薪ストーブ同好会

島根県松江市を中心に薪ストーブを囲む人々が、里山から得られる恵みに感謝し、素敵な心と古くて新しいエネルギーを届けます。

設立総会・第1回薪割り大会

2005-07-29 15:34:26 | 活動報告


平成17(2005)年5月15日日曜日松江市岡本町の福祉施設「あいかの里」の駐車場をお借りして設立総会並びに第1回薪割り大会を開催しました。
当日は晴天に恵まれて、総勢20人が集まり約6m3の薪(人数の割には少ないか?)ができあがりました。
写真の前に鎮座してるのはエンジン式の薪割り機で太い木の多かった今回は大変威力を発揮しました。
薪の確保に困っている方、薪ストーブ導入したい方などなど興味のある方は是非ご入会ください。

設立趣意書

2005-07-29 15:16:23 | 会の概要、規約、設立趣意書
趣  意  書

 かつて里山は、そこに生活する人たちの暮らしの中に密接に結びつき、努力と工夫を重ね、収穫と手入れを継続して営むことによって、その美しい風景をつくり出してきました。 しかし、1960年代に入り里山から得ていた薪や炭といった燃料が石油などの化石燃料に取って代わり、落ち葉などの肥料は化学肥料に、竹を使った道具類はプラスチック製品へと移り、多くの里山林が放置されるようになりました。
 放置された里山林は、竹林が広がり、ササや蔓が繁茂し、常緑樹が大きくなりとても暗い林に変貌し、それまで保たれていた多様な動植物の生息環境を壊し、生態系のバランスを失っています。
 このような状況の中で、放置された里山林を利用することによって、再び美しい調和のとれた風景を取り戻し、人々や動植物が暮らしやすい環境を作っていくことが必要となってきています。
 そこで、薪の火の暖かさと美しい炎の癒し効果により薪ストーブを愛好する人たちに呼び掛け、里山の資源を活用し、再び豊かで美しい里山風景を取り戻す行動を起こしたいと考えます。
 自ら里山の資源活用に伴う環境整備作業を取り組むとともに、この取り組みをさらに広げていくための普及活動を進めて行くために、この取り組みに賛同していただける個人、企業、団体の参加する「薪ストーブ同好会」を設立します。

                       2005年5月15日

                       設立発起人代表  福田 正明