『乗馬をはじめよう』 岩谷 一裕 (高橋書店)大手乗馬クラブ「クレイン」による、乗馬レッスン本。(画像、出ないスかね)
DVD付きで、このDVD、すごく頼もしい気がします。
・・・まだ私、乗馬ビギナーなので評価するのは難しいですが、今の私から見て、お手本となる姿勢・動きをスローで観られるのは、すごくありがたいです。
YouTubeで映像を探しても、どれが上手い人の映像なのか見分けつかないですし、スローにする方法、分からないですし。
お手本の動きをDVDで観てイメージトレーニングをして、具体的で細かなことは本の説明部分を読む、と。
乗馬は「習うより慣れろ」なんでしょうけれど、ある程度身についた段階で言葉による説明(例えば外国語習得で言えば「文法」にあたる要素)によって、脳みその中を整頓して体の動きを意識的に変えることが必要な場合もあるわけで、この本は、そんな要求に応えてくれるものなんだろうなぁ、と。
今後、繰り返し繰り返し、参考にさせていただこうと思ってる一冊です。
この本、私は、乗馬クラブ入会時に購入させられるセットの中に入っていたので問答無用で買うことになりましたが、フツウの本屋さんでも買う事ができます。
「高橋書店」さんは実用書の大手さんなので、この本もフツウに棚に並んでる場合があります。
実際、私はクラブ入会前にこの本を書店で見かけ、買おうかどうしようか迷っていました。
クラブの指導員さんは、私が「本屋さんで見た」と言ったら「なかなか置いてないですよ、凄いですね」的なことをおっしゃってましたが。
・・・買わないでおいて良かった、危なかった、というのがホンネ。
2冊になっちゃうトコでした。
「持ってるから要りません」が通用するのかどうか、試してみればよかったな、とも思ってますが。
その分、初期費用が安く済んだかしらん。
試してみたかた、いらっしゃいましたらご一報を♪
ちなみに、定価販売でした。
どーゆー仕入れしてるんだろ。書店を通してるのかな。
版元から直接仕入れれば多少安く仕入れられる場合だってあるだろうに(しかもこの場合、書籍の性質がまさに大量買いな性質だし)。
そしたら会員さんに安く提供できるだろうに。
書店の立場だったら書店を通してもらったほうがありがたいですけど、問答無用で買わされる側としちゃ「選択の余地が無い分、安く提供する努力してよ。」と思ってしまいますです。
日々、仕事で学校さんのテキストの手配してる影響で、こんなことが気になってしまうのかも。
それと、たぶん、長年の書店勤めで本を割引価格で買うことに慣れてしまった結果、定価購入に違和感を覚えているのだと思います。
今だって、トーハンの店売に行けば・・・とか、版元に直接買いに行けば・・・とか、かつての勤務先に行けば・・・とか、安く買う方法をあれこれ知ってしまっているばっかりに、ついつい、こだわりが強くなってしまっているのでしょう、私。
ちょっと愚痴っぽくもなりましたが、すごく活用できそうな本だと思ったのは、正直な気持ちです。
本の中で馬が、その時の馬の気持ちを吹出しでしゃべっててかわいいですし。
乗馬をしない人でも見ていて楽しいかも。
♪イイネ♪

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