千年茶会

今日は、Mr. Pu'er さんと共に、千年茶館さんの2005年　白毫烏龍試飲会に参加してきました。

何度か近くを通ったことはあったのですが、土日しかやってないというのもあって、訪れるのは今回が初めてです （＾＾；。



【茶譜】

(1) 東方美人 [新竹縣峨眉郷]　新竹縣九十四年度東方美人茶比賽　貳等奨

(2) 白毫烏龍 [台北縣坪林郷]

▲ 大衆的な東方美人　～箸休め～

(3) 白毫烏龍　台湾区優質椪風茶競賽　優等奨

(4) 東方美人 [新竹縣峨眉郷]　新竹縣九十四年度東方美人茶比賽　優良奨 (花三)

★ 千年美人・特品 [桃園縣亀山郷]　台湾区優質椪風茶競賽　頭等奨


※▲、★は販売対象外、(3) は喫茶のみ



こんなに何種類も東方美人を飲み比べをしたのはホント初めてです。

(1) は非常に香り高く、喉奥に残る甘味の余韻も長いので確かに良いお茶なのですが、かなり上品な仕上がりなので、紅茶狂の私には多少物足りないような感もありました。(2) は青心烏龍種からつくられ、茶葉に所々青い部分が見られ、やや発酵度の低い仕上がりでした。微かに青く、余韻もすっきりとしていました。箸休めの▲はノー・コメント。

(3) は honey な香りが非常に心地好い一方で、味わいもしっかりとしており、飲んで素直に美味しい東方美人と言った印象。1箱分しか入荷しなかったとかで、喫茶のみなのがとても残念です…。

(4) は staff の方が仰るように販売しているものの中で一番割が良いように思います。どちらかと言えば (3) の方が好きな仕上がりでしたが、白毫、緑褐色、黄色、赤褐色、黒色と茶葉の colour balance が美しく、比賽茶らしい品格を備えながらも上品になり過ぎず、味わい深いお茶です。

コチラで頭等奨比賽茶をいただいたときもそうでしたが、やはり★は別格でした。茶葉は size が小さく、白毫を非常に多く含んでいました。飲む度に口中に広がる、この蜂蜜や mayple syrup を濃縮したかのような甘味は何なのでしょうか？　その甘味にくどさは全くなく、程なくして綺麗に fade out していきます。まぁ、半ば夢物語ですが、こう言う東方美人こそ毎年飲みたいものです （＾＾；。



(4) と看板商品 (!?) の千年烏龍を買って、千年茶館さんを後にしました。

今年の東方美人を心行くまで堪能し、非常に有意義な時間を過ごすことができました。