まちや小(ぐわあー)

その先を曲がったら何があるのだろう、どきどきしながら歩く。そして曲がってみて気がついたこと・感じたことを書く。

時間外手当

2007年05月02日 | Weblog
5月1日発行の「広報○△■」の中に職員の給与等についていろいろ書かれて(掲載されて)います。
その中で「?」と思うことが。
それは時間外手当です。なんと1年間で19,726,400円(約2億円)。
17度実績で1人あたり364,000円が支給されています。
「むむむ」です。これって全職員で割った数字?
それとも時間外手当をもらうことの出来る職員の数から算出したもの?
こうしたデータはそこに書いてあるただの数字だけを見ていてもそれは大した意味をなしません。表に出ていない数字(数値)に問題があるのです。
とりあえず裏側に入って行きます。一般的に自治体でいうところの「時間外手当」というものは、管理職(課長補佐以上)を除くいわゆる一般職(現業職は除く)と呼ばれている職員がもらっているものです。
となると、管理職+現業職を職員全体の30%とすると(あくまで%は仮定の数字です)残りの70%の人が対象になります。
800人×0.7=560人で2億とすると1人当たり357,142円
この積算から考えると、広報に書いてある数字(金額)は一般職(管理職を除いた)の人数÷時間外手当て(金額)ということになります。
で、季節によって、また仕事の内容によって時間外に勤務し、その結果として手当てをもらう&もらっている人たち&金額については、これは正規のことであり何も問題はないのですが、私が云いたい&問題にしているのは、忙しくもないのに恒常的に居残り、そして時間外手当をもらっている・もらうために職場に居残っている職員が複数(かなりの人が)&しかもかなり前からいるという話をいろいろなところで聞きます。
ここなのです。全員全員時間外手当をもらってはいないのです。中にはサービス残業をしている人もいるというのです。
ところがそうでない人がいるというのです。時間外手当をもらうために仕事場にいるというのです。また、そういった職員は時間外手当てを当たり前のように&生活給のよう(時間外手当をあてにして)にもらっているという、それも毎月20万円とか?
これが事実ならとんでもないことです。「部・課別に時間外手当が誰にどういった時期にいくら支給されているか」情報公開をしてみないと詳しいことは分かりませんが、
しかし、ここに住む人たちはこうしたことが事実であったとしても、今までもそして今も表立って何の反応も示さないのです。
こらは悲しいことです。自分たちが納めた税金がどのように使われているのか気にも&調べもしない、住民がそうなら議員もそうです。おかしすぎます。
「何もしなくてもいい」ということは」何をされてもいい」の裏返しなのです。
職員も議員も、住民も自分たちの住む「まち」を知り、そして変なことは変!(おかしいことはおかしい!)と声を出して云い、そして行動しなければなりません。それぞれが責任を持たなければいけないのです。
それをしてこなかった「ツケ」は取り戻せないほど大きなものです。
これ、すごいことです。
税金をなんと思っているのか?そういわれそうです。

※夕張市の職員270人の1年分の給料の合計が11億円(平成18年4月1日)。この数字は2年近く前のものですが、現在はもっと下がっています。1年で11億円(270人)なら1年で2億は?

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