まちや小(ぐわあー)

その先を曲がったら何があるのだろう、どきどきしながら歩く。そして曲がってみて気がついたこと・感じたことを書く。

税金の無駄遣い

2017年09月24日 | Weblog

「理想(設計時)」と「現実(使用時)」は大きく違い、そして、理想のために多額のお金を使う。

『<シェルコムせんだい>14年間、開かずの屋根 売りだったはずの開放感は封印続く?
                                                                                                     河北新報

仙台市が所有する開閉式ドーム「シェルコムせんだい」(仙台市泉区)で14年間、屋根を開けて使用された実績がないことが23日、分かった。開閉の手間や強風が敬遠されたためだという。シェルコムは市が総事業費約117億円を投じて整備したが、開閉機能は結果的に無駄となっている。

シェルコムは2000年に開場。屋根の開閉は、野球の外野部分の上の屋根が旋回してスライドする仕組みだ。
.
市スポーツ振興課によると、屋根を開けての使用は03年までに計約20回あっただけ。開閉時の電気料は約260円と比較的安く、開閉のための特別料金は設定していない。
.
同課は「近隣の泉ケ岳から吹き下ろす風が強く、競技に影響することから開ける需要がない」と説明。競技団体関係者は「開閉作業に約20分かかり、天候の急変に対応できない」と指摘する。
.
約190万円かかる年1回の開閉点検も16年からは実施していない。市の担当者は「点検していないので開閉すると不具合が生じるかもしれない」と話す。
.
シェルコムはグラウンド面積が約1万3000平方メートルで、グラウンドからドーム頂点までの高さは約51メートルある。テニス、ソフトボールなど多目的に利用されている。
.
1996年に設計コンペで開閉式屋根のデザインが選ばれた際は「屋根を開けた際の外部とのつながりによる開放感」が高く評価された。』
 
※そして、自治体&お役人は「理想(業者の思惑)」に騙され、で、誰もその責任をとらない!

悪質客引き

2017年09月24日 | Weblog

それを大学生が

『<悪質客引き>学生も公表 年内にも、大阪市が条例適用へ

9/24(日) 7:45配信

毎日新聞

大阪市が年内にも、繁華街で悪質な客引き行為を繰り返した成人の大学生の氏名を公表する運用に改める方針を固めたことが分かった。2014年10月に罰則付きで施行された市客引き行為適正化条例に基づく措置。これまで就職活動などへの影響を考慮して公表してこなかったが、アルバイトの学生の客引きは後を絶たず、一掃を目指す市側がしびれを切らした形だ。
市条例は、キタとミナミの指定区域での客引きを業種を問わずに禁止。警察OBの市指導員の指導に従わない場合、市のホームページで氏名や住所を公表し、5万円以下の過料を科すとしている。客引きには派遣業者や飲食店に雇われたアルバイト、個別契約のフリーなどがあり、16年12月以降、飲食店経営者ら延べ7人の氏名が公表された。

市によると、数年前から大学生が目立つようになり、今年8月末までに指導した延べ1315人のうち、約2割が大学生だった。歩合制で客の代金の2割程度が報酬になるといい、月平均20万~30万円を稼いでいた。

14年5月に420人いたキタとミナミの客引きは、条例施行1カ月後の同11月には157人まで減少。だが、数カ月後には再び目立つようになり、15年11月以降は高止まりが続く。大阪市の担当者は「割のいいバイトかもしれないが、逮捕される恐れもある違法行為だ」と警告している。

大阪市と同様、氏名を公表するとした条例がある自治体では対応が分かれる。兵庫県は今年7月、客引きをやめるよう呼びかけるチラシを作製し、県内の大学で配布した。担当者は「将来への影響を考えると対応は難しいが、学生だから公表しないルールはない」と頭を悩ませている。

日本最大の繁華街・歌舞伎町がある東京都新宿区では、公表対象を客引きを利用する店名にとどめる。個人名を公表すると、訴訟に発展する懸念があるためで、担当者は「指導に対して『逮捕されてもいい』と反発する学生もいる。公表にどれだけの効果があるかは未知数で二の足を踏んでいる」と明かす。

川崎市では巡回指導員が客引きする学生を見つけた場合、その場で教え諭している。「就職に不利になる」と説得するとやめた例があったといい、「公表はあくまで最終手段。粘り強く働きかけたい」とした。【宮嶋梓帆、高嶋将之】

◇忘年会時は月100万円超も

全国各地の繁華街では、学生とみられる客引きが手当たり次第に声をかける姿が日常的で、ぼったくりなどトラブルの温床にもなっている。対応に苦慮している自治体もあり、大阪市の決断は論議を呼びそうだ。

「居酒屋どうっすか。飲むだけでも。来てください。お願いします」。今月上旬、小雨にぬれたネオンが輝く夜の大阪・ミナミの道頓堀。腰に黒色の前掛けを巻いた大阪府内の有名私立大3年の男子学生(20)は、目が合う通行人の前にビールや焼き鳥の写真が並ぶメニューをすっと差し出し、ためらいなく声をかけていた。

男子学生が働くのは、ビル2階にある大手チェーン系の居酒屋。初めは店内で働いたが春からは店側の求めで「販売促進スタッフ」として客引きをするようになった。前年の売り上げを1%でも超えるよう、ノルマ達成を求められているという。

府内にある実家暮らしで、大学の講義やインターンシップをこなした後、夕方から午後11時ごろまで通りに立つ。月給は「だいたい40(万円)手前くらい」。年100万円近くかかる学費を自分で支払っても、友人と旅行に行ったり、洋服を買ったりするお金は十分手元に残る。「友達もいっぱいやってますよ」。友人を誘えば紹介料を得られるため、数珠つなぎのように広がっているという。

条例違反に問われた場合、氏名が公表される可能性があることは店側からの注意事項として聞いた。就職活動への影響を考えると「めちゃくちゃ怖い」と一瞬、表情を曇らせたが、違法行為と分かっても、他のバイトにはない高い報酬は簡単には手放せない。忘年会シーズンには月100万円以上を稼ぐ人もいるという。男子学生も「年内は続けるつもり」と話した。』

※氏名の公表。これでいい!


10月22日

2017年09月24日 | Weblog

答えは

『“魔の2回生”落選は70人にも 10・22総選挙は自民惨敗危機

今なら勝てる――と安倍首相が強行する10・22総選挙。しかし、安倍自民党は本当に勝てるのか。自民党の勝敗の鍵を握るのが“魔の2回生”と呼ばれる約100人いる当選2回の議員たちの当落だ。

“魔の2回生”で議員辞職して政界を去ったのは“ゲス不倫”の宮崎謙介氏くらい。“路チュー写真”を撮られた中川郁子氏と門博文氏の不倫カップル、さらに長靴政務官の務台俊介氏は、今もちゃっかり党内に居残っている。離党はしたが、未成年男性買春疑惑の武藤貴也氏、パワハラ暴行疑惑の豊田真由子氏、重婚ストーカー不倫の中川俊直氏も2回生議員だ。

こうした“魔の2回生”はまだ100人近くいる。なぜこうもトラブルが頻発するのか。

政治評論家の伊藤達美氏が言う。

「2回生議員の多くは、野党時代に自民党が候補者を急ごしらえしようと公募でかき集めた人たちです。選挙に勝つために学歴経歴が申し分なく、ルックス映えのする候補者を選んだ。その結果、人柄と性格の判断がおろそかになり、政治家としての資質に欠く人がたくさん紛れ込んでしまったのが実態です。そんな候補者たちがロクに汗もかかず落下傘で“風”に乗って続々当選。おまけに『安倍チルドレン』などと持ち上げられたものだから調子に乗り、政治家として研鑽を積む努力も怠ってきた。数々のスキャンダルと不祥事は起こるべくして起きたと言えます」

■比例当選組56人と不祥事議員は全員ヤバイ

“魔の2回生”が今回の選挙で次々に落選するのは間違いない。特にヤバイのが、56人いる比例単独当選組と小選挙区で敗れたゾンビ復活組だ。自民党が圧勝した選挙でも小選挙区で勝てなかった議員は、今回かなり苦しい。

選挙区当選組でも“魔の2回生”は苦戦を強いられそうだ。なかでも、小池新党が対抗馬を擁立するとみられている東京選出議員はキツイ。山田美樹氏(東京1区)、辻清人氏(東京2区)はピンチだ。“長靴おんぶ”の務台氏(長野2区)も落選危機。夫の「ゲス不倫」に見舞われた金子恵美氏(新潟4区)も苦戦必至。埼玉、千葉、神奈川、滋賀でも民進候補に逆転されそうな選挙区がゴロゴロある。野党共闘次第で、“魔の2回生”は70人近く落選する可能性すらありそうだ。

「逆に自民党2回生で“当確”と言える議員を探す方が難しいくらいです。大西英男議員(東京16区)は失言と暴言で世間を騒がせましたが、江戸川区議からの叩き上げで地元回りを欠かさないので何とかセーフでしょう。ほかに太鼓判を押せる議員は10人足らずです」(伊藤達美氏)

「今なら勝てる」どころか、“魔の2回生”の討ち死に続出によって自民党惨敗という結果になるかもしれない。 』

※22日から翌日の未明にかけた分かる!