おかたんのブログ

上海生活が強制終了となって常熟生活開始。
といううちに日本に帰国。いろんな自然を訪ねて行きます。

残雪と桜のアルプス三昧 日本の3000メートル級の山々を全部見た日

2018-04-30 14:53:04 | 旅行・写真・日記・自然

日本で3000メートル級の山といえば富士山、南アルプス、北アルプス、中央アルプス、乗鞍岳、木曽御嶽山、そして八ヶ岳になると思います。
それを一日で全部眺めるなんてなかなか想定していないのですが。
今回の日帰り強行ツアーはそれに近い状態になりました。
元々は見頃になった白馬村の桜と後立山連峰を楽しむのが目的。
桜便りと天気予報で日程を決め出かけました。

夜中1時頃京都を出発、高速をかみさんと交代で運転しながら一気に白馬を目指します。
安曇野インターで高速を降り、高瀬川沿いを走り抜けて大町へ。
佐野坂峠を越えたら白馬です。

まずは大出の吊り橋へ。
桜は満開に近く、完全によるが開けていないにも関わらず多くのカメラマンが場所取りしています。



朝焼けにアルプスが輝きます。
しかし公園の桜には全く日が当たらず暗い状況だったので、日当たりの良さそうな野平に先に行くことにしました。
途中、大出の田園からも白馬を見ることができます。



更に松川の橋からも。



程なく野平に着きます。ここもすごい人出です。



野平には雄大な北アルプスを背景に咲く孤高の一本桜があります。
農道脇の高台に自立し、株立ちで無数の大枝が斜め上方に伸び、球状の樹冠を形作っているオオヤマザクラです。白馬三山、唐松岳、五竜岳などの白馬連峰をバックに咲き誇る花風景は、数多のカメラマンやライダーの垂涎の的。



野平は姫川東側の標高約780mの小谷山地山腹に拓けた18世帯が暮らす集落で、集落内には整然とした棚田が広がっています。



江戸時代には、小谷村梨平、白馬村青鬼(あおに)を経てこの野平地区から柄山峠を越えて鬼無里村に達する道があり、善光寺や戸隠神社への参詣の道として栄えたそうです。



日も少し高くなったので大出の吊り橋に戻ります。



手前の桜にも日が当たるようになってお目当ての写真を取ることができました。



近年、かやぶきの里としてアピールが始まった大出集落は、白馬町の中心部に近い場所にあり、JR大糸線の白馬駅から歩いていける距離にある茅葺き集落です。
かつての大出には数多くの茅葺き民家があったようですが、現在残るのはトタン葺きも含めて4~5軒ほどとか。

白馬を離れ次の桜に向かいます。

青木湖の一本桜です。青木湖は長野県大町市にある、仁科三湖の中で一番大きな湖。
湖畔東岸の旧国道沿いに1本の小さな桜があります。



青木湖はハート型をした湖で、山がよく映ります。
その湖岸に小さいながらも存在感のある桜が一本あります。
濃いピンク色をした桜で、青木湖・残雪の北アルプスにとてもよく似合っています。
残念ながら少し遅かったようです。

次は仁科三湖の中でも一番小さな中綱湖。
西側の湖畔に自生するオオヤマザクラは、本州の南限になっており大町市の天然記念物に指定されています。

 

風のない早朝には水鏡に映るオオヤマザクラを見ることができるそうですが、さざ波が出ていて微かに写った程度でした。

ここからは大きく移動します。
大町からは鹿島槍を中心とした後立山連峰が綺麗に見えました。



県道394号線を走りアルプス展望道路を目指します。
途中、大塩で右に行くと鷹狩山の絶景ポイントがありますが、去年行っているのでパス。
そのまま進み犀川を渡って県道12号がいわゆるアルプス展望道路です。



アルプスを右手に眺めながら走ることになります。



大岡芦ノ尻地区。

40戸あまりの小さな集落に、人びとの目をひく巨大な“わらの神様”があります。
大きさは約1.5メートル、ユニークとも奇怪とも称される独特の顔が特徴の神様です。
98年の長野冬季オリンピックの開会式で再現された際には、世界中の人々から熱狂的な歓迎を受けました。
年に一度、このわらの神様を新しく作る習わしが、芦ノ尻地区伝統の道祖神まつりです。
無病息災を祈念して、正月7日・七草の日に村内の松飾りを持ち寄って、人面の神様を祀ったことに由来します。



このように棚田の向こうにアルプスが広がる風景には癒されるものです。
山桜も上品でいいもんです。

ここからまた大きく移動します。
麻績インターから長野道、中央道を走って長坂インターへ。
途中、川俣渓谷にかかる八ヶ岳高原大橋から



更に野辺山高原を経て獅子岩のある平沢峠に登ります。



獅子岩はそのかたちが遠目から獅子の横たわる姿に似ていることから獅子岩と呼ばれています。
一説によると進軍中の武田信玄が名付けたとも言われています。
八ヶ岳のパノラマが広がります。



3月の高温のせいか、雪解けが早いのかもしれません。
続いて八ヶ岳高原牧場へ。



遮るもののない八ヶ岳連峰です。
この野辺山高原は、近世初期まで家や集落がまったくなく、甲斐・信濃間の交通路としては、八ヶ岳南麓に甲斐から佐久方面に抜ける佐久甲州街道や、戦国時代に甲斐武田氏が甲斐から信濃諏訪郡へ向かう道として整備されたとする棒道が通るのみであったそうです。

牧草地の向こうには南アルプス。
間に深い釜無川の谷があるので独特の景観になります。



更に想定していなかった富士山が飯盛山の肩越しに姿を見せてくれました。

更に移動、今度は中央道を少し戻り、諏訪南インターから富士見の立沢あたりからの八ヶ岳。
また違う角度の八ヶ岳連峰が楽しめます。



八ヶ岳は赤岳を最高峰に横岳などで構成されその山容は、夏沢鉱泉と本沢温泉を結ぶ夏沢峠を境界として、北八ヶ岳と南八ヶ岳に大きく分けられます。



南八ヶ岳は、主峰の赤岳をはじめ、横岳・硫黄岳・阿弥陀岳の鋭い峰々や、横岳西面の大同心・小同心に代表される岩峰群などがあり、急峻な地形となっています。

富士見の立沢からエコーライン、大門街道、ビーナスライン を走り、霧ヶ峰に向かいます。
車山を回り込むと富士見台の展望台。



八ヶ岳連峰の右に富士見台の名の通りに富士山。



更に木曽駒ケ岳から木曽御嶽山まで見えました。





ここから少し進むと霧ヶ峰車山肩。
レストハウスの裏に登ると北アルプスが顔を出します。



美ヶ原の左には立山や剣岳も見えるようです。



こちらは槍ヶ岳、穂高岳

霧ヶ峰はフォッサマグナ沿いに噴出した火山で、全体的に緩やかな山体をしており、以前は楯状火山と思われてきたが、近年の研究により現在では成層火山が侵食を受けたものと考えられています。
火山活動の時期は約130万~75万年前だそうです。

 

大天井岳とか燕岳あたり



中央アルプスの木曽駒ケ岳。



乗鞍岳から穂高岳。
振り返ると車山。



霧ヶ峰高原は車山から鷲ヶ峰にかけて、ゆるやかな起伏が続き、レンゲツツジやニッコウキスゲ、マツムシソウなど、季節の高山植物が緑の草原を色とりどりに染め上げます。
富士山やアルプス、八ヶ岳連峰など、日本が誇る名峰も一望のもとにできます。
また、一帯に豊かな上昇気流が発生し、グライダーの飛行に適している霧ヶ峰高原は、日本のグライダー発祥の地としても知られています。



蓼科山も顔を出しました。

ビーナスライン を引き返し女の神展望台へ立ち寄ります。



女の神展望台ビーナスライン沿い、標高1700m地点にある展望台。
八ヶ岳、南アルプスの山々が見渡せ、八ヶ岳の裾野に広がる広大な森が眼下に広がります。



北八ヶ岳の北横岳は間近に見え、見上げる形です。



太陽の反対側は抜けるような青空です。

蓼科まで来たので北八ヶ岳ロープウェイに登ることにしました。
北八ヶ岳ロープウェイは何度か来たけれども、雲りばかりでかみさんがリベンジしたがっていました。
そこで、霧ヶ峰がら内緒でカーナビをセットし、かみさんには行先を伝えずナビに従って運転してもらうミステリーツアーのような行動。
気がついたら北八ヶ岳ロープウェイ乗り場に着くというサプライズです。



100人乗りの大型ロープウェイで、標高1,771mの山麓駅から標高2,237mの坪庭駅まで約7分間。
駅から出ると正面に縞枯山がそびえます。



更に坪庭、八ヶ岳最後の噴火で出来た溶岩台地で、地形の形状がすり鉢状になっています。



展望台からも見える縞枯山は、その名の通り山の斜面が「縞枯れ現象」で覆われている山です。
この縞枯れ現象は本州中部ではこの北八ヶ岳が最も有名で、学術的にも大変貴重なものとして注目されています。
複数の研究機関が現在も継続研究中ですが、何故このような縞枯れが起こるのかハッキリとした原因の特定は出来ていないようです。



南八ヶ岳



その向こうに北岳をはじめ南アルプス



更に中央アルプスと霞んでしまいましたが木曽御嶽山



北八ヶ岳は、八ヶ岳連峰の北部、フォッサマグナの中央部を占める大規模複成火山体である八ヶ岳火山列のうちの、北側を指します。
蓼科山や横岳などの溶岩ドームや成層火山からなり、標高2,000 m台の山々で構成され、ハイキングから本格登山まで楽しめます。
南八ヶ岳に比べ、斜面がなだらかで岩場が少なく森も多いので、山スキーの適地となっています。



下りは正面に中央アルプスを眺めながら一気に降りて行きます。

さすがにお腹も減ったのでいつものように蓼科庵さんで蕎麦と馬刺し。



ここの霜降った馬刺しはなんともいえません。



ここからは帰るだけなんですが、中央道で小黒川PAに立ち寄ります。
南アルプスが見えるPAなんですが、展望台っぽくなっているところは電線が横切ってダメ。
南側の出入り口から外に出ると田園の向こうに南アルプスが見えます。



鋸岳、甲斐駒ケ岳から鳳凰三山、仙丈岳や間ノ岳、農鳥岳まで見えます。




ここから更に陣馬形山にでも登れば完璧だったんでしょうが、時間的にも体力的にも無理。
厳密に言うと南アルプスの赤石岳とかは見えていないはずなんですが、ほぼ全ての日本の3000メートル級の山々を見たと言えるでしょう。
次は陣馬形山から南アルプスを見るか、高山の船山から乗鞍・御嶽を見るかなんて考えています。






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