薪ストーブ同好会

島根県松江市を中心に薪ストーブを囲む人々が、里山から得られる恵みに感謝し、素敵な心と古くて新しいエネルギーを届けます。

「ノルウェーのデザイン」という本

2009-02-18 18:00:04 | 会員の広場
こんにちは、防虫帽子です。

たまたま手に取った
「ノルウェーのデザイン」著者 島崎信 発行者 誠文堂書店
に薪ストーブの会社ヨツール社や薪ストーブについて書いてありました。

この本によると
「ヨツール社では、日本の薪ストーブにおける広葉樹礼賛を否定している」
のだそうです。
「入手しやすい木を燃やす」のが当然とされているそうです。
ノルウエーでは、建築条例で住宅には必ず煙突を付けることが
義務付けられているそうです。
石油やガスが不足したときに備えてだそうです。
薪の入手も一般的なので日本のように個人宅で
薪を原木で買って乾燥させるために保存するということは
まれだそうです。

欧州のような歴史的にいつ戦争が起こっても大丈夫な備えを
ずっと考えてきた国、冷涼な気候の国と
日本のような温帯で海に囲まれた国では
基本的に危機管理に対する価値観も違いますから
一概には比較できませんが
薪ストーブに傾倒している私から見ると
とっても素敵に思えます。

県立図書館にある本です。
おすすめですね。