趣 意 書
かつて里山は、そこに生活する人たちの暮らしの中に密接に結びつき、努力と工夫を重ね、収穫と手入れを継続して営むことによって、その美しい風景をつくり出してきました。 しかし、1960年代に入り里山から得ていた薪や炭といった燃料が石油などの化石燃料に取って代わり、落ち葉などの肥料は化学肥料に、竹を使った道具類はプラスチック製品へと移り、多くの里山林が放置されるようになりました。
放置された里山林は、竹林が広がり、ササや蔓が繁茂し、常緑樹が大きくなりとても暗い林に変貌し、それまで保たれていた多様な動植物の生息環境を壊し、生態系のバランスを失っています。
このような状況の中で、放置された里山林を利用することによって、再び美しい調和のとれた風景を取り戻し、人々や動植物が暮らしやすい環境を作っていくことが必要となってきています。
そこで、薪の火の暖かさと美しい炎の癒し効果により薪ストーブを愛好する人たちに呼び掛け、里山の資源を活用し、再び豊かで美しい里山風景を取り戻す行動を起こしたいと考えます。
自ら里山の資源活用に伴う環境整備作業を取り組むとともに、この取り組みをさらに広げていくための普及活動を進めて行くために、この取り組みに賛同していただける個人、企業、団体の参加する「薪ストーブ同好会」を設立します。
2005年5月15日
設立発起人代表 福田 正明
かつて里山は、そこに生活する人たちの暮らしの中に密接に結びつき、努力と工夫を重ね、収穫と手入れを継続して営むことによって、その美しい風景をつくり出してきました。 しかし、1960年代に入り里山から得ていた薪や炭といった燃料が石油などの化石燃料に取って代わり、落ち葉などの肥料は化学肥料に、竹を使った道具類はプラスチック製品へと移り、多くの里山林が放置されるようになりました。
放置された里山林は、竹林が広がり、ササや蔓が繁茂し、常緑樹が大きくなりとても暗い林に変貌し、それまで保たれていた多様な動植物の生息環境を壊し、生態系のバランスを失っています。
このような状況の中で、放置された里山林を利用することによって、再び美しい調和のとれた風景を取り戻し、人々や動植物が暮らしやすい環境を作っていくことが必要となってきています。
そこで、薪の火の暖かさと美しい炎の癒し効果により薪ストーブを愛好する人たちに呼び掛け、里山の資源を活用し、再び豊かで美しい里山風景を取り戻す行動を起こしたいと考えます。
自ら里山の資源活用に伴う環境整備作業を取り組むとともに、この取り組みをさらに広げていくための普及活動を進めて行くために、この取り組みに賛同していただける個人、企業、団体の参加する「薪ストーブ同好会」を設立します。
2005年5月15日
設立発起人代表 福田 正明