玉川な日々

一日の疲れは玉川に流して・・・

人災から身を守る

2011-03-28 20:21:00 | 左様出尾蛇瑠
大震災から18日が過ぎようとしているがまだ東電は地域住民よりも原子炉を救うことしか頭にないようです。

先ほど行われていた東電の記者会見、放射線量が高レベルで実地確認できないから測定値と推測しかできない状況で俄か玄人気取りの記者の推測話の相手をする暇がもったいないという武藤副社長の気持ちが顔にあからさまにでていた。

たまり水が床にあるのは、あぁ~だ、こうだと推測したって時間の無駄でしょ。漏れるはずが無い場所にあるのだから配管か機器の一部から漏れ出したものだ。しかし漏れ個所を調べることも漏れを止める措置もできないのだから推測合戦しても意味がない。

それよりも、冷却水が漏れて床に溜まることが考えられない。漏れを想定して床の構造が漏れた冷却水が床にとどまる構造ではなく、滴下してかならず処理場へ集まるような構造にするでしょ、普通だったら。冷却ポンプの予備系統もなければ電源の予備は1系統とお粗末極まりない・・この期におよんで欠陥をあげつらっても意味ないが、まだ問題なかったような顔して答える武藤社長
の鉄火面には恐れ入る。

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しかし被害を受ける福島の皆さまは政府なんぞの言うことをうのみにすると大変ですから自ら判断して避難した方がいいようです。
毎日発表される放射線量の測定値からも飯館村はすでに累積放射線量が避難レベルに達している。原発から40Km離れていると言っても風向きの特異地点のようでこれまで発表された放射線量は2ミリシーベルトを超えるていると思われる。

<福島第1原発>累積放射線量2.8ミリシーベルトに

とうぜん24時間外にいるわけではないので人間はその何割かしか浴びないものの家屋、土地、植物は放射性物質が堆積するし半減期が数日の放射能だけならいいですが、スクリーニングを1回して値が低かったからと安心できない。

・・

地域でほとんど累積加算しても問題ないところが20Km以内でもあるし、40Km離れてもやばいところがあっても避難勧告もださない。半径?Kmで決めること自体がまったくズサンな対策としかいいようがない。

自分の身は自分で守るしかない。マスコミと政府に振り回された揚句に最悪のパターンになるのは自らの判断で避けて行くしかないようです。

もっと福島県知事は東電に要求をバンバン突きつけるべきだと思いますがねぇ~


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