茨城県西農民センター結成３０周年祝賀会で歌うヒューマン・ファーマーズ

１月２８日、下妻市のビアスパークにおいて、午後の部の第３１回大会に引き続き
、夜の部として結成３０周年祝賀会が行なわれた。
　思い返せば３１年前、私自身も県西農民組合準備会代表として、農民組織づくりの活
動に明け暮れていた。
　そして、３０年前の４月３０日、茨城県西農民センターを結成した。翌年には、農民
運動全国連合会を結成する。
　これに呼応させる形で、ヒューマン・ファーマーズが活動を開始したのである。農民
運動と共に歩んできた３０年といえるだろう。
　祝賀会では、３０年間に積み上げてきたレパートリーの中から、「菜の花が咲いたよ
」、「れんげの花咲く田んぼに出かけよう」、「兼業農家に捧げる歌」、「緑の風に吹
かれて」、「食糧主権が世界を救う」など、農民運動との共同の中で創作して
きた歌を演奏した。
　この日の演奏メンバーは、北嶋誠、佐藤せいごう、渡辺三智夫、吉川路子、久保幸子
、大泉和美の６名であった。
　結成当時からのメンバーは佐藤せいごうのみではあるが、この日の演奏に参加してい
ないメンバーも含めて、一人一人が、この３０年間の演奏活動の中で出会い加わった仲
間である。
　それぞれ個性の強い者ばかりだが、私にとっては誰もが大切なメンバーである。
　このメンバーでこの演奏ともなれば、農民連はまさにホームグラウンドである。これ
からも共に活動し、食と農を歌う百姓フォークのヒューマン・ファーマーズであり続け
る。