たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

霧降の滝の上段滝を見に行こうとしたが、勘違いの激流にたじろぎ丁字滝で茶を濁す。

2020年06月10日 | 日光周辺の山
◎2020年6月6日(土)

霧降の滝前駐車場(8:31)……下段の滝(8:49~9:12)……霧降の滝観瀑台(9:41~9:49)……駐車場(9:56~10:09)……廃道・進入禁止看板(10:19)……こりゃ無理だなと戻る(10:29)……廃道にあった標識(10:33)……承認コース復帰(11:17)……丁字ノ滝(11:24~11:38)……駐車場(12:09)

 歩きルートの隠し立てをしてもしょうがない。霧降の滝の滝つぼに下る入口はだれでも知っている。ロープで囲われ、ご丁寧にも看板には「滝つぼまでは、危険ですので、立ち入りはご遠慮ください。」とある。これを見れば、ここから下れば滝つぼに行けるんだなとだれでも思う。入り込まないで欲しかったら、ゲートを塞いで看板も置かなきゃいい。それができなきゃ、看板の文面を「この先は崩壊して危険です。」に変えればいい。わざわざ「滝つぼ」を書き加えることもあるまい。ここを下れば滝つぼかと思えば、観瀑台で不満足な人なら、ここを下って眼前に見たくなる。そもそも、この看板の発行元がわからない。日光市なのか公園管理事務所なのか、あるいは私有地なのか。「盗人にも三分の理」という言葉がある。その屁理屈でロープをまたいだ。自分には「自己責任」云々といった意識はあまりない。どこをどう歩いても、それが公認のコースであっても、行動している以上は自己責任になるのだから。
 ロープをまたぐとすぐに15センチはありそうな大きなガマガエルが居座っていた。あやうく踏みつけそうになった。滝の守り神のように思えた。

(階段は草に覆われている。かつては自由に滝まで行けたのだろう)


(下に行くほどに荒れていく)


(苔むした堰堤)


(このステップはしっかりしていた)


(下段滝が見えてくる)


(ここの下りが唯一危険といえば危険)


(滝はすぐそこ)


 予想通りのガレ場下りだった。かつては道になっていたのだろうが、階段は崩れ、ヤブに覆われてわかりづらいところもある。また、踏み跡というか、ガレだから溝ということになるが、それもあちこちに飛んでいる。だからといって迷うところはない。ガレ沢を慎重に下るだけだ。
 堰堤が立ちはだかった。左端にはステップがあって、つかむと、しっかりと固定されている。問題はない。やがて、水の音が強くなって、滝が見えた。慎重を期すなら、ヘルメットをかぶった方がいいし、スニーカーはよした方がいいだろう。

(説明は不要。霧降の滝下段滝1。しばらく写真を羅列する)


(下段滝2。あの穴に石仏が安置されているのかと思ったが。)


(下段滝3)


(下段滝4)


(下段滝5)


(下段滝6)


(下段滝7)


(下段滝8)


(下段滝9)


(下段滝10)


(下段滝11)


 なかなかの巨瀑だった。圧倒された。自分のカメラに収まらない。広角だったら余裕で撮れる。下段でこれなら、ここからでは見えない上段滝は強烈な水流だろう。
 この滝の中段上に石仏が数体あるらしい。見回してもどこにあるのか皆目見えない。左は絶壁。右からなら何とか行けそうだが、先日の赤城の三段の滝同様に上に行く技量と気持ちはない。下からしばらく滝を眺めた。

 20分ほど滝を眺めて戻る。十分に楽しめた。下の滝を見たからには上の滝も見るつもりでいる。当然、ここから直登するわけではない。大山ハイキングコースの廃道から回り込む。自分の発想ではない。ネット記事に、そうやって上の滝を見に行った方がいて、それを真似しての歩きだ。実は、ここで水に入って、低い岩を登ってさらに間近に見たかったが、本命は上の滝だったので、ここで足を濡らすのは避けた。

(さて戻るか。スニーカーでも歩けなくはないだろうが、靴はキズつくだろうし、ヤマヒルのエジキにもなるだろう)


(方向を変えて、この堰堤側から戻ってみることにする)


(こちらを行けなくはないだろう。上が切れ、その先は駐車場かと思う)


(小尾根を越えて)


(石段に出る)


(そしてラストで復帰)


 歩き出しが下りだと、戻りの登りはつらい。運悪く陽も出てきて、頭から汗がポタポタ落ち、メガネを濡らす。シャツはびっしょりになった。
 堰堤を越えると、来た際には気づかなかったが、進行方向右手にも堰堤が現れた。こちらを行くとどこに出るのかとステップを上がる。こちらの堰堤の方が高く、ステップも多い。登りきると、先に石垣が見えた。そちらは陽が照っている。戻ろう。おそらく、レストランの正面左脇に出るようだ。戻るとはいっても、左に移動し、枝尾根を登ると、来た時の道の階段にぶつかった。周囲にだれもいないのを確認してロープを越えた。

(観瀑台へ)


(こんなのがあったので)


(入り込み、少し下ってみた。こちらは急だ)


 そのまま観瀑台に向かう。途中、左に柵が置かれ、ロープが張られた一角があった。立入禁止の看板はない。これを行くとどこに向かうのか。入り込んでみた。しっかりした踏み跡が続いているが、下はかなりの急斜面。後でGPSのログを見てみると、ここからでも滝下に行けるようだ。自分が下ったガレ沢とは合流するのかはわからない。ただ、かなりきついと思う。

(観瀑台から。先日の赤城の三段の滝ではないが、ここも緑が濃くてすっきりした滝には見えない。これが紅葉の時期なら格別だろうが)


(さっきまでいた下段滝)


(そして上段滝。これからあれを真下から見に行く予定でいる)


 観瀑台にはだれもいなかった。下の滝はよく見えるが、上のほうは半分以上、緑に隠れてすっきりした姿を確認できない。下の滝も下部は隠れているが、さっき眼前で見たから、むしろ、ここから見えないで良かったと、意地の悪い思いも出てくる。
 老夫婦が来たのを潮に観瀑台から離れて駐車場に向かう。途中、別の老夫婦に出会う。前に来たのは去年の10月6日。紅葉には早かったが、観瀑台にも見物客が結構いたし、出会った人も多かった。やはり、日光とはいえ、自粛している人も多いのだろうか。

 車に戻って、沢靴をザックに入れ、ヤマヒル除けスプレーを全身にくまなくかける。今のところ大丈夫のようだが、この先で去年は長靴やら服の中に入り込まれた。幸いにも齧られはしなかったが、あれ以来、あのニョロニョロにはかなり過敏になっている。ここで、下の滝の写真をチェック。シャッタースピードを落として撮った写真は大方がボケていた。三脚を持って行ったのに、横着して使わなかったことを後悔した。

(つつじが丘。どんより天気)


(この道も廃道扱いになっている)


 つつじが丘に向かう。ヤマツツジすら残っていない。来るのが少なくとも半月は遅かった。赤薙、女峰方面は雲が低く立ち込めている。ハイキングマップ看板があった。この先は「廃道」になっていて、猫ノ平に出るには、ここから車道歩きを経て、玉簾ノ滝に出るか、マツクラ滝の脇を通って行くしかないようになっている。去年、これには気づかなかった。かまわずにこのまま行く。ロープが張られているわけでもない。

(ここを入る。元より廃道なのに標識はそのまま大山を指している)


(そのままに歩いて行ける)


(これを見てたじろいだ。極めて最近のものだ。生々しい)


(廃道はここから左に折れる)


(尾根の先端にある巨木。興味のある方なら、この写真の載ったブログ記事はご存知だろう)


(ピンボケだが、轟音を立てて流れる霧降川。ここから下ろうとするとロープが要る。上流に行けば簡単に降りられる。なぜか、瞬時、あの激流を渉るのかと思ってしまっていた)


(正解はこちらを下って沢に出るはずだったのだが)


 ほどなく、右手に「廃道 これより先進入禁止 日光市」の看板。発行元は明記されている。廃道とはいっても道型は明瞭だ。階段も残骸にならずに残っている。先で恐ろしいものを見た。二本の樹の皮がベロリと剥がされている。そして明らかに爪のあと。真新しい。古かったら問題はない。怖くなって、スズをザックに付け、熊撃退スプレーをポケットに入れ、ストックも出した。ストックは武器にするわけではなく、自分の図体をでかく見せるための小道具だ。
 廃道ながらも標識は残っている。「大山」と反対側は「ツツジヶ丘」。次の標識で廃道コースは左に向きを変える。ここは尾根伝いに直進。水の音が近づいた。そして、尾根の突端。ここから霧降川を覗くと激流になっていた。これは無理だ、流されるのが必然と判断してそそくさと戻った。後で冷静になってから思うと、随分とおかしなことをしたものだ。クマの皮剥ぎに動転したことも尾を引いていたのかもしれない。
 なぜか、あの時、そのまま霧降川に下って渡渉するものとばかりに錯覚してしまった。そして、これでは無理だと。激流でなかったとしても、あのまま霧降川を渡渉していたら、霧降の滝の上段滝の落ち口を見ることになったろうが、そういうことではなかった。あくまでも、上段滝を下から眺め、下段滝の落ち口を確認することが目的だった。霧降川には下りず、並行した尾根を右に下り、その先に現れる沢を下って行けば上段滝の下に出る手はずだったのだ。上段滝の落ち口見物なら、コース外れでわざわざこんなところまで来ずとも、丁字滝から霧降川を下って行けば確実、安全だったろう。
 勘違いに気づいたのはしばらく後のこと。とにかくあきらめた以上は、クマのいそうなところからさっさと逃げ出したかった。

(廃道らしくなってきて)


(河原に出る。目の前にロープ。通行止めの標識はなかった)


 このままつつじが丘に戻ったのでは芸がない。廃道をそのまま先に行き、隠れ三滝の一つでも拝んで行こう。地理感覚はないに等しいが、廃道とはいっても踏み跡と廃れた標識は残っているだろう。尾根を戻り、標識を右に下った。この標識もクマにやられたのか「山」の文字しか残っていない。
 ササの間の道を下ると階段になった。この階段は使い物にならないし、地面もえぐれている。川に出た。霧降川。さっきたじろいだ激流の音は何だったのか。おとなしく流れている。置かれた標識には、大山方面はこの川を渡るようになっているが、ロープでそれをさえぎっている。二重のガードだ。ここまで来て戻るわけにはいかない。石伝いに濡れずに渉れた。

(中洲を歩いて行くと本流が流れていて)


(かなりゴロゴロしている。橋のようなものが見えた)


(対岸に渡ると、やはり橋だった。外したのか流されたのか…)


 渡った先は中洲だった。そのまま上流に向かうも、もう一度渉らないといけなかった。こちらは手ごわい。水流は強く水量豊富。濡らさずに渉れそうなところには大石があって、ジャンプをすれば危うい。腹を決めて水に入った。ヒザまで来た。対岸に渉った上流寄りに丸太で組んだ橋が打ち捨てられていた。地下タビはガボガボ鳴っていたが、そのうちに収まった。改めてヤマヒルスプレーをかける。今のところまだ寄り付かれていない。

(マツクラ滝の標識)


 「大山・マツクラ滝」の標識が出てくる。三滝のうち、どの滝を見ることになるのか見当がつかなかったが、マツクラ滝のようだ。去年来た時には、この滝で雨が降り出した。今のところはまだ大丈夫。

(大山に行くには二方向になる)


(しばらく標識が消えていたが、これを見てほっとした)


 標識頼りで歩いている。その標識が二種出てきて道が分岐した。右寄りに「大山3.2KM」、左川沿いに「マツクラ滝1.3KM・大山3.3KM」。100メートルの差はマツクラ滝の寄り道だろう。ここは川沿いを選択。大山にはいずれ行ってみたいが、昼から雨が降るかもしれないし、さらに曇り空では広大な景色も楽しめまい。別に今日でなくともいい。
 道は陥没したところもあって荒れているが、さほどに支障はなく歩ける。やがて、標識もなく道が二分した。左を選んだが、間もなく先は消えてしまって元に戻って右に行く。標識もなくなって不安になったが、途中から階段が出てきてほっとする。そしてようやく標識。「マツクラ滝0.8KM」が読み取れる。

(水の流れなんかを撮っていたら)


(渡しが見えた)


(向こうからやって来た。ここで廃道歩きは終了。水濡れはしたが何ということもなかった。クマの爪とぎ場を除けばの話だが)


(丸太橋を渡る)


 左下の川に橋が架かっているのが見えた。白木の丸太橋。こんな廃道にと思ったら、目の前にはロープが張られ、それをくぐると、歩いて来た方向には「廃道 進入禁止」の立札。ここまでの廃道歩きだったわけだ。ここに置かれた新しい標識には、直進で「玉簾滝 大山」、左、つまりあの橋を渡る方向には「丁字滝 霧降滝」とあり、マツクラ滝はいつの間にか消えていた。これは、玉簾の先にマツクラがあるだけのことだから、不安になるほどのことでもない。いずれにしても、マツクラ滝でも丁字滝でも三滝の一つならどこでもよかった。橋を渡る。
 モーター音が聞こえた。随分と近くまで車が来ているものだなと思ったら、草刈りの作業中だった。ご苦労様と声をかけて滝に下る。

(滝には先客カップルがいた)


(だれもいなくなって丁字滝)


(滝の下部)


(下段への流れ)


(下段の滝つぼというか淀みではこれだった。女にもハイトスさんのような方がいる)


(下段の滝)


(ラスト)


 滝には先客がいた。若いカップル。眺めていると、薄手の長いスカートを履いた女が、その格好のままで滝つぼに入り出した。太腿まで浸かった。その時は、おかしな女もいるもんだなと思ったものだが、滝を見ると興奮する女もいるらしく、中にはヌード撮影会をするカップルもいると聞く。そこまではしないにしても、滝を眺めて興奮したのかもしれない。男はケラケラ笑いながらそれをタブレットでビデオだか写真を撮っている。戻った女はスカートをびしょびしょにしたままに滝から去って行った。モーター音が近づいてきた。のんびりと滝を眺めるには騒音でしかないが、それでも至福の一時だ。どうせ濡れているからと、こちらも滝に入りはしたが、太腿まで入りたい気は起きず、浅瀬を向こう側に渉っただけ。
 下段の小滝に回ろうとしたら、今度はそちらで嬌声が聞こえる。ずっとはしゃいでいたのかもしれないが、滝音でかき消されていたのだろう。今度は、件の彼女が下の滝つぼで泳いでいた。男は相変わらずニヤニヤしてタブレットを構えている。「この辺はヤマヒルが結構いるから注意した方がいいよ」と言ったら、恐がって水から上がり、全身から水を垂らしながら滝から離れて行った。あの格好で車道を歩いて車に戻るのだろうか。見ていたのはオレだけではない。草刈りさん二人も見ていたはず。帰る途中で振り返るとまだうろうろしていたが、その時はオッサンも一緒にいて、どういう組み合わせなのかさっぱりわからなかった。

(気色のよいものではないのでこれだけにしておく)


 また上の滝に戻り、一服しようとすると、草刈りさんがすぐそこまで来ていたのでタバコは控えた。水に入ったことだしと、ヤマヒルスプレーをまたかけようとしたら、地下タビに入りかけているヤツがいた。つまんで放り出したが、まめにチェックするようにしないと気づいたら血だらけだったではシャレにもならない。しかし、このスプレーはあまり効かない。地下タビの足入れ口は隙間になるから、たっぷりとかけたのに、これではなぁ。これがなくなったら、今度は「ヒル下がりのジョニー」にでもしよう。効き目が抜群らしい。

(帰る。あの車は草刈さんたちのだ)


(山道に。ここからがヤマヒル天国かと思う)


 天気も好転する気配はないので、そのまま霧降の滝の駐車場に向かう。車道からハイキングコースに入る。去年の経験からして、この区間がヤマヒルが多い。要注意エリアだ。注意して下を見ながら歩いても、落葉に同化した小さなヒルは目視できない。先日のこと。ヤマヒルが気になってネットで調べてみた。小学生の体験レポだった(もっとも、指導しているのは大人だ)。こうあった。「泉鏡花の『高野聖』」には山蛭が上からポタポタと落ちて来ると記述されているが、これはあり得ない。ヒルの出るところにシートを敷いて半日過ごしたら、地面からはやって来ても、上の木から落ちてくることはなかった」と。去年はここを歩いて首筋にもたかっていたから、てっきり上から落ちて来るものとばかりに思っていた。認識を改めた。
 案の定、気になって身体を窮屈にして我が身の後ろを見る。でかいのが腿の辺りを這っていた。スプレーをかければ、その上には上がってこないといった定説はあてにはならない。もしくは上からのものなのか。気に付かずにそのままにしていれば、繊維を破って入り込むらしい。

(駐車場に到着)


 駐車場に到着。半端な歩きで終わった印象は拭えない。濡れた地下タビと靴下を交換。地下タビの外側の折り返しに2匹潜んでいた。中にはいなかったが、ズボンに1匹。こいつはでかい。ライターの火をあてても死なずにうごめいていた。他に付かれたところはなかった。
 駐車場の前に蕎麦屋があり、外で外人さんカップルがアイスを食べていた。アイスは食べたくもないが、蕎麦でも食べようと、店に近づくと、品書きが外に出ていない。中に入ってから値段を見て後悔したくもないので、スマホで調べた。出ていなかった。こういった一見の観光客相手の商売は、うまくとも、高い、遅い、少ないがモットーだ。やめた。木の切り株に腰をおろしてアンパンを食べた。

 霧降の滝駐車場は大方が埋まっていて、どんより天気の割りには観光客の姿も多い。東照宮の近くを探索している人も普段に戻ったといった感じだが、さすがに土産屋の駐車場には大型のバスは駐まっていない。中禅寺湖に向かう車、足尾の方からやって来るバイクのツーリングも目立つ。これから徐々に多くなって日常の休日に戻り、第二波、第三波の蔓延となって行くのだろうか。自分もまたそれに加担しているということにはなるが。
 草木ダムにかかると、やはり雨が落ちて来た。霧降の滝の上段滝、いずれまた行かないといけないなぁ。ただ、クマはどうも…。

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4 コメント

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Unknown (瀑泉)
2020-06-11 23:42:38
霧降滝下へのルート,途中に堰堤が出来ているんですか(驚)。まぁ,自分が最後に滝下に立ったのは,大学2年の時だから,もう30年以上も前になりますケド,当時,そんなモノは無かったですヨ。ちなみに,子供の頃は,滝壺までそれなりに階段が続いていて,多くの人で賑わっていましたが,大学の時も,多少は荒れていたケド,さすがに此処までは荒れて無かったですワ。
上段の滝下,今回は残念でしたネェ。自分は興味が湧かなかったので行ってませんが,きりんこさん達は,行かれてましたネ。
ただ,何だか,この界隈もやたらとヒルが多くなってしまったみたいですネ。取りあえず,たそがれオヤジさんに先行していただいて,そのうえで行くかどうか判断させていただきますネ。
たじろいだ激流の音,大山方面に歩かれたのなら,玉簾の滝でしょう。川幅一杯に広がる滝で,落差は無いですが,休むには良い処ですヨ。
それにしても,丁字滝で泳ぐ姉ちゃんですか。それもスカートで泳ぐとは。そりゃまぁ~,男ならにやにやでしょう。
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瀑泉さん (たそがれオヤジ)
2020-06-12 09:35:58
瀑泉さん、こんにちは。
瀑泉さんも、上段の滝に関心はなくとも、多少の興味はおありのようですね。よくは知りませんが、きりんこさんたちは、ご同行のお相手からして、下段の滝から登り上げたのでしょうが、私にはそんな芸当はできず、廃道を使っての大迂回の予定ですよ。小尾根を下って沢に出て、それから霧降川に出るといった算段です。行けたとして、果たして瀑泉さんに役立つ情報になるかどうかです。
その玉簾の滝ですが、昨年見てはいます。あそこの周辺は確実にヤマヒル天国でしょう。それはさておき、私の聞いた激流音は、玉簾の滝よりももっと下流で、今思うと、上段滝の落ち口の音ではないかなと。下流は二股になってはいても、いずれも激しい音はしなかったし。おそらく、上段の滝本体部分を滝から離れつつゆっくりと斜面下りをし、大回りで沢から出るといった形になるかと思います。まっ、近いうちにでもといったところですかね。その前に慈観滝も見ておきたいし。
スカートのネエちゃんの件ですが、後で気づいたらオッサンも加わって三人だったということですが、そのオッサンは、まったくの他人で、ネエちゃんの身体にへばりついた衣類を通して、透けて見えでもしたのか、そんなのが目当てでくっついて行ったのじゃないのかと思ったりもしています(笑)。人のことは言えません。スカートだったから写真にはしましたが、スカートを脱いで泳いだら、ビデオに切り替えていますよ。
下段滝もああいう巨瀑となると、見ごたえがあるものですね。30年前は普通に階段道を下って行けたとのこと。それを知ったらなおさらのことですが、崩壊が進んで立入禁止になり、よほどでないと眼前で見られなくなった。ああいう滝は一人占めで見たいものです。入口にある「滝つぼ云々」の字句は外してもらいたいものです。
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霧降滝 (きりんこ)
2020-06-13 09:00:17
こんにちは。
過去に霧降滝に行った記録を見返してみましたところ、最初に2010年11月に下流から遡行して滝中段にある石仏群を発見しました。その当時はネットにも記録がなかったので、発見した時は興奮したことを覚えています。
次に、2011年7月にアキ爺さんを石仏群に案内する目的で再度下流から遡行(釣り上がり)ました。石仏を見学後、アキ爺さんは今回たそがれさんが上り下りした旧道で駐車場へ戻り、私は別行動で下段の滝右岸を巻いて上段滝との中段にはじめて立ちました。水しぶきがすごく、撮影に苦労したことを覚えております。その後、どうやって駐車場に戻ろうか思案していたところ、滝中段の右岸側に流れ込む小さな沢を利用すれば最短距離で戻れそうだと思い、その沢を上がってみました。取付きは少しザレているものの、特に問題もなく10分ほどで駐車場に戻ることができました。駐車場前のそば屋で、釣った岩魚を焼いてもらっている間に靴を履きかえていると、靴の中が血で真っ赤になっていました。そば屋のオヤジによると、その当時既にヒルが増えて困っていると話していました。オヤジ自家製の「オトギリソウの薬」を塗ってもらいましたが、効果があったのかなかったのか(笑)
その後、ヒルの活動が終わった時期を見計らい、2011年11月と2012年11月に駐車場から直接滝の中段へ下降してみましたが特に危険な思いをすることもなく、ロープ等を使うこともなく滝中段に立つことができました。ルートは、つつじが丘のハイキングコース駐車場から直線距離で100mほど北へ進み、傾斜の緩い斜面を北東へ下り、やがて沢型になったらそのまま辿っていくと、国土地理院地図の「霧降滝」の滝の文字の真ん中を突っ切ってちょうど中段に導かれます。勝手に余計なことを書いてしまい申し訳ありません。
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きりんこさん (たそがれオヤジ)
2020-06-13 19:32:29
きりんこさん、こんにちは。
余計なことどころか、貴重な情報ありがとうございます。私が目指したのは、きりんこさんが記された沢と同じかと思います。ただ、私の場合は大回りのようです。つつじが丘の駐車場からも行けるということですね。実は、当日のGPSのログを見ると、その地理院地図の霧降滝の「降」の字の真上まで行っていまして、聞いた激流の音は上段滝の落ち口の音だったようです。あそこまで行っていたのなら、そのまま中段に出られたかもしれないかなと思うと残念で、もっと地理に精通していたら、あっさりと退却はしなかったのにと悔やんでもいます。
いずれ、改めて行くことになりますが、あのヤマヒルだけはどうにもならないんでしょうね。かろうじて私は喰いつかれたこともないので暢気に構えてもいられますが、一度体験していたら、おそらくは、活動しない時期を選ぶしかないわけですが、いつにするかは迷うところです。きりんこさんがやられたのは、滝ではなく、沢に至るまでの区間のような気がしますけどね。
件の石仏群ですが、ネットで知ったのは「奥日光そぞろ歩き」の記事で、2011年11月18日付けです。きりんこさんの発見は、その一年前になるわけですが、おそらく、翌年のアキ爺さんの記録も含めて素地になったのではないでしょうか。意識して上がって行かないと、おそらくは気づかないようなところに安置されているのでしょう。接してみたいのはやまやまですが、それは無理と思うようにしています。
余談ですが、オトギリソウとヤマヒルの関連をちょっと調べてみましたが、どうもわからず仕舞いで終わりました(笑)。
きりんこさんルートを探索してみますよ。
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