池やん!まいど!おおきに!ごきげんどぅ!

仕事・今までの人生
このごろ悩みが多くて困ります。
周りの多くの人に救われているのを
実感する今日この頃。

そんな、あほな~~~~。

2011年09月13日 | 驚きました。
いつも通う道で中古車の出物を見つけた。
原産地イタリアの私の好みの車!
小さい車体にでかいエンジンのスポーツカーである。
当然色は赤。コルサレッド。

DTMの常勝マシンとしてメジャーになったあの車だ。

四駆でターボ車なら問答無用で私は買っている。
でも、この車はノンターボ。
値段はあえて書かないが安い。
で、
その店の前に引きかえしてしげしげと程度を観察していると、
年式は平成10年式。まあ、たぶんそれなりの程度であろうか?
走行距離は58000km。
あまり明るい時間でなかったのでもう一度見に来ようと考えたいたら、
事務所の中からこの店の管理者である店主が登場した。
スキンヘッドにシルバーのドクロとクロイツのアクセサリー、
腕にはフランクミューラーの時計。
耳にピアス。
イカツイ男。
しかし、対応が丁寧でそのギャップに少し驚く。
話し込んでいると、この車の前オーナーは競技をしていたとの事。
それもトライアル競技。
二輪のそれではなく、改造された四輪駆動車で岩を超える競技である。
そのスキンヘッド氏もその競技を永年に渡り自作の改造ジムニーで
やっているという。
整備工場は車の置いてある場所に隣接する鉄工所と思えるような
簡素な工場である。
整備機械よりも溶接機やアセチレンボンベなどが目に付く。
ようは、私の好みのマニアな店である。
そこで作られる車を少し尋ねてみたが
スズキジムニーにスズキのスイフトのエンジンを積んで競技車両を作っていると聞いた。
即ち、660ccを1200ccのエンジンに乗せかえる。
積み替えは楽勝であると言う事だ。
難関の走路をクリアする為には、最低地上高を稼ぐ為に
ノーマルの車高の2倍はあろうかと思う車も見ることができた。
この自作ジムニーで競技をしているのである。

話をその興味を持った車の値段に戻すが登録諸経費も12000円で良いと言うし、
早く手元から放したい様子である。
お客さんからの問い合わせがあるが、実際に見に来ないし、
商談が進まないとの事。
また、試乗もするが契約には至らないらしい。

どうもこれだけ安いと反対に不安になってくる。
重大な故障は覚悟して買うのがイタリア車の鉄則であるが・・・・・・・。
別の怖さがある。

霊。

良く聞くし、話される。
バックミラーに変なものが映るとか・・・・・・・・・。
突然ハンドルをこの世の人と違う人の手で握られて曲がれないとか・・・・。
変な声が後部座席から聞こえるとか・・・・・。

都市伝説に過ぎないのであるが、あまりにも安すぎる。
少し今では興味が失せてしまっている。

で、
友人の中古車ブローカーのT君に電話をしてみた。
開口一番そんなあほな~~~~。
「そりゃ~ナンボその車は安くても、操る楽しさはターボ付きの四駆の
 グレードの方が良く走り、よろしいで~~。今乗っている車に比べたら
 たぶん走りはイマイチやと思いますワ」との事。

彼は興味津々。仕入れて即売り払う計画のようだ。
だから、今度は彼を同行してこの店を訪ねてみよう思っている。

高すぎるのは困ったものだが反対に安すぎるのも困ったものである。
ある程度、車の買い方を知った私には即決に至るだけの決心を生まれさせない
原因ともなりえる安さと言える。
それなりの値ごろ感、お買い得が感じなければいけない。





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