12月に入り、週末ごとに寒波がやってきていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
WOOは毎日薪ストーブが焚けるので寒いながらも楽しい毎日です。今年は、薪もたくさんあるので、気持ちにもゆとりがあります。たくさん積まれた薪がなんと心を豊かにすることか・・・。薪が無くなって、石油ストーブを借りてきて、焚くことになった年のことを思い出すと、夢のような日々です(^_^)v。
さて、ご報告が遅くなりました。11月29日(土)に薪ストーブ同好会の拠点で実施した『薪ストーブ体験会』の模様をご報告します。薪ストーブ同好会が主催で、拠点の近所にある秋鹿小学校の子どもたちを招待して、薪ストーブにまつわるいろいろな体験をしてもらいました。同好会のメンバーでもあり、島根県の森林インストラクターでもある、会員さんを中心に会は進められました。
子どもたちへの招待状は・・・・
こんな感じ・・・タラヨウという木の葉です。ちょっと硬い尖ったもので字を書くとこんな風になります。大事に持ってきてくれた子もいました。
そして、いよいよ始まり始まり・・・
まずは、紙芝居・・・森の大切さや森を守るとためにどうすればよいか、ということを勉強しました。固いお話より、こうして絵を見ながら楽しく学べるとしっかり身に付きそうです。みんな真剣に紙芝居を見つめていました。
しっかり森について学んだあとは、実際に森の恵み(今回は木の枝や薪)を使っておいしいものを作ります。薪ストーブに火がつかないと、何もできないのでみんな一生懸命です。
火が付いたら、お餅を焼いたり、マシュマロを焼いたりしました。大人も子どもも、“焼きマシュマロ”を初めて食べる人がたくさんいて、大好評でした。
そして、締めはやっぱり定番の「焼いも」。ほくほくあま~い味に、みんなしばし話すのも忘れて、かじりついていました。
最後に集合写真を撮って、体験会は終わりました。『中学生になっても来ていいですか?』と言ってくれる子もいて、子どもたちにとっても、魅力ある活動ができたのかな~とうれしくなりました。
今回参加してくれた子どもたちを見ていると、そうした機会がないので仕方がないのですが、マッチが上手に擦れない子がたくさんいました。いろいろな知識は氾濫している世の中ですが、生きた知識や使える技をもっともっと我々大人が伝えていかないと、仮現実の中でしか生きられない子どもが増えていきそうです。今回、実際にちょっと熱い思いをしたり、煙たい思いをしたりしながら活動できたことは、参加してくれた子どもたちに何かを残してくれていると思います。
余談ながら、そういう意味でも、我々薪ストーブ同好会の子どもたちはたくましく育っているな~と思います。
いずれにしろ、体験を無事に終えることができてよかったです。関係者の皆さん、秋鹿小学校の児童の皆さんありがとうございました。また会いましょう。