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まごころ☆マコト君が行く

熊本で手刻みの木の家に住もう! 県産無垢の杉、自然素材、職人の技術を受け継ぐ そんな硬派な家づくりやってます☆

大江の家(T邸 その5)

2014年03月16日 | T邸新築工事
「渡鹿の家」のその後です

早いもので、棟上げが終わり一週間が過ぎました。

今回は、少し写真が多くなりますが棟上げからその後までを……

写真にはありませんが、棟上げ当日は、まず初めに塩と米・お神酒を四方の柱部分や主だった柱が立つ部分に「おきよめ」のためにまきます。
そして安全を祈ってみんなが少量のお神酒をいただき、棟上げの開始です


最初のころは下で柱と梁を組んであげます




決まった位置に柱のほぞを差し込んでいます
ほぞが長いからそのまま自立しています


次のスパンを繋いでいる所です


つなぎ手のところです
小さな四角い穴のところに、「込み栓」を打ち込んでつなぎます
長方形の穴のところには、別方向からの木が入ります


別な柱に「タイコ梁」を差し込みます






差し込んだ後に「込み栓」を打ちます


一階部分を建ち上げの全体風景です






次々に木を組み合わせていきます


二階部分建ち上げの風景です


前のブログで紹介した「追っかけ大せん継ぎ」を組んでいるところです

この日は、棟木を上げたところで「棟上げ」を終わりました

わが社の棟上げの時にはほとんどが、掛けや(大きな木槌)で木をたたく音しかしません、そして組みあがったときは金物に頼らずに建っていて、ほとんど揺れることがありません

今の新築工事は、ほとんどのところがボルトを絞める音だけで、申し訳程度に掛けやの音がします。一度、比べて見てください


翌日の風景です
まずはじめに建物の「立ち」を見ます
柱が垂直になるように仮に筋交いを入れます
写真を良く見ると斜めに付いている木が「仮筋交い」です
その後、垂木を打って、野地板を張って行きます










木組みを内部から見たところです


棟上げ5日後です
わが社の野地板(屋根下地の板)は、杉の板材を使います
ベニヤはほとんど使いません。
以前は強くて安いと言うことで使っていたのですが、その後リフォームで瓦を剥ぐとほとんどのベニヤが「ブヨンブヨン」になっていました。
それらの理由から今は使っていません


屋根にルーフィング(防水シート)を張り終えました

今日から瓦葺きが始まります

工事現場は熊本刑務所の西側の住宅街にあります。
外からでも見学したい方は、見つけてみてください。
但し駐車場はありません

連絡をいただければ駐車場をご用意できます。また、ご希望があればご案内いたします。
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