フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

解釈がぜんぜん逆ですっ(泣)

2008-05-10 | レッスン
レッスンで現在進行形のバッハ。管弦楽組曲。

どうも先生の言うことと、今まで自分の信じてきたこと?が違って困っていた。ここにきてやっとそういう回路が自分の中にできてきてどうにか対応できるようになってきた。

例えば、組曲の中の一曲目、Overture。
私の考えでは、何かしら単に均等に演奏するのはつまらない時、例えば中間のAllegroでは、各小節の最初の音を、どちらかというとアクセントでテヌート気味。そういう風にやるのが当然だというように理解していた。

昔やった教則本。例えば、ベームとか、アンデルセンとか。みーんなそういう風にやるように教わった気がする。(今とは違う先生だけど)


レッスンでは、最初は全部均等になるようにやった。

それでは違うという。何かせせこましく聞こえる。

どうするかというと、2拍子の場合は、一拍目は通常通り。二拍目はゆっくりという、緩急を(急緩だ)つける必要がある。

モーツァルトの時も同様な指示はあってそれなりに苦労したが、作曲家が変わると?なかなかそれだけのことができないもの(泣)。


指示通りにはなかなかできずいろいろ試した結果、私の場合は、一拍目はアクセント気味とともに強力に間倒しで吹き、二拍目は思いっきりブレーキ。次の一拍目にはいるのにも思いっきりイヤイヤして躊躇する。という考え方モデルで演奏すると、なんとか先生のOKが出た。

ふぅ。(大汗)


帰宅後、うちに一枚だけある管弦楽組曲のCDを改めて聞いてみた。

すると。

なんと、私が最初に考えていた考え方モデルの、一拍めをテヌート、の演奏。思いっきり間違えな演奏ですな(笑)。
きっといろいろな流儀があるのか、最近の研究の結果とか、なんかいろいろ事情があるのでしょう。

まぁ、このCDの演奏は私は好きではなかったので、まあ良しとするか(笑)。