フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

写真業界が悲しいことになっている。

2006-01-20 | 楽器、その他
フルートのブログですが。
ちょっと、すごく悲しいと思ったので少しばかり写真の話を。
興味のない人にはワケわからないと思いますので、今日は読み飛ばしてください。


実は、写真も趣味。ここのところすっかりご無沙汰していたけど。

まず、ニコンがフィルムカメラ事業の大幅縮小。えーっ!と思った。
ツァイスがニコン用レンズを出す、というのは明るいニュースだったけど、これだって、京セラがカメラ事業から撤退したことの裏返し。

そしたら、もっとショッキングなニュースが。

コニカミノルタ(旧コニカ+旧ミノルタ)が、なんと! カメラ事業から完全撤退!!!
死ぬほど驚いたぜ。
コニカはフィルムやめる。ミノルタはカメラやめる。

デジタル化の波は写真業界のアナログ部をなぎ倒している。

これって、ウインドシンセが普及したから、ヤマハはまだなんとか生きているけど、ムラマツやサンキョウ、ヤナギサワなんかは軒並み廃業、みたいなもの。マテキやアキヤマ、サクライ、マスターズなんて影も形もない、なんてことだ。


怖いね。

CDの普及で、レコードが淘汰された。それに伴って?オーディオ業界もだいぶ淘汰されてしまった。今ではすっかり趣味性の感じられない、無味乾燥なデジタルオーディオ機器ばかり。

デジタルカメラの普及で、カメラも画素数ばかりに目がいく、無味乾燥なデジカメばかりになってしまっている。もう、写真の趣味なんて成立しなくなるんだろうな。つまらない世の中だぜ。


そのうち、楽器もみんなデジタルに淘汰されてしまうのでは・・・・!?
フルートやクラリネットなんて、みんなウインドシンセにやられちゃう???

いや、そんなことはないなぁ。
電子楽器が出たのは最近のことじゃないし。

何故なんだ?
なんでアナログな楽器はいまだに残っている??


そうか、これを書いていてわかった!

デジタルになったからって、演奏が簡単になるわけではないからだろう。
カメラやレコードは、デジタル化で格段に扱いやすくなったもんね。


少なくとも私の生きている間は、アナログな(アコースティックの)楽器がばりばりに生き残っていますように・・・・