりなワケで堪ったモンじゃないですよね…。「ウチでも安く売りたい!」と思っても、本の値段は変えられないし。
…いよいよ再販制(再販売価格維持制度)撤廃の日が近づいてるのだろうか…と、想像を膨らませてしまいます。
また、気になるのは大日本印刷。
大手の書店(丸善、ジュンク堂、TRC←流通?)や出版社(主婦の友社)を傘下に入れて、書籍業界の権力者になりつつあるように見えてきました。
出版業界を牛耳ってるイメージのあるトーハン・日販の2大勢力への対抗馬に大日本印刷がなるとしたら、旧態依然なこの業界にも変化が訪れるでしょうか?
良い変化か悪い変化か、「本」にとって良いことか悪いことか、そして書籍業界に身を置く私にはどんな影響が出てくるのか。
少し怖い気もしますが、読書の形や、紙媒体と電子の関係や、出版点数が多すぎることや、出版不況やらのことをあれこれ考えると、何かしらの変化が望まれてるようか気がしたりもするのです。
と、このニュースを知った時、まず思いました。
実際のところはブックオフの上に大日本印刷&出版社が立つわけなので、ブックオフは経営悪化で買い取られて、つまりは負けてるのですが、しかし、ブックオフの事業内容をとうとう新刊書籍業界が受け入れてしまったことになるワケで。
今までは、新刊が売れなくなる!作者に金が入らない!と、書籍業界はブックオフを目の敵にしていたのに、この展開。
驚きはしましたが、あぁ、とうとうそーゆー流れになるのか、と納得する気持ちも少なからず。
そういえば最近、ブックオフには、「中古じゃないけど安いんです!」みたいなキャッチコピーで作ってるコーナーがあります。
同じ本が平積みされるという、中古じゃあり得ない状態に疑問を感じて見てみると、ゴマブックスなどの本。おそらく、出版社で廃棄処分になる本がココに来たのだろうな、と思わせるラインナップでした。
コレって、新品業界と新古書店の対立ムード真っ盛りの頃には問題になったこともあるのです。「いくら廃棄本でも、あいつらに渡すなんて非常識な!」的なノリで。(版元が廃棄本を古書店に回すのは、例えば神田の古書店等に対しては昔からある行為らしいのですがそこは対立ムードの中なので。)
それなのに、今やこんなにもおおっぴらでオッケーなんだ…とショックを受けたのですが、今回のニュースから考えると、おそらくやがては小・集・講の新品が、安い価格でブックオフに並ぶのでしょう。
その場合、トーハン・日販や、チカラのある大手書店はどんな反応、行動を取るのでしょうか?当然、面白くは思わないでしょうが…。この流れに合流するのか反発するのか。
出版社にとっては、これで堂々と処分在庫をブックオフに売ることができちゃうので旨味のある話でしょうけど、問屋と小売店は、同じ新品商品を他店で安く売られたら商売アガったりなワケで堪ったモンじゃないですよね…。「ウチでも安く売りたい!」と思っても、本の値段は変えられないし。
…いよいよ再販制(再販売価格維持制度)撤廃の日が近づいてるのだろうか…と、想像を膨らませてしまいます。
また、気になるのは大日本印刷。
大手の書店(丸善、ジュンク堂、TRC←流通?)や出版社(主婦の友社)を傘下に入れて、書籍業界の権力者になりつつあるように見えてきました。
出版業界を牛耳ってるイメージのあるトーハン・日販の2大勢力への対抗馬に大日本印刷がなるとしたら、旧態依然なこの業界にも変化が訪れるでしょうか?
良い変化か悪い変化か、「本」にとって良いことか悪いことか、そして書籍業界に身を置く私にはどんな影響が出てくるのか。
少し怖い気もしますが、読書の形や、紙媒体と電子の関係や、出版点数が多すぎることや、出版不況やらのことをあれこれ考えると、何かしらの変化が望まれてるようか気がしたりもするのです。
1月に行った、かつての勤め先への営業同行。
続編です。
今回は、とうとう書店です。売り場です。
(前回は店舗ではなく、仕入れ本部への営業だったのです。)
まさにいわゆる「営業さん」。
コートを脱いで売り場に足を踏み入れ、お客さんの邪魔にならないように気を配りながら、担当書店員さんと売り場で会話。
あぁ、営業・・・。
名刺も無く、スーツも着ていませんでしたが。
嬉しいことに、かつてお世話になった方々(今はその店舗で店長さんと副店長さんになってました)と再会させていただきました。
感想:変わってない・・・。
おかげでイッキに私も時間が戻ったようになってしまい、あやうく「いらっしゃいませ」と言ってしまいそうなほどに。
ヤバイって。
書店員業に未練がある人間を書店営業に行かせちゃダメだって。
同行した課長に、「私は名刺を持っていない」というトコを言ったら、
「作ってもらいましょうね。今後、こーゆー機会は増えるだろうし。」と、困ったことをおっしゃってました。
ダメだと思うんですよね~。
営業に行ったきり帰ってこないと思ったらエプロンつけてシュリンク掛けしてました。
なんてコトにならないと良いですが。
続編です。
今回は、とうとう書店です。売り場です。
(前回は店舗ではなく、仕入れ本部への営業だったのです。)
まさにいわゆる「営業さん」。
コートを脱いで売り場に足を踏み入れ、お客さんの邪魔にならないように気を配りながら、担当書店員さんと売り場で会話。
あぁ、営業・・・。
名刺も無く、スーツも着ていませんでしたが。
嬉しいことに、かつてお世話になった方々(今はその店舗で店長さんと副店長さんになってました)と再会させていただきました。
感想:変わってない・・・。
おかげでイッキに私も時間が戻ったようになってしまい、あやうく「いらっしゃいませ」と言ってしまいそうなほどに。
ヤバイって。
書店員業に未練がある人間を書店営業に行かせちゃダメだって。
同行した課長に、「私は名刺を持っていない」というトコを言ったら、
「作ってもらいましょうね。今後、こーゆー機会は増えるだろうし。」と、困ったことをおっしゃってました。
ダメだと思うんですよね~。
営業に行ったきり帰ってこないと思ったらエプロンつけてシュリンク掛けしてました。
なんてコトにならないと良いですが。
数年来ほったらかしだったらしい、受注書店リストの整頓をしています。
営業さんがお邪魔した場所だったり、電話注文をくれていたり、送ったFAXチラシで注文返信をくれたりしている書店さんのリストで、そのリストに新刊受注数を入力するのが私の主な仕事の一つなのですが、これがなんとも膨大な店数でして、以前からずっと、「閉店してる店、ずいぶん混ざってるよなぁ」と、ヒジョーに気になっていたのです。店数が多いと、目的の書店さんを見つけ出すのが大変なんですよ・・・。
それを、いよいよ整頓しております。
結果、あまりにも閉店した書店さんが多くて、なんだか悲しい気持ちに。
リストをプリントアウトして、閉店書店に赤線を引いていく作業なのですが、各県とも、赤線だらけです。
特に、チェーン店っぽくない屋号が消えがちなのが悲しいです。
たまに、がんばってるらしい個人店名を見かけて嬉しくなってみたりもしますが。
大型書店が多くなる一方で個性派書店が生き残るのではないかと思っている私としては、それらのがんばってるっぽい個人店を応援したくなるワケで。
・・・。
なんか脈絡がなくなってどうまとめたものか悩んでおりますが、
書店員だった人間が出版社営業事務をやって見えたものを書き出してみると、お役に立つ「何か」がそこにあったりするんじゃないかと思って、こんな内容を書いてみました。
営業さんがお邪魔した場所だったり、電話注文をくれていたり、送ったFAXチラシで注文返信をくれたりしている書店さんのリストで、そのリストに新刊受注数を入力するのが私の主な仕事の一つなのですが、これがなんとも膨大な店数でして、以前からずっと、「閉店してる店、ずいぶん混ざってるよなぁ」と、ヒジョーに気になっていたのです。店数が多いと、目的の書店さんを見つけ出すのが大変なんですよ・・・。
それを、いよいよ整頓しております。
結果、あまりにも閉店した書店さんが多くて、なんだか悲しい気持ちに。
リストをプリントアウトして、閉店書店に赤線を引いていく作業なのですが、各県とも、赤線だらけです。
特に、チェーン店っぽくない屋号が消えがちなのが悲しいです。
たまに、がんばってるらしい個人店名を見かけて嬉しくなってみたりもしますが。
大型書店が多くなる一方で個性派書店が生き残るのではないかと思っている私としては、それらのがんばってるっぽい個人店を応援したくなるワケで。
・・・。
なんか脈絡がなくなってどうまとめたものか悩んでおりますが、
書店員だった人間が出版社営業事務をやって見えたものを書き出してみると、お役に立つ「何か」がそこにあったりするんじゃないかと思って、こんな内容を書いてみました。
営業デビューしちゃいました。
私、今の仕事は「販売事務」なんですけど。
しかも営業先はかつての勤め先のコミック専門店。
相手担当者はかつての同期君。
書籍業界、狭いとは思っていましたが、まさかホントにこんな展開になるなんて。
コトの発端は、今の勤め先の出版社からでる新刊が、これまでとは毛色の違う「オタク向き」の商品であるコト。
今までは営業していなかった、コミック系の書店にも営業をしなければ、ということになり、「あ、モルツーさんって以前の勤め先、こっち系でしたよね?」とゆー話の流れから、かつての店舗名も会社の皆様の知るところではあったのですが、なんと先方の本部仕入担当者が私の同期君であることが、営業に行く当日に判明。
「じゃあ一緒に行きましょうよ♪」とゆーウチの営業さんのアクティブすぎる一言により、転職して1年と数ヶ月、オフィスで机に座りっぱなしで過ごしていた私が、なんといきなり営業同行するハメになったのでした。
思わぬ展開。
しかも当日の朝にそんな展開。
数時間前には予想だにしていなかった展開に翻弄された私のあの緊張感ってば。
だって元同期って言ったって、先方は7年も前に辞めた人物のコトなんて忘れてるかもしれないのにぃ~!!
・・・たぶん、転職活動中の面接の時より緊張してました、私。
結果を言えば、なんてことない、オーライでした。
同期君も私を覚えていてくれて。
(私はこの段階で、商品の売り込みなどはどーでも良くなってる)
お互いに懐かしがって、メルアド交換にまで至り。
これを期に、当時お世話になった皆様にもまたごあいさつが出来たりすると楽しいのですが、ま、新刊が出たらきっとまたやり取りすることがあると思われるので、今後を楽しみに過ごしたいと思います。
私、今の仕事は「販売事務」なんですけど。
しかも営業先はかつての勤め先のコミック専門店。
相手担当者はかつての同期君。
書籍業界、狭いとは思っていましたが、まさかホントにこんな展開になるなんて。
コトの発端は、今の勤め先の出版社からでる新刊が、これまでとは毛色の違う「オタク向き」の商品であるコト。
今までは営業していなかった、コミック系の書店にも営業をしなければ、ということになり、「あ、モルツーさんって以前の勤め先、こっち系でしたよね?」とゆー話の流れから、かつての店舗名も会社の皆様の知るところではあったのですが、なんと先方の本部仕入担当者が私の同期君であることが、営業に行く当日に判明。
「じゃあ一緒に行きましょうよ♪」とゆーウチの営業さんのアクティブすぎる一言により、転職して1年と数ヶ月、オフィスで机に座りっぱなしで過ごしていた私が、なんといきなり営業同行するハメになったのでした。
思わぬ展開。
しかも当日の朝にそんな展開。
数時間前には予想だにしていなかった展開に翻弄された私のあの緊張感ってば。
だって元同期って言ったって、先方は7年も前に辞めた人物のコトなんて忘れてるかもしれないのにぃ~!!
・・・たぶん、転職活動中の面接の時より緊張してました、私。
結果を言えば、なんてことない、オーライでした。
同期君も私を覚えていてくれて。
(私はこの段階で、商品の売り込みなどはどーでも良くなってる)
お互いに懐かしがって、メルアド交換にまで至り。
これを期に、当時お世話になった皆様にもまたごあいさつが出来たりすると楽しいのですが、ま、新刊が出たらきっとまたやり取りすることがあると思われるので、今後を楽しみに過ごしたいと思います。
新宿のコクーンタワーにオープンしたブックファーストに行ってみました。
書店が新たにオープンする場合、各出版社へ注文がどっさりと来るのですが、このブックファースト新宿店さんから勤め先の出版社へもどっさりと注文が来ていました。それも、かなり際立ってどっさりと。
私はその受注作業をしながら「どんだけ広いの!?」と密かにツッコミつつ、ようやく西口にも大きな本屋さんができるのね♪と、楽しみにしていたのです。
さて、そのブックファースト新宿店さん。
楽しかったです。
まるでダンジョン。地下だし。
散々店内を彷徨った後で「フロアガイド」の小冊子を見ると、その感は、より強いかと。
悪く言えば「フクザツで分かりづらい」と言えてしまう面もあるかもしれませんが、ジャンルごとに区切りがハッキリしているので、無目的で店内を観て周っても、「だだっ広いフロアを彷徨いすぎてクタクタになる」ということは避けられそうに思えました。
メリハリがある。
モード学園の下だからでしょうか、ファッション誌やパソコン本、充実してました。
そして絵本コーナー!
広かったです。なにか絵本をプレゼントしたいと思ったらココに来よう、と思える程、色々な品揃えが楽しいカンジで並んでました。・・・レジはヒマそうでしたが。(まぁお母さん達が買いに来る時間では無かったが。)
明るすぎず、BGMにはジャズが流れる本屋さん。
気に入りました。
来週もまた、仕事帰りに彷徨いに行ってしまいそうです。
書店が新たにオープンする場合、各出版社へ注文がどっさりと来るのですが、このブックファースト新宿店さんから勤め先の出版社へもどっさりと注文が来ていました。それも、かなり際立ってどっさりと。
私はその受注作業をしながら「どんだけ広いの!?」と密かにツッコミつつ、ようやく西口にも大きな本屋さんができるのね♪と、楽しみにしていたのです。
さて、そのブックファースト新宿店さん。
楽しかったです。
まるでダンジョン。地下だし。
散々店内を彷徨った後で「フロアガイド」の小冊子を見ると、その感は、より強いかと。
悪く言えば「フクザツで分かりづらい」と言えてしまう面もあるかもしれませんが、ジャンルごとに区切りがハッキリしているので、無目的で店内を観て周っても、「だだっ広いフロアを彷徨いすぎてクタクタになる」ということは避けられそうに思えました。
メリハリがある。
モード学園の下だからでしょうか、ファッション誌やパソコン本、充実してました。
そして絵本コーナー!
広かったです。なにか絵本をプレゼントしたいと思ったらココに来よう、と思える程、色々な品揃えが楽しいカンジで並んでました。・・・レジはヒマそうでしたが。(まぁお母さん達が買いに来る時間では無かったが。)
明るすぎず、BGMにはジャズが流れる本屋さん。
気に入りました。
来週もまた、仕事帰りに彷徨いに行ってしまいそうです。