ま、ご褒美がもらえる日でもあるのですけど、その席で。
「モルツーさんには大変な仕事をしてもらってるワケだけど」
「困ったお客さんもいると思うけど」
「うまく受け流せるように・・・とは言ってもなかなかそう簡単にやれるものではないけど」
など、言われた。
つまり、私はやはり「お客様窓口」の唯一の担当者であるようです。
入社して丸二年と二ヶ月。
これまでは、なんとなくそんな気配を感じつつも、雇い主側はハッキリそれを言ってこなかったわけですが、とうとうなんてゆーか決定打とゆーか。
あー・・・やっぱりそれ、私の仕事でしたか~・・・と、思いました。
その後面談は、ではどうすればお客様のお問合せにスムーズに応えられるかという話になり、自分でその本を読んでそのソフトを使ってみるのがイチバン、という結論に。
これから私、自社で出してる本が解説してるパソコンソフトの使い方をマスターしなきゃならなくなるみたいです。(あくまで「理想は」、ってコトですけど)
ward・Excelあたりは私生活で役に立ちそうだからいいですけど、そのほかの専門的なソフト(数十万もするような、一般家庭では縁のなさそうなソフト)の使い方を覚えて私は将来何になったらよいのでしょうか。
はー・・・・・・。
ま。
クレーム応対スキルが身につくのは人生のプラス材料だろうし・・・。
専門ソフトを会社で勉強させてもらえると思えば・・・。
どうせヒマだったし・・・。
ポジティブ・・・ポジティブに行こうぜ。
と、自分を励ましてみる。
営業部の上司と。
どんな料亭に連れて行ってもらえるのかと楽しみにしていたら、フツーに庄やでした。
なんのことはない。アラサー3人で、飲み会です。
それでも、会社の金でたらふく飲み食いさせていただきやした。
楽しく話し、かつての職場の体質が変わっていない…のか、一度良くなったものの地殻変動の為に元に戻ってしまったのか、ともかくめちゃめちゃ忙しくハードな事態になっているとゆー情報をゲット。
営業部上司は売場の最新動向情報を仕入れ、接待相手は新刊情報を仕入れ、私はかつての職場への復帰がアリエナイ事なのだと悟り、三者三洋に有意義な一時でございました。
これが忘年会1回目。
今日は、会社の忘年会。
あぁ、年の瀬ですな。
ココに転職してきて2年が経ちました。
どうにか仕事も覚え、自らの仕事を「語れるカモ」と思えてきたので、販売部における雑務とはどんなものかを、紹介していこうかと。
…そんなん誰の役にたつんだろうか、と、首を傾げつつも、出版社っつったっていろんな部署があるんじゃい!!という、ささやかな自己主張を、試みてみたいのです。
ま、ただのグチなのかもしれませんけど。
今日は、オビの巻き換えをしました。
重版に合わせてオビの内容を新しい謳い文句にしたので、古い版に巻いてある古いオビを外して新しいものを着ける作業です。
折り目のついていない、ただの細長い短冊状のオビを、上手いこと本の背表紙の文字と合わせて中心を決め、ズレないように注意しながらサイズに合わせて折り返します。
本屋さんでのカバーかけと同様に、少し引っ張りながらかけるのがポイント。ぶかぶかのカバー・オビはカッコ悪いものです。キレイにピシッとなるようにかけます。
それを、40冊ほど。
まぁ社内在庫だけなのでその冊数で済んでますが、全在庫を置いている倉庫では、物凄い冊数を手作業でやってるらしい話を聞きます。
…たった40冊で音を上げてられないですナ。
締切が延び延びになっている著者さんの所へ原稿をもらいに行った担当編集者からの電話(おそらく、「今回も原稿を受け取れなさそう」等の内容だったと思われる)に、編集長が、「原稿を受けとるまで編集部に帰って来なくていい」と、言い放ちました。
ドラマやマンガでよく見掛けるセリフですが、リアルは、かなり重い…。
怒鳴っていたわけではないのですが、電話の向こうのその人が受けた衝撃を思うと…。
彼女が早く戻って来れるよう祈りつつ、もう出版社らしさなんて求めないからそんなコト言わないで編集長!(ToT)
と、心の底から思ったのでした。
今、ヤフーのニュース観て飛びついちゃいました。
福井県立図書館ホームページの「覚え違いタイトル集」。
書店員の間でもよく話題になりましたし、今の職場で注文電話を受けていてもよく遭遇します。
タイトルのうろ覚え。
あのですね~書籍の検索ってのはですね~1文字でも違うと出てこないことが多いんですよ~。検索で引っかからないとですね~本ってのは種類が多いですからね~「砂漠でダイヤモンド」的な事態になるんですよね~。
「情報の共有」が主な目的だと思われるこのリスト公開ですが、探す側の「こんなに困ってるんです。どうか、正確なタイトルをお教えくださいませ。」という叫びが聞こえる気がします。探す側だった私としては、ちょっと胸のすく思いがします。
とはいえ私も、たいていウロ覚えですけれど。
いつもの「売れ筋は一度売り切れるとなかなか再入荷しない」という状態になっているのを感じました。
仕方ないので、知りたかった情報をネットに頼りました。
解決しました。
まだかすかに「紙媒体で手元に置いておきたいな」という気持ちはありますが、「でもまぁ上下巻の完全ガイドまで待っててもいいか」という気持ちになってしまっています。
たぶん、都内の大手書店に行ったりネットで注文したりすればあるのでしょうが、もうそこまでして欲しいとは思えないんだな。。。
「欲しい!」と思った時に手に入らなかったばっかりに、こうして本が売れなくなっていく・・・という例を実体験してしまいました。
売り切らしていた書店さんを責める気持ちは毛頭ありません。
出版社としても、「どうせ数ヵ月後には(他社から)完全ガイドが出るのだから、それまでに売り切れる量を・・・」ということで、思い切った数は刷れないのだろうと察することはできます。(→結果、充分な在庫が出回らない)
でも、こうしたことの積み重ねが「本屋さんに行っても欲しい本が無いんだもん。ネットで買うわ。」あるいは「もういいや。いらない。」となって、書店離れ・本離れに繋がっているんだろうなと思うと、やりきれない気持ちになってしまいました。
ここでグチってても仕方ないんだけどさ。
何か変わっていけばいいナ~とは思っても、ね・・・。
夢の中で、書籍の検品してました。
すんごい大量のダンボールでしたが、楽しかったです。
「あ~本屋やりてぇ~。」
と思い、でも新刊書店はムリそうなので、やはり古書店だな、と覚悟を決め、レンタルスペースの家賃相場と現在の在庫量と売上予測と副業としてリスクの少ない方法等をあれこれ考えるうちに、イチバンしっくり来る方法を思いつきました。
「そうだ!フリーマーケットだ!!」
・・・。
あまりのランクダウンっぷりに自分で笑っちまいましたが、とりあえず今の私の「接客業がやりたい!」という欲求を満たすためだけならば、そんなカンジがちょうど良いのかもしれません。
古物商の許認可もまだ無いし。
許認可を得たら、皆様の所に買取に行きマース。よろしくデース。
・・・と、一応言っておいてみる。。。
・出来上がってきた新刊を、著者へ送る作業(献本発送)
・書店以外の、ウチの本を売ってくれるところへ、書籍を発送する作業(ダンボール19個へ箱詰め作業)
・決算資料の数字に間違いがないか、照会する作業(書籍の原価をみちゃいました。うひょー。)
私。。。「営業事務」ってコトで勤めてたハズなのですけれども。
なんだろこの雑多っぷり。
などとグチりつつ、数字を見すぎてしばしばする眼をがんばって開きながら、ドラクエを楽しむ日々です。
5月29日のブログに書いた、例のボランティア。
シールを貼る作業をやってみました。本日完成。返送済み。
楽しかったです。
ついでに懐かしい絵本も読めて。
スーホの白い馬。気になってたんですよ。どんな話だったっけかな、と。
競馬、出てきました。あぁ、スッキリ。
シールを貼る作業は、だいたい1時間半くらいで終わりました。
最初は戸惑いましたが。
知らない文字だと、文字の上下すら分からないものですね・・・。
(ちなみに割り当てられた言語は「パシュトゥン語」という、アフガニスタンの言葉でした。)
ただ、ちゃんと分かりやすくしてくれています。
一枚のシール台紙に印刷してある翻訳文を、絵本の文章部分に合わせて囲ってある黒枠の内側で切り抜いて貼り付けていくのですが、上は丸く切り抜くように・下はカクカクに切り抜くようになっていて、安心して切り抜きができます。
一つずつ切り抜いては貼ってを繰り返していけば大丈夫かと。
貼る作業がちょっと楽しい上に懐かしの絵本も読めて、
その上、世界のどこかの子供がハッピーになれる。
良いんじゃないでしょうか?
かかる費用は、2200円+絵本返送料(私の場合、ゆうメールで340円でした)。
月に一冊、ちょいと続けてみようと思います。
次は『きつねのよめいり』の予定。
馬の次は狐さんだ♪
興味のある方はこちらからどうぞ。
社団法人シャンティ国際ボランティア
(この中の「絵本を届ける運動」が、コレです)
追記:
Yahoo!ボランティアの基礎情報説明によれば、
「曹洞宗東南アジア難民救済会議」が前身。81年曹洞宗国際ボランティア会(SVA)設立。99年社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)に改組。
とのことで、曹洞宗からの出発なようですが、絵本と一緒に送られてきたパンフレット等からは特に宗教色は感じられませんでした。一般的なボランティア団体かと。
ただ、「そうか、ボランティア団体って、宗教団体から出発してることもあるのか」と、なんだか納得。考えてみれば自然な流れなのでしょうけど、宗教とは縁遠い生活をしている私としては、新鮮な発見でした。